お気楽・勤労主婦☆K☆の気ままなひとりごと

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PROMISE (プロミス) 無極 を観てきました(ほんの少しネタばれあり)

2006-02-12 11:09:14 | アジア映画
昨日子供たちを映画に連れて行き、子供たちは「シャークボーイ&マグマガール」を見せておいて、私と旦那は「PROMISE(無極」を観てきました。

「覇王別姫」でカンヌ映画祭でパルムドールを受賞したチェン・カイコー監督の作品ということと、私が韓国ドラマにはまるきっかけを作ってくれたチャン・ドンゴン氏主演作ということもあり、絶対に映画館で観ようと思ってた作品です。

観客は「今をときめく韓流スター「チャン・ドンゴン」出演映画を見に来たの」と言うよりは、「チェン・カイコーの映画を観に来たのよ」ってな風情の年配のご夫婦が多かったかな。

しか~し・・・・後半の切ないラブストーリーを全く予感させないほどの前半15分。
「この映画って監督、チャウ・シンチーだっけ?」
と思ったのは私だけではないはず・・・・・。

CG炸裂なのはいいんですが、面白すぎ。

昔「高速道路を四つん這いで、時速80キロで走る老婆の霊」なんて怖い話が流行りましたが、思わずその話が頭をよぎってしまいました。(ごめんよ、ドンゴン)

ただ、全編を通して本当に美しい色彩の映画で、そこはさすが巨匠だなぁ~と言う感じ。
チャン・イーモウにも負けてません。

ストーリーは、かいつまむと美しい王妃(セシリア・チャン)とその王妃をめぐって戦う3人の男の物語なんですけど、カリスマ将軍光明役の真田広之と光明がいる限りいつも2番手にしかなれない北の公爵無歓役のニコラス・ツェーがうなりたくなる程うまいです。

久々に見たニコですが、すっご~く大人になっちゃって、こんな演技もできるんだって程・・・男前。

おばちゃん、アンタがこんなに大きくなってるとは知らなかったよ

(そう言えばセシリアとニコって昔付き合ってましたよね~?)

そして、王妃争奪戦には参加しないけど重要な脇役、リウ・イエ。
切ない演技をさせたら天下一品なんざんしょね?この人は・・・・
「山の上の郵便配達」観てみようっかな~。
 
この映画北京語なんですが、ドンゴン氏も真田氏もクランクイン半年前から勉強したそうで、すごく綺麗な発音で話してます。
しかし、ネイティブ並に北京語を話せるはずのセシリアだけが、美しい容貌の王妃に似合わないダミ声という理由からなのか?吹き替えでした。

ラスト付近まで「いったいこの映画面白のかしらん?」という微妙な不安が付きまといますが、見終わった後
「もう一度観たい!!」
って思わせてくれますので、ご覧になる方どうぞご安心くださいませ。

で、チャン・ドンゴンはどうだったのよ~~???

「聞かないでくれ~~」