monoろぐ

古典和歌をメインにブログを書いてます。歌題ごとに和歌を四季に分類。

賭射(のりゆみ)

2010年01月18日 | 日本古典文学-和歌-春

春たてば梓の真弓引きつれて御垣(みかき)のうちにまとゐをぞする(永久百首)

とねりこが鞆(とも)うちならすあづ さゆみ射て引きわたる春は来にけり(六百番歌合)

引きながす手束(たづ か)の弓の矢をはやみ鞆音(ともね)に的(まと)のなりかはすかな(永久百首)

かすみしく春のはじめのあづ さ弓もろ矢しつるぞうれしかりける(永久百首)

あづ さゆみはるの日ぐらし諸人(もろひと)の夜(よ)に入(い)るまでもあそびつるかな(永久百首)

コメント
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