ハルカス美術館で広重の
作品の展示があるという
ことで行ってきた。
ハルカス美術館の中に入る
のは初めてなのだが展示
会場は思っていた以上に広く
今回の展示数は多くて、
また人もかなり多かった。
展示品の撮影は勿論禁止なの
だが、一つのコーナーだけは
撮影して下さいと自由に撮影
できる展示品もあった。
これには少し驚いたが展示品を
ひとしきり見ていて気が付いた
が、これらの作品はいってみれ
ば当時は、そんなに今の様に
有難く観たり扱っていた作品
とは違い、今の時代でいえば
印刷物やチラシにちかい物も
あったのではと、作品と使用
されている用紙を観ていると
段々安っぽく見えてきた。
もちろんあの時代にこれだけの
刷り物を奇麗に仕上げている
ので、その摺り師の技術には
驚かされるが、もっと色々
調べていくと作品が出来た
裏の状況が色々見えてくるな
と思われる。
確かに広重は北斎や写楽などと
ならび浮世絵師の代表的な人物
だが、映画でも浮世絵師の
ことをとりあげた作品もあるし
広重の映画には、色々な人物も
出てくるし当時の状況なども
映像で出てくる。
そういったこと等も考えながら
この展示会を観るとまた別の
面白さも見えてきそうだった。
諺の一つに馬子にも衣装というのがあるが、この
貼り絵もその一つかな。
以前のPCライフを楽しむ会で作った貼り絵なのだが
A4の用紙に葉っぱや木の実と色紙を貼り付けただけの
ものだけど、今日初めて額縁に入れてみた。
子供の貼り絵と変わらない様な簡単なものだけど
ちゃんとした額に入れるとなんとなく、それなりに
見えるので少しビックリした。
こんなのでも、飾りになるんだなあ。
第二次大戦で捕虜になった人たちの中には色々な
人がいて芸術に長けた人が結構いたようで、その
作品が結構残されているとのこと。
この二つは、オーストラリアやニュージーランドで
捕虜になった人達の中で才能のある人が残した作品
とのこと。捕虜になり、強制労働以外には時間があった
ためこういう作品を残したそうだが、作品の中で絵画は
和装の女性や富士山、城をモチーフにした作品が多く、
「日本への郷愁、憧れなどが感じられる」がこれらの
優れた作品は、日本には帰ってくるのだろうか?
バンクシー展がATC Galleryで国内最大規模で展示
しているとのことで興味があり行って来た。
平日にもかかわらす沢山の来場者で、その人気振りに
改めてビックリした。
バンクシーは、独特のステンシル技法で描かれた落書きと
ダークユーモアを組み合わせいて面白い。
しかも、描かれているキャンパスがストリート、壁、
橋梁等で落書きアートといえるが、内容的にも興味を引かれる。
来場者の年齢層は、平日の夕方ということなのか若い人が
多かったのも意外だったが、作風や内容を考えると頷ける
のかもしれないが、アートとして観ると我々の世代でも
充分に楽しめる。
作品の展示数も想像以上に沢山あり、私にはとても良かった。