お気楽・勤労主婦☆K☆の気ままなひとりごと

今楽しいこと、面白いこと、感じたままに

沈まぬ太陽

2009-10-26 15:09:25 | アジア映画
昨日、夫と観てきました。

映画の途中で休憩が入るのは初めて。
全編3時間20分で、1時間45分頃に休憩がありました。

原作は山崎豊子。

「白い巨塔」」や「不毛地帯」の原作者で、
企業の汚職や腐敗した人間関係などを題材にした小説などが有名ですよね。

元毎日新聞社の記者ということで、
そういう題材が多いのかもしれません。

私は彼女の原作小説は読んだことがありませんが、
「華麗なる一族」と「白い巨塔」はドラマで見たことがあります。

中でも、「白い巨塔」は面白かった。

と言っても、田宮二郎や唐沢寿明主演のものは一度も見たことがなく、
キム・ミョンミンの「白い巨塔」です。

ラストは泣けたわ~~。
もう、ほんとミョンミン最高!!!


・・・・と、今日は「沈まぬ太陽」のお話でしたわ。


JALの企業腐敗を題材にしてるんですが、
フィクションとテロップが最後に出てきますが、笑っちゃうのが企業名が「NAL」。
御巣鷹山の事故の話も出てきます。
なんか、今世間ではJAL再建問題が話題になってるので、
タイムリーですね~。

渡辺謙が、JAL・・・じゃなかったNAL労組の委員長役で、
重役にウザがられ何度もへき地に左遷されながらも、
会社と被害者のため戦っていくというストーリーですが・・・。

う~~ん、重いです。

ただ、長い上映時間ですが、眠くなることも飽きることもなかったです。

どうせならドラマの方が良かったんじゃないかな~、と思いますが、
ナイロビの飛ばされたり、パキスタンに飛ばされたり、
テヘランに飛ばされたりするので、予算的に無理か・・・・

とにかく、渡辺謙がカッコ良かったです。

50歳とは思えない。

あ…ダメですよ、ご主人と比べちゃ・・・・
彼はハリウッドスターですからね。
(私もそう、言い聞かせてます・・・自分に・・・・)

あ・・・ちなみに石坂浩二もめちゃくちゃ若いです。

「あれ、この人久しぶりに見る」という人が
たくさん出てきます。
すんごい贅沢な配役。

何より、驚いたのが烏丸せつこ。

この人登場の時、「似てるな」と思いながらも
エンドロールで確認した時はプチショック。

年はとりたくないと思ったけど、
年取って演技はうまくなったように思います。


ちょっと原作を読んでみたくなる映画でした。


★★★★☆