お気楽・勤労主婦☆K☆の気ままなひとりごと

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溶連菌(ようれんきん)

2008-03-18 16:05:37 | Weblog
子供を育てたことのある方なら、
一度は耳にしたことがあると思われるこの菌の名前。

幼稚園児から小学校低学年の子がかかりやすい病気に
溶連菌咽頭炎と言うのがあります。

うちの子供たちは数回この病気にかかってます。

高熱が出てのどが痛くなって小児科を受診し、
のどの検査をするとその菌が見つかるということが何回かありました。
症状的には風邪のような症状ですが、
熱が下がっても抗生物質は10日くらい飲み続けて、その後尿検査をします。
腎臓病やリウマチ、心臓弁膜症の併発の防止らしいです。

この病気、子供特有の伝染病の一種くらいの認識しかありませんでした。
いわゆる、リンゴ病や手足口病のような・・・・

ところが、この菌に感染して親戚が亡くなってしまったのです

菌に感染してることが発覚して2日足らずで命を落としてしまいました。

訃報を受けたとき、「原因は溶連菌」と聞いて
「え~?まさか・・・・」
と思ったんですね。

先週の木曜に足が腫れて病院に行き、
点滴などの処置を受けた後一度自宅へ戻り、
再度金曜日に救急車で病院へ運ばれ入院、
土曜には帰らぬ人となってしまいました。

彼は私のいとこのご主人で、私と同い年です。

お酒が大好きだったので肝臓に負担がかかっていて、
3か月ほど前からお酒をやめていたとのことでしたが、
他に悪いところはなかったようです。

この溶連菌感染症には、劇症型という型があり
感染すると手足の末端部分から1時間に数センチ単位で壊死が広がり、
あっという間に死に至ってしまうという恐ろしい病気らしいことがわかりました。

壊死が始まったら切断を余儀なくされるらしく、
切断を宣告された直後に容体が急変して亡くなってしまいました。

昨日はお通夜。

子供はうちの子たちと同い年の男の子2人と女の子1人。
10日後には建てたばかりの新居に入居予定でした。

子供たちも、ママもあまりの急なことに実感がわかないようでした。

不幸中の幸いで彼女の両親も同居することになっていたので、
寂しさは少しまぎれるかな~?と言う気もします。


もし、風邪の症状で手足の筋肉が腫れるというようなことがあったら、
迷わず大きな病院を受診されることをお薦めします。

彼の場合、肝臓が弱っていたことがその菌にとって格好の餌食になってしまったよう。

お酒もほどほどにね。