今年に入り24枚撮りないし27枚撮りのフィルムが36枚撮りに統一され4月に入り販売価格の値上げと、フィルム派にとっては厳しい状況になりました。
※富士フィルムのサイトから引用。
その影響もありヨドバシカメラやビックカメラなどのフィルムカメラを扱う量販店では軒並み35mmフィルムが「入荷未定」となっているなか、おしゃれ雑貨の老舗であるLOFTにふと寄ってみると、なんとすでにデッドストックと化しているFUJIのSUPERIA PREMIAM400 27枚撮りがバスケットに5つも入っているのを見かけました。消費期限は2024.10と十分な期間です。早速買い占めしようとも考えたのですが、他にも必要な方々がいると思い、5個中、2個だけ購入させていただくことにしました。
大事にとっておこうとも思いましたが、入手したらやはり使いたくなのが人情ということで、横須賀港に行くことにし、久々に三笠が展示されている三笠公園へも行くことにしました。
なお掲載の写真は一枚を除き全てフィルムカメラであるCANON EOS KISS 5 で撮影しました。
三笠公園はゆっくりできる公園のイメージでしたが、私が行った2022年5月22日はなぜか入園するのにも行列を作るほど混み合っていました。
写真は公園内「中央広場」からの撮影です。
目の前のブロンズ像は日露戦争で有名な「東郷平八郎」の像です。
さらに奥には記念艦「三笠」になります。こちらも日露戦争で活躍した戦艦です。関東大震災で浸水して廃艦していましたが、なんとこの横須賀で第二次世界大戦の空襲にも耐え、被害無く残ったそうです。
この三笠、日露戦争から今まで生き抜いた「本物」の戦艦です。
三笠公園が混んでいた理由は「よこすかカレーフェスティバル」が開催されていたためです。
全く知らなかったので面食らってしまいました。
かなりの人手と店舗の数、コロナ禍の影響で三年ぶりの開催とのことですが、この賑わいを見るとやはり気持ちも収束しているのだなと感じます。
私も早速「よこすか海軍カリーパン」(250円)をいただきました。揚げたてだったのが幸いしてか、外側がカリッカリのサックサクで、中身がふわふわ。とかなり安易な表現ではありますがとにかく美味しかったです。
※この写真だけはiPhone13で撮影しました。
「横須賀港軍港めぐり」の遊覧船が帰ってくる姿を捉えました。遊覧船というには結構なスピードで向かってきました。それだけ横須賀港が広く大きいという証拠でしょうか。一般船舶もほとんどないのも横須賀港ならではです。
その遊覧船を横から撮影してみました。もうギュウギュウですね。
100人以上乗船していると思われます。
この状態で結構なスピードで横須賀港を横断していきました。
超望遠域となる焦点距離300mmでの撮影です。
いつものデジタル一眼で撮影すれば簡単にこれ以上綺麗に撮れるのですが、あえてフィルムカメラで撮影することがたまらなく楽しいです。
なおタイトル写真は今回のフィルムの中で一番上手に撮影できた護衛艦の勇姿です。
多分「いづも」ってやつだと思うのですが、このジャンルは疎いのでご存じの方がいれば教えてくれるとありがたいです。
花は苦手な被写体の一つなのですが、花と護衛艦をイメージして撮影してみました。
意外にも納得いく仕上がりだったので、私のiPhone13のロック画面にすることにしました。
今回は以下の機材で挑戦してみました。
本体:EOS KISS 5
標準レンズ:EF28-90mm F4-5.6 II USM
望遠レンズ:EF70-300mm F4-5.6 IS USM
三笠公園は標準レンズをメインに、横須賀港は望遠レンズをメインに撮影しています。
前述にもある画質だけを考えるのであればデジタル一眼で決まりですが、フィルムカメラとデジタルカメラは全く別の映写機です。比較すること自体が無意味なのであることを毎回気づかされます。
撮影した5月22日はバイデン大統領が日本に来日する日でした。横田基地を利用するとのことでしたが、もしかして横須賀港も入場規制があるかも?と心配してみたものの全くの杞憂でした。
カッコイイ船が沢山‼︎ ワクワクしちゃいます♪
規模は違いすぎるけど、いつか船舶免許もとってみたいです。
花と護衛艦、いいですよね。我ながら面白い写真が撮れたなと思いました。
掲載は控えましたが、横須賀港は潜水艦が停泊する数少ない港なので、いつでも潜水艦は停泊しているイメージです。
また恥ずかしながら私も若い頃は四級船舶(現二級船舶)を取得しようと思った時期もありましたが、維持費やレンタル費用が高額なので諦めた経緯があります