球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

エンタテインメントの真髄

2005-04-05 | マジメな話
最近は実は忙しい。
先日定義した意味もあるし、やることが急増しているということになる。

社会人の先輩は
「学生の責任なんてあってないようなもの」
なんて言う。

言っていることはわかるような気がする。
すくなくも、生死には関わらないという意味では。
そんな責任ってモノが僕にある。


…というのは前置きだ。
最近は色々な人がこの駄文を網膜に写す機会を持つようになり、
それに従って話題をゆるくゆるくしていかなければならないんだろうかということを考える。
公開している日記なら、エンターテインメント性がないと存在価値がない。

先日友達とお笑いの凄さについて話した。
お笑い芸人の何が凄いかといえば、通用する人が遥かに多い、という1点であろうかなんて話になった。

お笑いのネタをテキストにすると基本的にはつまらなくなるので、
漫才とは内容も含めつつ、「見る、聞く」に重点を置いた構成ってのがネタを面白くする条件だ。
対立する条件は「読む、書く」である。
(昔ボキャブラ天国の本が出ていたが、番組に比べるとあまりに笑えないものだったと記憶している。
 テキストにかなり力を入れてインパクトを出す努力はしていたようだ。)

僕が崇拝しているテキストサイトってものがある。以下にアドレスだけ示してみる。
※注意!! とびぬけて下品。
http://omecoboshi.cool.ne.jp/
内容はともかく、エンターテインメント性に徹しているというのは基本的にこのようなサイトだと考える。
誰にでも通用するネタとしては、ちょっとずっこい手なんだけど。

日記と言いながら、その日あったことを微塵も書いていないところが素敵である。
僕の書くBlogも「90%の考察と10%の事実」なんて言っているが、
最近は結構事実寄りのBlogを書いている気がする。
それはそれでまあいいんだけど、読み手としては新聞を読むようにしてBlogを読むわけではない。
そこを考えると、ちょっと。

面白いことを書いて人を喜ばせてみたいと思うとき、
実はオリジナリティの塊である「今日あった事実を書く日記」
を手放す覚悟をしなければならないのかもしれない。
コメント (2)
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