顔の評価と同じで
世間の評価は
爺自身の評価と
かなりギャップがある
しんどかった金曜日
倒れそうだった土曜日
誰にも何も言われなかった
そして山場の日曜日
全身が自然に震える
やはり自然のバイブはすごい
おまけに歯が拍子をとる
カスターネットも真っ青
悪夢で毛布は三回転
最悪な事に
夢の中にも妻が登場
一夜にして
無精ひげに白いものが混じる
もっとも
前からって言う人もいる
妻だ
だが激闘の末
熱は下がった感じ
月曜日はいつものように仕事
金曜日や土曜日に比べると
まさに天国
ところが
会うお客さん、会うお客さん
「大丈夫ですか?」
「しんどそう」
って言われる
どうも
声がすごいことになってるらしい
最初は戸惑って
どう答えようか迷ったが
めんどうになり
「そう最悪ですわ」
そう答えることにした
みな同情の目で
「お大事に」
だが
真相を知る妻には通用しない
冷え込む中
妻のお茶を買いにいきました
いつものように
いつもの通り