行路(引き)
ロヴァニエミから南に行ってることしかわからんね。
行路(ヘルシンキ)
スオメンリンナに行って戻ってきました、と。
行路(ヘルシンキ)
スオメンリンナに行って戻ってきました、と。
今日の予定
・ロヴァニエミ→ヘルシンキへ移動
・スオメンリンナのツアー
・ホテルで貸し切りサウナ
○ロヴァニエミ→ヘルシンキへ移動
どうも、土日は午前中に空港まで行くバスがない模様。ここを日本でちゃんと調べてこなかったため、昨夜どうしようかかなり焦った。
仕方なく、昨日落としたMenevaなるアプリを駆使してタクシーに来てもらう。
ロヴァニエミ市内から空港までの距離はさほどなく、
これっぽっちの距離で30ユーロとか高すぎる、という不満はあったが、
定員6名のBOX席のタクシーが来て、何かすべてを察した。
後から思えばこちらの乗車人数を伝えるから小さい車にして安くしてくれという交渉をすることはできたかもしれないが、予測してなかったため今回は出来なかった。
空港は…少ないスタッフで回しているからなのだと思うが、
荷物のチェックインの回転は遅く、朝から長蛇の列に飲まれたなど、イマイチな時間。手荷物チェックが終わって以降も混雑していたため、特に何もしていない。
何となく撮影したゲート
【スオメンリンナ】
ヘルシンキの市場からフェリーで10分で着く世界遺産。
紅葉が超キレイ!秋の訪問もいいね。
少し過去の話。昨年の5月に行った際は天気が悪かったこと、一人で行ったこともあって漫然と写真だけ撮影して帰る、というメリハリのない観光をしていたためにあまり印象に残らない場所という感想だった。海風が強く寒かったことばかりが印象的で、次に行くときは防寒をしっかりしていこうということだけ頭に残っていた。
そんな記憶を不本意に思っていた部分もあって、今回は英語のツアーを予約し、真面目に説明を聞くことにした。固有名詞が多くうまく聞き取れなかった部分も多いが、スウェーデンの一部であった頃、対ロシア戦での拠点、兵士の駐屯地としての機能を持ったこの地、実際にこの島で戦闘が起こったことは無く、歴史書にこの島が記されてはいないらしい。
ガイドさんの説明を踏まえてこの地を見ると…当時の混乱をも平定していくかのような、現地の人々の静かな生活が偲ばれた。こういう場所で余生を過ごせたら幸せだろうと思えた。
何しろ景観が素晴らしく、僕の足が疲れを知らないものであったなら、島を隅から隅まで歩いて、写真を1000枚でも2000枚でも撮りたいと思うくらいだった。(実際は疲れるため、100枚とか200枚といったところである)史跡として世界遺産であることは注目に値するが、歴史にさほど興味がない人でも、今の静かな風景を呼吸するだけでも十分に行く価値はある。
しかし海岸の海風は本当に厳しく、ヘルシンキ観光より一段階耐寒レベルを上げないとひたすら寒い観光になりかねないという注意は前回と変わりなし。
うーん西日が強いとかなんとか。
帰りのフェリー。ワンデーチケットで乗車できるので、楽。
【ヘルシンキに戻って…】
街中も紅葉の季節で、木々が美しい。"日本には四季がある"みたいな言葉はよく聞くような気がするが、フィンランドにだって四季はあるじゃないか、と思った。少なくとも今回の訪問は、紅葉の季節の良さを各地で味わうことができ、単なる街歩きとしての満足度は高い。
ヘルシンキとロヴァニエミで、日本の秋と冬を二日で見てしまった気がしなくもないが。
この季節ならではの美しさである。
【ホテルで貸し切りサウナ】
今回宿泊したのはHotel Rivoli Jardinというホテル。
左方向からホテルの入り口に通じる道がある関係で、このアングル。
買い物の中心であるエスプラナーディ通りまで近いのが良い点で、
バスやトラムまで若干距離があるのは惜しい点である。
もう一個良い点があり、それはサウナの貸し切りというサービスがある点。
1.5時間で15€/部屋という価格設定をどう思うかは人によると思うが、個人的には非常に満足度は高い。人数が増えるほど安上がりで、それが街中のサウナと違った良い点でもある。(街中のサウナはあくまで人数×入場料である。当然)
着替えゾーンからサウナまでが貸し切りなので、90分感を目いっぱいリフレッシュのために使えた。なお、90分とは結構丁度良い時間で、75分では時間の足りなさを感じてしまうし、120分ではのぼせてしまう。
たっぷり暖まった後にゆっくりと体を冷まし、心地よく夜を迎えた。
昨日まで結構疲れるスケジュールで動いていたので、
今日はこれくらいでバタンキュー。旅行においても、多少緩急はないと
最後まで持たないのである。
[おまけ]
Stockmanの地下で買った夕食。こっちはやっぱり野菜の確保が大変。