月光院璋子の映画日記

気ままな映画備忘録日記です。

★11月下旬の映画鑑賞 追加分

2008年11月30日 | ■2008年 11月の映画鑑賞

ここのページは、
昨日「11月下旬の映画鑑賞」をアップしてから観た映画や、
観た後でタイトルを失念していた映画を、
順次追加したページです。

●「テヒリーム」(「TEHILIM」)
2007年イスラエル映画 監督ラフィエル・ナジャリ



ブログに別立てでアップする予定です。

●「サイコハウス」(2007年 ラッセル・マルケイ監督)

http://movie.goo.ne.jp/dvd/detail/D112290646.html

 

●「The Package」(邦題「ザ・パッケージ 暴かれた陰謀」)

http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD3835/

ブログですでにご紹介していますので、
興味を持たれた方は、そちらをご覧になってください。

●「The Strenger」(邦題「異邦人」)

数年前に亡くなった女友達の今年のバースディには、彼女が好きだったオーソン・ウェルズの映画を観ようと思っていました。本作は別立てでアップしたいと思っています。邦題が「ストレンジャー 異邦人」となっていますが、どうせ日本語にするなら、「よそ者」の方が良かったかもしれません。

以下は、同じ「ストレンジャー」ですが、こちらは複数形。前掲のリメイク版ではありません。

●「The Strangers」


2007年制作、監督は知らない監督。リブ・タイラー主演で、彼女が向き合っているのは、映画『死ぬまでにしたい10のこと』で心優しい夫役を演じた彼ですが、ラブロマンスではありません。念のため。ホラー映画です。フォラー映画を見慣れている人にとっては、イマイチ何だ~と言いたくなるB級ホラーですが、見方を変えると監督の意図が見えてくるような、そんな映画なので、後でブログでアップしたいと思います。


 


★11月下旬の映画鑑賞

2008年11月27日 | ■2008年 11月の映画鑑賞

もうじき11月も終わりですね。
思ったよりも映画三昧できないできた下旬ですが、
以下、まずは観た映画をメモしておきます。

●「ローズ イン タイドランド」
(2005年 テリー・ギリアム監督)
  
 
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD9180/

 

●「大統領暗殺」
(2006年 イギリス映画 監督ガブリエル・レイジ)
  
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD11287/

 

●「ひぐらしのなく頃に」(2007年 監督及川 中)

http://www.higurashi-movie.com/index.html
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD12421/

●「三十三間堂 通し矢物語」(1945年 成瀬巳喜男監督)
  (1)

http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD29658/

以上は、今回初めて観た映画です。いずれもおもしろいので、ブログでもアップしたいと思っています。

以下は、何度も観ている映画のラインアップとなりましたが、
『ブラックブック』は三度目くらいで、『史上最大の作戦』(The Longest Day)は数え切れないくらい。『針の眼』と『雲霧仁左衛門』は二十年ぶりくらいでしたが、今回見てもやはり面白い。この二作品はブログで取り上げたいと思っています。
『危険な情事』は1987年の映画なのに、マイケル・ダグラスが全然変わっていない!ので驚き苦笑。
『ゴジラ』は、やはり第一作の本多猪四郎監督作品が映画としては一番面白い。伊福部 昭(いふくべ あきら)の音楽こそ、成功のキーでしょうか。改めて感じ入りました。

●「ブラック ブック」(2006年 監督ポール・バーホーベン)


http://movie.goo.ne.jp/dvd/detail/D112509518.html

●「史上最大の作戦」(1962年 監督3名、ケン・アナキン&ベルンハルト・ヴィッキ&アンドリュー・マートン・&エルモ・ウィリアムス)


http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD4061/index.html

●「地球の静止する日」

http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD5884/

●「トータル リコール」
(1990年
 監督ポール・ヴァーホーヴェン
   

http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD6292/

●「ゴジラ」(1954年 監督本多猪四郎)
   

http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD24170/
http://ww5.enjoy.ne.jp/~moririn/godzilla-1954.html


●「ゴジラの逆襲」(1955年 監督小田基義)
  

http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD24279/

 

●「針の眼」(1981年 監督リチャード・マーカンド)

http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD7158/

 

●「危険な情事」(1987年 監督エイドリアン・ライン)
  
http://movie.goo.ne.jp/dvd/detail/D111879781.html

 

