「あたりめ・あたりめー」は「あたり前」の意。
例文1
「あいつぁー しゃかいじん として の あたりめ の じょうしき が ねー」=「あいつは社会人としてのあたり前の常識がない」
「あたりめ の こん だけど みんな まいとし ひとつづつ とし を とる」=「あたり前の事だけれど皆毎年一つづつ年をとる」
「たいよう が あさ に なりゃー のぼって くる。 あたりめー の こん ど」=「太陽が朝になれば昇って来る。 当たり前の事です」
「ぼんじてってい は あたりめ の こん を てっていして やるっちゅう いみ だわ」=「凡事徹底はあたり前の事を徹底してやるという意味だわ」
「じゃぐち ひねりゃー みず でる は いま じゃー あたりめ だが おらー ちーせー ころ は いど い みず みず くみに いかされた もん ど」=「蛇口を捻れば水が出るのは今ではあたり前だが 俺が小さい頃は井戸へ水を汲みに行かされたものです」
例文2
村人B 「あたりめせー。
例文2の標準語(?)訳
村人A 「おや、大層早く来たではないですか。」
村人B 「あたり前ですよ。
私は約束の時間に遅れるのは嫌いなのです。」
雪の降った翌々日の寒さがこたえます。
特に風が吹くと体感温度が下がって、顔や首のあたりは痛いと言ってもいいくらいです。
寒い分、雪をいただいた綺麗な北アルプスが見られますので、いろいろ文句は言えません。
こちらと比較にならない寒さは、痛く冷たいといったほうがいいでしょうか。
いつも松本言葉を物語と共に懐かしく拝見しています。