「繰り懸ける」という語には「たぐって引っかける。繰って、物にしかける。」という語釈があり、日本国語大辞典では山家集(12C後)の用例を早い例として挙げていますが、さかのぼる用例があります。
花すゝきまそほの糸を繰りかけて絶えずも人を招きつる哉
『和歌文学大系15 堀河院百首和歌』2002年、明治書院、119ページ
「繰り懸ける」という語には「たぐって引っかける。繰って、物にしかける。」という語釈があり、日本国語大辞典では山家集(12C後)の用例を早い例として挙げていますが、さかのぼる用例があります。
花すゝきまそほの糸を繰りかけて絶えずも人を招きつる哉
『和歌文学大系15 堀河院百首和歌』2002年、明治書院、119ページ