●「雲霧仁左衛門」(1978年 監督五社英雄)
  
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD18847/

今月もまだ数日ありますので、
さらに観ながら、上に挙げた映画の感想をブログにも書いていこうと思います。

 


「ワールド・オブ・ライズ」

2008年11月20日 | ■2008年 11月の映画鑑賞

東京から戻ったばかりで予定が立たないため、
試写会に行けなくなりそうですが、
これから見たい映画の1本です。

世の中、連日のように、
ニュースを見れば嫌なことばかり起こっているせいか、
アクション映画&サスペンス映画が好きな一人としては、
こういう映画を見て、
「あ~、面白かった」というひと時を
ぜひ過ごしたいなァと。
レオナルド・ディカプリオ&ラッセル・クロウ主演、
リドリー・スコット監督のアクション・サスペンス。

面白そうでしょ?

こういうことは映画の中だけにしてもらいたいもの。
けれど・・・・・、現実は、時として映画以上に深刻な悲劇を生みます。憂鬱になるばかり。

イラクから撤退してアフガンを主戦場にすると宣言したオバマ次期政権に対して、タリバン&アルカイダのNo2と言われるザワヒリなる人物がインターネット上でイスラム教徒に対して対米攻撃を継続するよう促す声明を出しました。アルカイダにどれだけの対米攻撃力があるのかはなはだ疑問ですけれど・・・・、アメリカがアフガンに主勢力を投入するという宣言は、いったい何を目指してのことでしょう。天然ガスのパイプラインのため?中国を仮想敵国とした将来の可能性を考えての対中国の囲い込み?

いずれにしても、
現実の国際関係は、かなり非情な展開をするので、不安はなくなりませんね・・・テロがなくなるような平和な世界を祈るばかりです
 


11月初旬の映画鑑賞(4)

2008年11月13日 | ■2008年 11月の映画鑑賞

●「忍SHINOBI」(2005年 監督 下山 天)
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=3896

●「陸軍中野学校 密命」(1967年 監督井上昭)
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD22189/

●「In the Name of the King
ブログで別立てでご紹介しています。
★・・・http://blog.goo.ne.jp/ms-gekkouinn/e/28b24d78f0853ff7758b54473e6344ed

●「Saw 5」・・・http://saw5.asmik-ace.co.jp/

先行上映で観て参りました。今後も続編が作られそうな雰囲気ですが、このシリーズ、3あたりで終わっていた方が良かったかもしれませんね。ジグソーの過去だのSawのテーマの種明かしがご丁寧にすでに前作で為されているので、いかに鈍い観客でも、いい加減飽きたのではないかと。

●「イーグル アイ」・・・http://www.eagleeyemovie.com/intl/jp/

あっと驚く展開でしたが、終わってみれば、真新しいテーマではありません。見所は、ノンストップの顛末ですね。

●「Revelation」(2001年 監督スチュアート・アーバン)

映画『ダヴィンチ・コード』などよりずっとスリリング。キリスト教圏でこうした映画が制作されるのだから、感心してしまう。こういう映画には、トム・ハンクスのような日向街道を歩く俳優は出ないだろうなあ。ブログで別立てで取り上げますね。


★11月初旬の映画鑑賞メモ(3)

2008年11月11日 | ■2008年 11月の映画鑑賞

●「アメリカを売った男」(2007年 監督ビリー・レイ)



コレを見るのは二度目。20年以上にわたってKGBに国家機密を漏らしていたというFBI捜査官ロバート・ハンセンの逮捕までの実話に基づいた映画。若手俳優のライアン・フィリップの起用も功を奏しているけれど、いつもは助演的な脇役が多いクリス・クーパーの演技が最大の見所ですね。クリス・クーパーという俳優の底知れない奥深さを感じると同時に、実在のロバート・ハンセンという捜査官の闇の深さを垣間見て震撼する・・・・冷戦下のスパイたちがこうした二重スパイや裏切りによって命を失っていったことを思うと、逮捕も止むを得ないという立場は了解できますが、諜報戦において「駒」ではなく「人間」であろうとしたときに、こうした裏切りが発生するのかもしれません。実に複雑な気持ちになりますが、サスペンスとしては大変よく出来た映画だと改めて思います。

