「でっけー」は「大きい」の意。
例文
「でっけー こえ だすな」=「大きな声を出すな」
「にがした さかな は でっけー」=「逃がした魚は大きい」
「
えれー でっけー ふろしき ひろげた もんど」=「とても大きい風呂敷を広げたものだ」
「どうろ に
えれー でっけー あな あいてた
じー」=「道路にとても大きい穴が開いていましたよ」
「ぞう より
でっけー どうぶつって いる
だかやー」=「象より大きい動物はいるのかな」
「こん
でっけー にもつ はこぶ てつだって
おくりや」=「この大きな荷物を運ぶのを手伝ってください」
「この あしあと から すると そうとう でっけー くま だぞ」=「この足跡からすると相当大きい熊だぞ」
「まつもとじょう で いちばん
でっけー いしっちゃー げんばいし だぞ」=「松本城で一番大きな石と言えば
玄蕃石だぞ」
「おめー の いびき が
でっけー もんで ゆんべな は ほとんど ねれ なんだ わ」=「お前のいびきが大きいものだから昨夜はほとんど寝れなかった」
「
こんだ まつもとえき めー に
でっけー びる が
たたるって きいた
けんど しってる
かい」=「今度松本駅の前に大きなビルが建つと聞いたけれど知っていますか」
「どかーん て
でっけー おと した
もんで そと に でたら
でっけー とらっく と
でっけー だんぷ が ぶつかって いた
だだよ」=「ドカーンと大きな音がしたものだから外に出たら大きいトラックと大きなトラックがぶつかってしたのですよ」
「うらが に くろふね らいこう で えど は
でっけー さわぎ に なってる
こん が すうじつご には まつもと にも つたわって いた」=「浦賀に黒船が来航で江戸は大騒ぎになっている事が松本にも数日後に伝わっていた」