日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

房総半島縦断ツアー 2016 - 全行程終了

2016-10-16 22:41:49 | 関東
全行程終了です。357号線経由で帰ります。MOSの閉店と同時に出た前回に対し、今回は若干早い出発です。場合によっては今日中の帰着も考えられ、日付をまたぐとしてもわずかで済むでしょう。前回もそうだったのですが、車中泊の影響により一泊の小旅行にしては疲れています。早く帰って休養できそうなのは幸いです。
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房総半島縦断ツアー 2016 - モスバーガー千葉大学前店

2016-10-16 21:55:46 | MOS
さらに市街を周回して10時の位置まで下りてきました。今年もここへ戻ってこられたのを幸いに思います。小旅行の最後を飾るのは千葉大学前店です。
前回は二人掛けのテーブル席が安っぽい張りぼてに交換されてしまったことを嘆きましたが、ここへ来ると好んで着席する造り付けのテーブルは健在です。寄木の天然木なのは土気駅前店を始めとする往年の造りを残した店舗と同様ながら、ここのテーブルはやや暗めの色を特徴としており、腰壁、ダストボックスなど木目を使った部分も同系統の色合いをしています。そのテーブルに陣取れば、年代物のシェイクマシンが鎮座するレジカウンターに正対する形で、店内の全貌が見渡せるという仕掛けです。
今日はそのテーブルに先客が。と思いきや、こちらが入るやいなやその先客が立ち上がりました。よくよく見れば、先客と思っていたのは店主です。訪れるお客もまばらな日曜の晩、客席で手持ちぶさたにしていたのでしょう。「オーナー」の名札も誇らしげな店主に加え、前回見かけた跡取りも健在です。個人経営ならではの大らかな雰囲気は今や貴重になりました。

モスバーガー千葉大学前店
千葉市稲毛区緑町1-26-6
043-247-5655
700AM-2300PM
第745号
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房総半島縦断ツアー 2016 - モスバーガー千葉小倉町店

2016-10-16 20:55:59 | MOS
進路を西に変えて千葉市街を二時の位置まで周回してきました。続いて訪ねるのは千葉小倉町店です。
何一つ変わった様子がなかった土気駅前店に対し、ここでは明確に変わったことが一つあります。店の代名詞である中庭の植栽が取り払われ、そこから屋根の上へと突き出る木が一本だけ取り残されているのです。大きさが異なる正方形の枠をピラミッド状に積み上げ、一番下段と上から二段目に入れ替えたばかりと思しき土が詰め込まれていることからして、植栽を一新するところにたまたま重なったのでしょうか。
鬱蒼としていた草木がなくなって気付いたのは、中庭の片隅に水やり用の蛇口が備えられていることです。やはり、あれだけの草木を手入れするにはそれなりの手間が要るのでしょう。今回は肩透かしに終わりましたが、次に訪ねたときには丹精込めた中庭が復活しているかもしれません。

モスバーガー千葉小倉町店
千葉市若葉区小倉町871-18
043-226-6177
700AM-2400PM
第8099号
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房総半島縦断ツアー 2016 - モスバーガー土気駅前店

2016-10-16 19:56:38 | MOS
満月を追うかのように東へ走り土気にやってきました。毎度おなじみ駅前のMOSを再訪します。
たとえば居酒屋の場合、同じ店に何回足を運んでも、新しい発見が一つは二つは出てくるものです。しかしこの店についていえば、限定メニューの懸垂幕以外には前回から何一つ変わった様子がありません。しかし、MOSに関する限りは何一つ変わらないことこそ最高の価値ともいえます。Mマークのステンレス板をはめ込んだレジカウンター、その傍に鎮座する造り付けの円卓、その中心から吹き抜けの天井へ向かって延びる樹木など、唯一無二の造りが大切に受け継がれているのは幸いです。

モスバーガー土気駅前店
千葉市緑区あすみが丘1-20-1
043-294-8689
700AM-2300PM
第8097号
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房総半島縦断ツアー 2016 - いまでや

2016-10-16 18:46:30 | 酒屋
ここからは千葉市街を半時計回りに迂回しつつ、酒屋とMOSを拾っていきます。まず立ち寄るのは「いまでや」です。
以前訪ねたときは、白木と白壁を効果的に使った瀟洒な店内を絶賛しましたが、久々に訪ねて思うのは圧倒的な品揃えです。先日訪ねた仙台の「阿部酒店」の三倍はあろうかという区画には実に13面もの冷蔵庫が鎮座し、東北から九州まで各地の錚々たる有名どころが勢揃いしています。常温保管の酒もほぼ同じ数だけあることからすると、どう少なく見積もっても千本単位の在庫があるわけです。しかも地酒のみならず、さらに大きな区画でワインを扱っており、やや狭い区画とはいえ焼酎の取り扱いもあります。狭いといっても「阿部酒店」との比較で倍はあろうかという面積です。交通至便な都内の一等地というならともかく、駅からではまず歩けない千葉市街の一角でこれだけの品々を取り扱い、なおかつ売り切っているという事実は驚くべきものがあります。
時期が時期だけにひやおろしに目が行きがちな中、意表を突く澱絡みの明鏡止水があったためまずこれを購入。さらに片隅へ追いやられて肩身が狭そうな千葉の地酒の中から、往復通った久留里への敬意を表し「福祝」を選びました。

