日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

再開

2016-10-06 23:36:41 | 旅日記
四日間の平日を乗り切り、明日から活動を再開することになりました。三連休の前に休みを一日加え、八戸を振り出しに四日をかけて戻ります。

北海道から八戸に一旦戻り、そこから東北を南下していく旅も、今回で三年連続となりました。今年の花見も入れれば四度目です。ただし今回は趣向を大きく変え、津軽には向かわずに三陸を経由します。
直接の決め手となったのは、連休初日、つまり旅程としては二日目が雨と予想されていることです。八戸から一日かけて津軽へ行くまではよいとしても、翌日雨が降っては現地ですることがありません。去年も一昨年も快晴の状況で津軽を訪ねていることもあり、雨なら見送ってもよかろうと考えました。
そこでにわかに浮上してきたのが、三陸を南下していくという代替案でした。かつては汽車旅を中心にしばしば訪ねていた三陸も、震災で壊滅してからは完全に遠ざかっています。五年の節目を迎える今年、復興の足跡をこの目で見届けるにはよい機会と思い立った次第です。

三陸へ行くのであれば、教祖が激賞する気仙沼の聖地「福よし」を巡礼しておきたいのはやまやまながら、ある程度予想していた通り連休初日は予約満席、中日は休みで取り付く島がありませんでした。しかし、その代わりに連休初日は釜石の、二日目は仙台の宿を押さえることができました。その結果、明日は久々に八戸で一献傾け、翌日から釜石、仙台の順で三陸海岸を南下していくという流れが濃厚です。八戸と仙台のほぼ中間の釜石で一泊する形となり、時間配分の点ではこの方が気仙沼よりむしろ理にかなっています。連休中に仙台の宿が取れたことを含め、直前に手配した割にはうまくまとめられたといってよいでしょう。あとは天候が少しでも上向いてくれれば申し分ありません。
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