球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

5/26 ドビュッシー巡礼へ

2019-05-26 | 趣味(旅行・娯楽・読書・食)
今日の万歩計: 16,376 歩
上った階数:19階(地下鉄を何回か使ったせいか?)  

1.ラファイエット(日本で言う伊勢丹のようなデパート)でチーズとバターを見る
パリからの土産と言ったらチーズとバター!らしい。
お土産のメインコンテンツとしてラファイエットでの買い物をする。
このあたり自分はよく知らなかったが、どうも超常識らしく、ここに来て
日本人観光客に大量に遭遇する。朝一でデパートに駆け込み、チーズとバターを買いに走る日本人よ…自分も含めて仕方ない話だが、今回の旅の中でも
一、二に挙がるくらい興ざめした出来事ではある。
海外旅行先で日本人に会うのは、どうにも居心地が悪いのである。

↓さておき、このカマンベールチーズが非常に旨かった。
 香り高く味が強く、まさにワインと食べるべし!と思わせる。



2.サンジェルマンアンレーヘ

15:00の開館時間丁度に着くくらいの気持ちで、ドビュッシーの生家のあるサン・ジェルマン・アン・レーヘ。駅を出ると、いきなり森へ向かう道が見えるが、ドビュッシー博物館とは反対の方角のため、森に立ち入るのは控えることにした。歩数がヤバいことになってしまうから。




パリ区内と比較すると人は少なめで安心する。
どうやら高級住宅街になっているらしく、街を歩いていても快適である。

途中にカフェモカを出すカフェで休憩した後、ドビュッシーの生家へ。



今はドビュッシー博物館になっている。自分たちの他に客はなく、受付のお姉さん一人、後は貸し切りの状態で展示物を眺めていられることに幸福感がにじむ。
お姉さんの一日はどのように過ぎていくのだろう…などと余計なことを考えてしまった。

今はちょうど企画展の時期で、ドビュッシーと日本の文化への関わりというところが取り上げられていた。この企画展は今年の5月から来年の1月まで行われれる。


一階は企画展、2階と3階が常設展のような作りである。

この辺は、ドビュッシーが愛用した道具の展示。
妙に日本的なものが多かった。



一通り見終わった後、ドビュッシーの曲の人気はフランスではどうなっているかが気になり、受付の女性に質問。"日本では"海"とか、"月の光"が有名だけど、フランスではどうですか?"と聞き、以下の回答をいただいた。

ドビュッシーのキャリアには3段階ある。
初期、ワーグナーの影響を受けて"海"を作曲し、これが人気である。
中期、ピアノ曲を多く創作した時期で、"前奏曲"。これが中期のマスターピース。
後期、オペラの作曲に取り組んでおり、"ペレアスとメリザンド"これも非常に人気が高い。
フランスでは、毎日どこかしらで上演されているとのことであった。

日本とのギャップという意味では、
日本ではあまり"ペレアスとメリザンド"が上演されている気がしないことか。
オケ友人との会話を思い返しても、ドビュッシーの"ペレアスとメリザンド"の話になったことは無い。
青柳いずみこさんの本でしっかり書かれていたのを思い返す程度である。

その後街中を歩き、バニラとピスタチオを混ぜたアイスクリームを食べ、近くの教会で気分を落ち着けた。この街は人が少なく、小綺麗で居心地が良い。あと半日でも佇んでいたかったが、お土産も十分に買えていなかったので今日はこの後中心部に繰り出してワインの購入。お土産として、2017年のシャサーヌ・モンラッシェを購入。日本では非常に高価なものをお手頃価格で売ってい驚く。
あまりいい写真は残っていないな…

足が棒になっただけでなく、食べ過ぎで腹を壊しもした。詳しくは書けないが、海外のトイレ事情はいろいろとヤバい。


コメント
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