★ご参考までに。
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD12189/index.html

●「Wanted」(2008年 監督ティムール・ベクマンベトフ )

また見てしまった!(汗)以前も拙ブログで取り上げていますので、委細はそちら(↓)をご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/ms-gekkouinn/e/001d70ceaa0dab55328d2b23c7cfeb4b

仕事のストレスで胃薬を飲み続けているヤワなサラリーマンをやっている男、ウェスリーを演じているジェームズ・マカヴォイが笑えるけれど、

アンジェリーナ・ジョリーの雌虎のような表情が見もので、何度見ても圧倒されちゃいますね。
それにしても、笑えます。


http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD12870/gallery/i001.html

スカッとしたい方、007もマッツァオ~の内容の殺し屋稼業とその組織の面々はまさにアクション漫画そのもの。それを映画で観てみたいという方、未見の方には、かなりおススメです。

●「ボーン・アイデンティティ


もう、言わずもがなのスパイアクション映画。拙ブログでも取り上げていますが、「1」にあたるこの映画は、それだけで結構完成度が高い映画ですね。続編の「2」にあたる『ボーン・スプレマシィ』や完結編の「3」にあたる『ボーン・アルティメイタム』などを観終えている立場からすると、何とも言えないシーンがあって感慨深いものがありました。時間が経ってから三作まとめて観るというのは、おススメ。二重三重に楽しめます。


(眼鏡をかけたクライヴ・オーエンも、なかなかいい感じ)

第一作の一匹狼的なCIA専属の殺し屋の一人をクライヴ・オーエンが演じているのをすっかり忘れていましたし、クリス・クーパーは『アメリカを売った男』を見終えてから本作を見たせいで二重に楽しめた感じですね。

★未見の方、ご参考までに。
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD33135/


●「サンドラ・ブロックの恋する泥棒」(1996年 監督ビル・ベネット )


これほど退屈な映画も珍しい。(いえ、結構ありますが)サンドラ・ブロックのファンには申し訳ないけれど、駄作。彼女は、こうした本来ならコメディタッチの映画であるべき作品を、中途半端にシリアスラインにしてしまうのでその表情のせい。コメディには向かないということなのでしょうね。

★ご参考までに。http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD10444/


●「椿三十郎」(2007年 監督森田芳光)



これも二度目。最初映画館で観たときには、やはり脚本がしっかりしているせいか現代版の椿三十郎として悪くないと思ったものですが・・・・、こうして再び見ると、他のシーンはともかくとしてラストのシーンがやはり物足らない。三船と仲代のシーンと比べてしまうのはどうしようもないですね。
http://tsubaki-sanjuro.jp/index.html

未見の方は、黒澤の同名の映画と見比べてみてください。
映画は脚本で決まると思っておられる方も、
脚本が同じでも、こうも違う椿三十郎の仕上がってしまうということ、いい悪いではなくキャスティングもまた映画の命かなと。

●「インランド エンパイア」(2006年 監督デヴィッド・リンチ)



ローラ・ダーンという女優が見たくてこの映画を観る人はいないはずで、デヴィッド・リンチ監督作品だからということで観る人がほとんどではないかと思うけれど、内容は玉ネギ映画。
デヴィッド・リンチ監督にしては映像的にこれでいいのと聞きたくなるくらいに不満が大きく、フィルムをぼやけさせたのは失敗かも。

★ご参考までに。http://movie.goo.ne.jp/dvd/detail/D112323498.html

でも、ジェレミー・アイアンズが出てたので、
個人的に、それだけでもよしとしようと思いますが、玉ネギイリュージョン映画が苦手な方にはおススメしません。



●「デッド フォール」(1989年 監督アンドレイ・コンチャロフスキー )


1980年代って、こういう映画でも十分面白いと思っていたのですね。シルヴェスター・スタローンがイメージチェンジをした役柄で、スーツ姿にオールバックに銀縁眼鏡、株の売買をするタンゴという刑事役で、相棒のカート・ラッセル はよれよれのラフなスタイルという対極というキャラながら、やはり肉弾戦専門というか、マッチョ刑事二人の活劇で、セガール並みに何とも重たかったです。
が、カート・ラッセルの女装が見られる唯一の映画かも。

