柴又帝釈天の境内の第一印象はこじんまりとしたイメージでしたが有料の庭園である、邃渓園(すいけいえん)や彫刻ギャラリーを含めると結構な敷地面積と見所があるのだと気づきました。
柴又帝釈天の参道も特徴があり、実際に歩いてみて感じたことをを紹介したいと思います。
タイトル写真は参道を背に、柴又帝釈天の二天門を撮影しました。
木造の質感を生かした山門が鎌倉系寺社のような渋みを感じます。
参道で気づいたことは、そば屋の提灯型看板をはじめとし軒を連ねている沢山の団子屋など商店の看板に工夫が凝らされていることでした。
ちなみに団子屋が多いのは「とらや」の影響に間違いないと思います。
※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:1/200sec F7.1 -0.3EV 28mm相当 ISO200
せんべい屋さんを見つけました。
今では珍しい壺型のガラスケースが目を引きます。
ザ・下町の代名詞である浅草でもこのような佇まいをもった店は少ない気がします。十年以上前になりますが浅草六区裏の「ひさご通り」にこんな佇まいの店が多く存在していた気がします。
※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:1/160sec F7.1 -0.3EV 50mm相当 ISO200
参道の入口に昔懐かしレトロなおもちゃ屋さんを見つけました。
設置されていたガチャガチャの筐体もかなり古かったので景品も同じように古いのかと思いましたが、今時のコンテンツ(NIJU)でした。そりゃそーだ。
※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:1/100sec F5.0 -0.3EV 30mm相当 ISO200
実際のところ浅草の仲見世や川越の菓子屋横町に比べて規模が小さいのは否めませんが、ただ単に小さいだけで、この商店街が持つ独特の雰囲気や活気は他と比べるものではありません。
来た時間帯が早朝だったこともあり賑わいは今ひとつでしたが、次回は観光客で賑やかな時間帯に行って独特の活気を撮れればと思います。