小さな青い目の子猫を
真ん中において さあ
みんなで たすけましょう
みんなで やりましょう
どんな大変なことでも
がんばって なんとかしましょう
ほんとうにもう かわいい子猫のいうことを
きいてあげないものがいたら
神様が泣きます
つまりはです
北辰制というのは
余りに純真な愛がいるので
みなが愛のためにやらずにいられなくなるということです
(ああ それはすばらしいつかみ方だ)
そのとおり
でも もう二度と
あなたのような北辰はいやですよ
(なぜですか)
かわいらしすぎると みなが
愛にとらわれて
やりすぎてしまいますから
苦しいことになる恐れがある
北辰はそれなりに
立派な人がやりませんと
子猫ではこまる
(わたしは子猫ではありませんよ)
子猫ですよ
かわいらしいといったら
小さくて めまいがしそうなほどに弱くて
どうしたらいいのだ
なにをやってあげたらいいのかと
人間が苦しむ
(いつわたしが猫になったのですか)
さてね
ふ