★ご参考までに。
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD6189/


●「デーヴ」(1993年 監督アイヴァン・ライトマン)


アメリカ大統領選挙が終わったばかりなので、よけい面白く観ましたが、こちらは大統領がそっくりさんと入れ替わるという映画。随分久しぶりに観ましたが、途中まで観た事をすっかり忘れて観てしまうほど、ちっとも古臭くない。
本物の大統領(これもケヴィン・クラインが二役)は愛人のところで腹上脳死となり、本作はその影武者を務めることになったディヴという男が巻き起こすアメリカンドリーム。アメリカ映画の良質なヒューマンドラマの秀作ですね。
その邪気のなさと人柄の良さ、それでいて本物よりも柔軟で頑固で意志強固なために、ディヴはやがて本物の大統領以上の理想実現にまい進するも、本物の大統領が行った汚職の責任を取らされる。何といっても主演のケヴィン・クラインの脇を固めている面々がなかなかで最後まで飽きることなく見入ってしまいます。

★ご参考までに。
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD10253/

★ケヴィン・クラインhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3



●「スーパーマン リターンズ」(2006年 監督ブライアン・シンガー)

スーパーマン映画はイマイチ苦手だったのは、アメリカ男性の一つの典型的な容貌であるクリストファー・リーヴという俳優の容貌が苦手だったせいかもしれません。本作では、一見若い頃の彼かと見紛うほど似ているけれど、彼よりはずっと距離が縮まるような俳優ブランドン・ラウスという若手が抜擢されています。
「スーパーマンって、現代のイエス・キリストだったのね」ということがよく分かる映画でした。VFX技術の駆使がうまいブライアン・シンガー監督ならではのスーパーマンで、こうも違った映像の映画になるのかと見入ってしまいました。


★ご参考までに。
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tydt/id324027/

★ご参考までに。クリストファー・リーヴ
http://www.imdb.com/name/nm0001659/

 

●「スリーキングス」(「Three Kings 」)
(1999年 監督デヴィッド・O・ラッセル )

思いがけない展開の映画で、最後まで飽きることなく観てしまいました。映像も、良かった。アクション映画+戦争映画+政治映画+宝探し冒険映画+エトセトラ・・・・という本来いっしょにしたら中途半端な駄作になるような要素大なのですが、不思議と違和感がないから不思議です。そのまま観ていけば楽しめる・・・そういう映画です。
ジョージ・クルーニー始めとしたキャストの佇まいというのか、彼らの持ち味が遺憾なく発揮されていて、トロイ役のマーク・ウォルバーグが秀悦。ラスト、なかなかでしたね。

★ご参考までに。
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD31860/

 


★11月初旬の映画鑑賞メモ(2)

2008年11月07日 | ■2008年 11月の映画鑑賞

●「スコルピオ」(1973年 マイケル・ウィナー監督)

冷戦下のスパイを扱ったハードボイルド映画。今観ると、ラストの衝撃はそうなるエンディング以外は考えられない、いわば運命として織り込み済みではあっても、二重スパイに対する組織の非情さは凄まじい。今日の目で見るなら、愚かな官僚を上司に持った場合の悲劇とも言えるかもしれない。バートラン・カスターとアラン・ドロンの競演と彼らのリアルなアクションは、ワイヤーアクションやCGと比べると緊張感があり新鮮ですらあります。


★http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD4724/ 

 

●「トリコロールに燃えて」(2003年 監督ジョン・ダイガン)

同じジョン・ダイガン監督の映画『妻の恋人、夫の愛人』と『監禁 PARANOID』は見損ねているので、それらも合わせて観たいと思っています。


★http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD5876/

 

●「ユニヴァーサル ソルジャー
(1992年制作 監督ローランド・エメロン)

エメロン監督というと、『スターゲイト』や『インディペンデンス・デイ』や『GODZILLA』あるいは『パトリオット』の監督というイメージが最初に来るか、映画『デイ・アフター・トゥモロー』や『13F』を思い出すかで随分イメージが変わるのではないかと思うけれど、ジャン・クロード・ヴァン・ダム出演作では、これが一押しかもしれませんね。
いま見直してみても、なかなかスリリングで面白い。


★http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD9323/




●「敵、ある愛の物語」(1989年 監督ポール・マザースキー)

