球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

Water drops

2007-02-06 | 技術
というのは今聴いている音楽の話。
この曲はピチカートだけの曲で、これからの話とはあまり関係ないんだけど。

僕の音楽の原点は電子音です。
昔から聴き続けてきた安っぽい電子音。
音階はわかんないけどね、空で歌える音楽なら、いくらでもあるよ。
ちょっとイメージが伝わらないから、歌わないけど。

最近微妙に流行のロックマンのスーパープレイを見ながらそう思うのです。
なんでここで流れている音楽は、こうもよいのかなって。
俺はそういう育ち方をした、ということです。

ロックマンといえばCAPCOMですが(今はバイオハザードと逆転裁判で生きている会社)、
この音楽を聴いていると、多くの人が音楽を褒めそやすKONAMIに
決して負けていない時期もあったと思います。

ハードが進化してより電子音っぽさの薄い音が出てくるようになったけど、
結構確信を持って言えるのは、同じ音楽でもプレステの音源だったら僕の心は揺れていないということ。

よく皆が言います、"音楽と記憶の結びつきは強い"と。
僕も言いますし、そう思いますね。

マニアックな話を許してもらえるならば、
僕は"ふぁみこん昔話 鬼ヶ島"の第八章の冒頭がとても好きです。
安っぽい絵柄と、安っぽい音楽。

そして、主人公は、緑のうずとおはな(雉)のテーマに乗って、
できれば水に流したいような出来事… 契約を、破ります。

"いいですか、この箱は決して開けてはいけませんよ…"
"いいじゃないか、開けたって…"
立ち上る白い煙。
主人公は悪の権化、竜を目覚めさせてしまう。
そうだった… 俺はその償いをするために、今、ここにいる…

まぁこの場でいきなりディスクシステムのソフトのネタバレをしても
仕方がないのでこれ以上詳しい話はしないことにしますが、
芸術はともかくエンターテイメント作品には、それくらい付け入る隙があっていいと思います。

どんな作品にも自分の想像力を交える隙がないならば、
有明という言葉がキーワードとなるやり取りなんて、初めから存在できないことになってしまいます。

私が結構昔から好きなSophiaの"黒いブーツ"という曲があります。
聴きようによってはこれまた安っぽいな音のですが、何故か惹かれてしまう。

なんだか電子音に慣れ親しんだ自分があるなぁってことを書いてみました。
(その割には、トランス音楽とかは聴いたことがありませんが。)
15分で1000文字書けたことを考えると、割と自分の一部なんでしょうね。


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