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「読(よみ)」用例

2015年07月02日 | 日本国語大辞典-や・ら・わ行

 「読(よみ)」という単語には、接尾語として、「機(はた)の筬(おさ)の数を表わすのに用いる。」という語釈があります。日本国語大辞典・第二版では、『名語記』(1275年)からの例が早いのですが、133年さかのぼる用例があります。

久しくおともせぬ人に
とよみあまり二よみ三よみ思へどもなどまどほなるきそのあさ布
(108・基俊集、127)
『新編国歌大観 第三巻 私家集編1 歌集』角川書店、1985年、470ページ


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