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信州松本からの投稿

我が家の松本弁 「おしめり・しめり」

2023-04-19 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁 「おしめり・しめり」   信州弁 長野県 中信 方言

「おしめり・しめり」は「雨」や「降雨」や「恵みの雨」の意。

例文
「ひと しめり ほしい ね」=「一雨欲しいね」
「いい おしめり に なった」=「良い雨になった」
「ひさしぶり の ありがてー おしめり だった いねー」=「久し振りのありがたい雨だったですね」
「ひと しめり も ふた しめり も ほしい とこ だいね」=「一雨も二雨も欲しいところですね」
「ひさしぶり の おしめり で なっぱ が いきいき して きた いね」=「久し振りの降雨で野沢菜が生き生きしてきましたよ」
「はたけ の やさい に とっちゃー いい おしめり に なった いね」=「畑の野菜にとっては良い雨(恵みの雨・慈雨)になりましたね」
おしめり が ねー もん  はたけ の やさい げんき が ねー だいね」=「雨が降らないものだから畑の野菜が元気がないのですよ」
「ひと しめり あった  こんまえ まいた なっぱ の たね も めー だす ずらい」=「一雨ありましたのでこの前蒔いた野沢菜の種も芽を出すでしょう」
「あめ が ふら ねー もん  はたけ が はしゃんじまって いけねー ね。 ひと しめり ほしい ね」=「雨が降らないものだから畑は乾燥してしまっていけないですね。 一雨欲しいですね」
「たねまき した なっぱ に とっちゃー ちょうど いい おしめり に なった わい。  ありがてー こん 」=「種蒔きをした野沢菜にとっては丁度良い恵みの雨になりました。 有難い事です」



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