球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

5/22 海風が通り抜ける街へ

2019-05-22 | 趣味(旅行・娯楽・読書・食)
歩数:14,058
上った階数:4

0.冒頭
今日は旅行の初日!
幸い休みが取れたので、家族と海外旅行の始まりだ。記録としてここにも書いておく。

旅行前日は、次の日の朝が早いため、起きられるかどうかという緊張に駆られいつもまったく眠れなくなる。昨日も就寝時間は2時過ぎ。布団に入ったのは1時くらいだったんだけどな…
布団が熱くなるばかりで眠気は一向にやってこない。自律神経失調かな?

しかし、なんだかんだ、早起きは失敗しない。ひげ剃りとか当日にしか支度が終わらないものを片付けるため、5時20分に起床。

駅では、成田エクスプレスの止まる位置がわからずに足元の黒いマークを見るが、中央線上りとは号車の若くなっていく方向が逆であり、いつも間違える。

1.空港からヘルシンキまでに…
とまぁ、自分の道中のことは置いておいて、フィンランドに到着!から書こう。
それにしても暑く、気温24℃。前回(2018年)の殆ど冬みたいな寒さが嘘のよう。
空港から電車までの道すがら、早速コンビニでsimカードを購入。5日間のデータ通信のプリペイドで、データ通信量は無制限・5€と、非常に安くて驚く。
昨年購入したときは1週間で9€?だったため、以前よりも割安になっている。
しかも、simカードを挿せば、アクセスポイントの設定をしなくても動く。

↓とりあえずフィンランド旅行者は最初に買っておいて損はなし。

…空港からヘルシンキ中央駅に向かうまでの道中。
電車から外を眺めていると、何やら舞っている。埃みたいに見えるが、それにしては量が多すぎる。吸ったら体に悪いのではないかと大いに心配したが、これはどうやら日本でいうタンポポの綿毛のようなものらしい。

↓ 手の中に綿毛と種が入っているのがわかると思う。
 これが、電車から外を眺めても気が付くくらいの量で漂っている。

いずれにせよ、喘息持ちの自分には、アレルゲンにならないかという怖い思いはあった。(結局なっていないが。)

2.シナモンロール食べ歩き-1 :KANNISTON Leipomo
今回の旅の目的の一つはシナモンロール食べ歩き。いくつか店をリストアップしてあって、腹の膨れすぎない範囲で周っていく計画。まず、多数のチェーン店を擁するKANNISTON Leipomoへ訪問。ヘルシンキ大聖堂への通り道の下り坂の右手に見える。

陽が差し込む、シンプルでこじんまりとした店舗。


どんなおしゃれなものが出てくるかと思ったが、シナモンロール、カフェラテとも1.5~2人前くらいの結構なボリュームの物が出てきた。シナモンロールは拳より大きい。カルダモンのスパイシーさが旨いのだそうだ。自分は鼻が悪く、シナモンの香りしかわからない。カフェでお茶して、腹がふくれる。
この分量相手に食べ歩きをするのは結構キツいかもしれないという予感が頭をよぎる。




3.ヘルシンキ大聖堂と街歩き

街は、道が広く、歩いているだけで気持ち良い。
誰かをよけることを考えながら歩く必要がないというのは快適だ。
必要以上に風を切って歩く。
俺はこういうことをしに旅行に来たのだと思った。

天気は晴れ、半袖で過ごせる気温。日陰に入れば涼しい。

そしてヘルシンキ大聖堂前。


既に空には雲が見え始めているが、まぁ日除けのない周囲からするとちょうどいい天気である。周りは開けているため、階段から周囲を見下ろすと眺めが良い。
階段自体はカモメの糞やタバコの吸い殻が散乱しており余り衛生的とは言い難いが、大学生がこの階段に座りながら、街並みを眺め、あてどない話をするようなことは、いかにも大学生のやりそうなことだと思った。
それにしても、こっちの人はどちらかといえば汚い階段に躊躇いなく座っているようだ。自分は座れなかった。

他にも、スオメンリンナ行きのフェリーが出ている海岸を歩いた。
東の遊園地とともにパシャ。



4.ショッピングセンターへ
夕方はカンピセンター(ヘルシンキ中央駅の少し西にある総合商業施設。バスセンターもある。)のスーパーに出かけて今日の夜食と、明日の朝食の買い出しに出かけた。前回は出来合いのチーズ等をかごにぶち込んでいくだけだったが、今回は、量り売りの物を試すことが出来て良かった。サーモンの切り売りやピーラッカである。

↓スモークサーモン。塩味も効いてて脂が乗ってて旨い。そして飽きやすそう。

フィンランドは物価が高いと言われるし、事実自分もそう周りに話してきたが、スーパーで買いそろえていく分には、"あぁ、日本より少し高いかな"というくらいの手頃感が出てくる。

本屋。日本音楽に関する本もおいてある。中身は全編フィンランド語で、俺は読めなかった。中世、現代、J pop, アニメ, ゲームなど、案外その辺を日本音楽と定義してきますか、というところが取り上げられているようである。

・お土産屋
ホテルに併設されたお土産屋さんがある。フィンランドの玩具メーカ?であるvivantyというメーカから出しているぬいぐるみがとても可愛く、我が家で愛されている。昨年買って帰ったものは一部しか置いてなく、よりサイズが大きくなったトナカイのぬいぐるみが補充されていた。サイズが大きいので家に置くべきかを思案するが、やはりここの作るぬいぐるみは可愛い。

※結局25日にヴァンター空港で買った。我が家へようこそ。

5.時差ボケで早く就寝
ここで大体現地時間19時。日本時間的には25時のため、
体内時計が25時になっている我々はたちまち疲れを感じ始めた。さっき買ってきた食べ物も結局殆ど食べず、部屋に戻るとベッドの引力にすっかり敗北。

今回歩きながらスマホでかなりの数の写真を撮っている。カメラの撮影は結構電池を食うものらしく、各地撮影しながら歩いているだけで電池の残量がみるみるうちに減っていき、それにも焦りを感じた。

買い物をしている間に雨が降ったらしく、数時間前の暑い空気が鳴りを潜め、肌寒さを感じさせはじめた。この辺の気温の切り替わりの速さは、多湿の日本ではなかなか感じにくいものである。

天気予報では雨混じりの天気だったにも関わらず、今日は運よく1日雨雲から逃げ回って過ごせた。明日以降も天気予報の示す天気は決して良くないが、まんまと雨雲から逃げ延びたいものである。

6.服装の話
ヘルシンキ旅行の際は、海辺に行くかどうかが服装を決める一つの目安になる。
マーケットにせよ、サウナ(ロウリュ)にせよ、スオメンリンナにせよ、日本人が訪れる観光地にもバルト海に面した場所は多い。海辺を歩くと強い海風が吹くし、そういう場所にフェリーやバスの停留所があるため、風にさらされる時間も長い。天気予報の気温だけで判断してはいけないところ。
海辺に行くなら、5月下旬であってもウルトラライトダウンは持っていくなど、12月序旬くらいの防寒着を想定した方が安全と思う。
(ホッカイロまでは要らなかった。)



コメント
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