いまでや
千葉市中央区仁戸名町714-4
043-264-1200
1000AM-2000PM(日祝日 -1900PM)
水曜定休
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房総半島縦断ツアー 2016 - 糸合シ由

2016-10-16 17:29:16 | 関東
その後上下列車を各一本撮影したところで日が暮れました。五時過ぎに早々と千葉市街へ入るという異例の展開です。これではMOSに寄っても時間を持て余すため、給油と洗車を済ませていきます。
前回も自分にしては珍しく旅先での洗車でしたが、そのときは大量に飛沫を浴びるというやむを得ない事情により、限られた時間の中でざっと洗っただけに過ぎません。その長旅で3000km以上を走ってくれた相棒への感謝も込めて、今回はプロによる手洗い洗車でお願いしました。
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房総半島縦断ツアー 2016 - 月崎駅

2016-10-16 15:17:04 | 関東
久留里から進路を東に変えて小湊鐵道の沿線を再訪します。目当ての一つが昨日日陰になってしまった月崎駅です。
小柄な木造駅舎は線内の他の駅と同様ながら、寄棟屋根が大多数を占める中、こちらの駅舎は切妻屋根です。さらに変わっているのは駅舎の屋根周りに電飾が施され、その中央から星形をした電飾が突き出ていることです。駅舎を正面から眺めれば、背後には尖った針葉樹が突き出ており、傍にある公衆電話も尖った屋根をしています。星形の電飾はこれらに着想を得たものなのでしょうか。点景ともども絵になる佇まいです。
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房総半島縦断ツアー 2016 - 上総亀山駅

2016-10-16 14:00:03 | 関東
結局今回も外房を切り、昨日と逆の経路をたどって上総湊から内陸に入りました。久留里線の終点上総亀山駅に立ち寄ります。
城下町の佇まいを持つ久留里の町に対し、商店が一軒あるだけのささやかな駅前ではありますが、久留里駅によく似た切妻の木造駅舎が健在です。三和土の待合室は小ぎれいに保たれており、窓際には造り付けのベンチがあって、反対側には斜めになった出札口とかつての荷物窓口が。その荷物窓口には国鉄型ありし頃の写真の額が飾られるなど、無人化されながらも大切に使われている様子なのは好ましいものがあります。
ちなみに線路の終端に立つ柿の木が実っています。柿のない北海道と北東北を旅してきて、もうそんな時期かと今更ながら気付きました。
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房総半島縦断ツアー 2016 - 武平館

2016-10-16 11:10:56 | B級グルメ
外房へ回るか、内陸を北上するかで逡巡するうちに11時を回ってしまいました。駅前の「武平館」が開いたため、こちらで遅い朝食兼昼食を済ませていきます。品数豊富で決めかねる状況の中、今回は黒板のおすすめからカントンメンを注文。具沢山のあんかけも麺もおいしくすっかり満腹、推される理由も納得の一品でした。

★武平館
南房総市市部24
0470-57-2019
1100AM-2000PM
木曜定休
カントンメン740円
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房総半島縦断ツアー 2016 - 岩井海岸

2016-10-16 09:52:39 | 関東
那古船形の駅を定点観測してから船形の漁港を訪ねると、当てにしていた食堂が鮮魚売場もろとも撤退しており、土産物が申し訳程度に売られているだけのお寒い状況に変わり果てていました。そのまま退散し岩井の海岸まで戻ってきたところです。
気温は少し上がって18.5度、日が射すと軽く汗ばむようになってきました。都内では連休明けから急に涼しくなり、半袖では肌寒く感じる場面も出てきましたが、房総の暖かさはさすがです。
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房総半島縦断ツアー 2016 - 二日目

2016-10-16 08:23:14 | 関東
おはようございます。昨夜は肴が尽きた後も月見に興じ、眠りについたのは二時前でした。目が覚めたのは八時前で、朝日は既にかなりの高さになっていました。お盆に北陸でキャンプをしたときには、六時になれば朝日の熱さで目が覚めていたわけです。それが今では閉め切った車内でもそのまま眠れてしまうという事実に、二ヶ月という時の流れを実感させられます。
気温は前夜から変わらず16度、雲は多めながらも時折日差しも注ぐそれなりの好天です。ただしこれも長続きはしないらしく、終日曇というのが房総の予報となっています。とはいえ、雨が降らない限りまっすぐ帰る手はありません。一日かけて房総半島を北上し、最後は千葉のMOSに寄ってから帰ります。
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