ディープなところを訪ねて「ピーター」＠浅草

(浅草に行った時の続き)

以前から課題だった浅草周辺の散策。
浅草の中心は、浅草寺や六区付近のイメージなんですが、
その周辺のお店にもいくつか気になるところがあって、
一度、周辺を散策してみたいなあと思ってました。

すなわち浅草ディープ散策。

まずは、確か田舎うどんさんが紹介されていたお店。
大学いも、って好きなんですよね。
思わず買ってしまったけど、ちょっと失敗かな？




家に持ち帰るまで半日近くかかったので、
水あめが溶けちゃったようです。
単なるごま付きさつまいも。


「千葉屋」：台東区浅草3-9-10


浅草周辺で外せないのが「梅むら」さん


いつ食べても、美味しいですね。


「梅むら」：台東区浅草3-22-12



そして、
ここに来てみたかった「ピーター」さん

カレー雑誌に出ていて、気にはなっていたけど・・・
今回浅草の話になって、そういえば、って思い出したんです。
しかも、しっかりと浅草周辺になってますね。

ここは、かなり古くからやっている喫茶店のようで、
やや年配のお母さんがカレーを作っています。

店内は、10数人でいっぱいになってしまうぐらいの広さ。
壁には一面にかつての俳優などが描かれています。

この店のお母さんに聞くと、
この絵は紙芝居の黄金バットの絵を描いた人が描いてくれた
とのことらしいが・・・
確か黄金バットは紙芝居から誕生したヒーロー。
そのときの作家が描いているのかな？
かなり古い時代の人だと思うけど・・・
そのへんのところは曖昧でもいいかな。
（気になる人はwikiでも見てください。）


で、肝心のカレーですが、
シンプルに普通、大盛、小盛のみ。
どんなカレーなんだろう。


じゃあ～ん、やはり想像したものにかなり近いですね。
見た目はまるっきり、小麦粉カレー。
（ちなみに、これは小盛で注文しました。）



一口、二、三口と食べてみて、
あれ、確かに小麦粉カレーではなさそうです。
いわゆる喫茶店の煮詰まったカレーもないですね。

スパイスが効いてます。
喫茶店のカレーでスパイスを感じるのは、
今でこそ普通にありますが、
おそらく、お母さんが若かりし頃、
この味で提供していたとしたら、抜群の注目度だったことは想像できます。
辛さもガツンとくるものでなく、ほのかにじわっと。
まあ、普通のカレーです。
歴史を感じさせる味ですね。


セットのアイスコーヒーをいただいて、ごちそうさま。




「ピーター」：台東区西浅草3-13-1