ポール・マザースキー映画というと、どうしても≪孤独を描く監督≫というイメージを持ってしまうのは、私だけだろうか。『ハリーとトンと』や『結婚しない女』が制作されてから既に30年。彼の監督した作品をまとめて取り上げてみたい誘惑に駆られます。この映画は、原作がノーベル賞作家のアイザック・バシェヴィス・シンガー。映画『愛のイエントル』も彼の原作でしたね。バーブラ・ストライサンドが素晴らしかったけれど、今観たらまた違った感想を抱くかもしれないので、観てみたい。
本作は、第二次世界大戦のポーランドの収容所で愛する家族を失って残された人間たちが、奇妙な関係を結んで苦悩するストーリーながら、何故か笑えて泣ける、まるで≪軽妙なのにやがて哀しいモーツアルト≫の音楽のような映画。別立てで取り上げてみたいと思います。ロン・シルヴァーとアンジェリカ・ヒューストンが秀悦。


★http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD6058/ 



●「スウィート ノーヴェンバー」(2001年 監督パット・オコナー)

シャーリーズ・セロンがあまり好きな女優ではないせいで、観損ねていた1本だと思っていたのですが、前にも観ていました。やはり、イマイチだという印象が大きいのは、共演のキアヌ・リーヴスのイメージがどうもこの映画に合わないと感じたせいかもしれませんね。ラヴ・ストーリーが好きな若い方達にならおススメかも。


★http://movie.goo.ne.jp/dvd/detail/D112599743.html

 

●「ブラック スネーク モーン
(2006年 監督クレイグ・ブリュワー)

テレンス・ハワード主演の映画『ハッスル&フロウ』(http://eiga.com/official/HandF/)の監督。1971年生まれというので、まだ三十代の監督ながら、なかなか魅了してくれます。


(クレイグ・ブリュワー監督)

本作は、DVDの表紙や映画の予告シーンだけ見ると、≪飼育モノ≫にサミュエル・L・ジャクソンが出演しているのかと驚いてしまいますが、全然違いますので、念のため。クリスティーナ・リッチの熱演に拍手。ジャスティン・ティンバーレイクも繊細なアメリカの青年を好演。S・エパサ・マーカーソンという私の好きな女優も出ていて、彼女の存在感がとても救いとなっていて良かったです。
ブルースのお好きな方にはかなりおススメの映画です。


★http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD11115/

 


☆11月初旬の映画鑑賞メモ (1)

2008年11月03日 | ■2008年 11月の映画鑑賞

●「レッドクリフ 赤壁(三国志)」(2008年 ジョン・ウー監督)



観るのは、これが二度目になります。8月にここのブログでちょっとご紹介http://blog.goo.ne.jp/ms-gekkouinn/e/18e6d214d3530795a1aa73b24137f924しましたが、
先行上映で観ているので、今度が二度目です。
監督はジョン・ウーですが、製作国がアメリカ、中国、台湾、日本、韓国と表示されていることに改めて目がいきました。
別立てでブログに新たにアップしたいと思います。
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD12528/


●「スルース」(「SLEUTH」)(2008年 監督ケネス・ブラナー)


★公式サイト。http://www.sleuth.jp/
★ご参考までに。http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD12063/index.html

このぞくぞくする映像美の映画もここのブログで別立てでアップしますので、お待ちください。

●「ブロークン アロー」(1995年 監督ジョン・ウー)



1995年というと、いまから13年前。今般ご紹介しようと思っている「レッドクリフ(赤壁)」と同じジョン・ウー監督のアクション映画ですが、10年以上も前のものになると、さすがに「ちょっと、古いなァ」と感じさせられました。無論、古さを感じない「ヒート」のような映画もありますけれど。
二つは同じ頃に製作されたものだったと記憶しますが、フィルムはこちらの方がいいモノを使っているように思うのですが、内容に古さを感じるのって、マイケル・マン監督とジョン・ウー監督の違いでしょうか。ジョン・ウー監督って、不易流行という言葉はカンケーねえですもんね・・・昔はいい映画も作っていたんだけど、いまはとにかく旬のスター起用で”エンターテイメント”まっしぐら。そのセンスは抜群ですが、そういうのって、やっぱり古くなっちゃうんですよね。。。。。
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD10546/