那覇の第一夜は兄弟店のはしごとなりました。二軒目は「八合一升」を訪ねます。
以前はいの一番に訪ねていた当店ですが、調理も接客も少人数で対応するため、注文が立て込むと間延びしやすくなるという難点に気付いてきました。そこで、前回はあえて二軒目に回したところ好結果だったため、今回も同様の選択となった次第です。しかし、遅ければ遅いほどよいというものでもありません。
というのも、木曜の晩だけにお客の帰りも早いのか、先客の姿が全くなかったのです。さらには接客のお姉さん、青年と板前も上がっており、店主は奥のテーブル席で手持ち無沙汰にしていました。元々愛想を振りまくような店主ではなく、こちらも本来自分の方から話しかけるような性分ではないだけに、広々したカウンターに店主と二人きりという状況が今一つ落ち着きません。酒場には多少の賑わいも必要という、分かり切った事実を再認識させられる結果となりました。
そのような中、店主と交わした数少ない会話の一つとして鰹の話があります。品書きに鰹があるのを見て、沖縄でも鰹は獲れるのかとたずねたところ、宮古の鰹だとの返答が。そうか三陸の戻り鰹かと納得し、今月三陸へ行ったことを話すと、どうも話が噛み合いません。よくよく聞けば宮古とは宮古島のことでした。文字にすればどうということのない話とはいえ、旅情を感じる一幕です。
★八合一升
那覇市牧志1-8-5 宮城ビル1F
098-863-3201
1800PM-030AM(LO)
火曜定休
残波
突き出し(もずく)
かつお刺身
島らっきょう
以前はいの一番に訪ねていた当店ですが、調理も接客も少人数で対応するため、注文が立て込むと間延びしやすくなるという難点に気付いてきました。そこで、前回はあえて二軒目に回したところ好結果だったため、今回も同様の選択となった次第です。しかし、遅ければ遅いほどよいというものでもありません。
というのも、木曜の晩だけにお客の帰りも早いのか、先客の姿が全くなかったのです。さらには接客のお姉さん、青年と板前も上がっており、店主は奥のテーブル席で手持ち無沙汰にしていました。元々愛想を振りまくような店主ではなく、こちらも本来自分の方から話しかけるような性分ではないだけに、広々したカウンターに店主と二人きりという状況が今一つ落ち着きません。酒場には多少の賑わいも必要という、分かり切った事実を再認識させられる結果となりました。
そのような中、店主と交わした数少ない会話の一つとして鰹の話があります。品書きに鰹があるのを見て、沖縄でも鰹は獲れるのかとたずねたところ、宮古の鰹だとの返答が。そうか三陸の戻り鰹かと納得し、今月三陸へ行ったことを話すと、どうも話が噛み合いません。よくよく聞けば宮古とは宮古島のことでした。文字にすればどうということのない話とはいえ、旅情を感じる一幕です。
★八合一升
那覇市牧志1-8-5 宮城ビル1F
098-863-3201
1800PM-030AM(LO)
火曜定休
残波
突き出し(もずく)
かつお刺身
島らっきょう