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爺の遠吠え

思いつくままに
 遠吠えできたらいいなぁ~

老いては子に従え

2007-11-30 | Weblog

30代のお水の女性
その実態を語らせれば
爺もひとかどの論客となる

爺の客の大部分がこの年代
ちょうど爺の息子達と同じ
爺の見る目も
当然娘たちのように見てしまう

彼女たちはその数だけ千差万別
当然ではあるが...

貢ぐ者、貢がす者
堅実な子、退廃的な子
陽気な人、陰気な人
かわいい子、そうでない子
だけどみんながっばってる
爺はそれが大好き

娘を持たない爺としては
その言動に驚くことが多い
そして昨日も...

しんどそうに帰ってきたY子
何も聞かないのに
「今日生理なん」
「生理痛がひどいの」

これには
「そうですか」
とうなづくしかない
おしゃべり爺が一瞬たじろぐ
こんな時は
「爺も歯痛なの」
「よくわかるよ」
とでも言うべきなのか

そしてこれはほんの序章

世間話の後
彼女から出た身の上話

年下の彼と6年間同棲
結婚したいが
彼の口からその話はない
などなど
よくある話

「彼とこの2年間Hしてない」
「一緒に寝て、お風呂も一緒だけど」
「彼は淡白だし
 私も疲れてるからいいの」
「でも襲って欲しい
 そう思うときもあるの」
油断をしてたら
サラサラっと驚きの話

一緒に聞いていた妻も
思わずお口あんぐり

ネェネェ妻よ聞いたかい?
30代の男女が2年間セックスレス
世間の標準はそんなものなのよ
すかさず妻へアイコンタクト

わかってくれたかどうか
目指せセックスレス時代
なんだか楽しい一日でした

千日回峰

2007-11-29 | Weblog

無事に大阪から帰ってきた妻
それはそれでうれしい
だがひとしきり心配させた上
無事に帰ったからといって
それで終わりという訳ではない
大苦行の始まりである

どこで何があったか
それを全部聞かねばならない
もちろん身を守る相づちは必須

一回で全部話してくれたら
ノープロブレム
数日に分けての小出し
全ては彼女の思いついたとき

それも許すとしよう
問題は重複
何度も同じ事を聞く
もちろん
「それ聞いた」
なんては禁句
初めて聞いたように振舞う

その苦行もやっと一段落
今ではまるで
爺が行ったかのように
お話できる

さてさてわが町が騒がしい
謎だらけだったこの事件も
犯人がつかまり
最悪の結果となった

にわか迷探偵の妻
当初からずばり犯人を名指し
だが今のところ彼ではなかった

外見とおしゃべり
爺もこれで誤解されました
神様
今度生まれてくるときは
おしゃべりでもいい
おっとこまえでたのんます

ご無事て゛

2007-11-20 | Weblog

新たなる発見
それは何か切ない

昨年妻の京都旅行
その時から
今年の秋も行きたい
そう常々口にしていた
だがその友達は
今年はいけそうにない
あきらめるのか...
そう思ってた爺に
「11月18日大阪に一人で行く」
「着物の試験があるから」
そういきなりの宣言
それは妻の
そして妻としては珍しい奇策
一人旅だと反対される
そう思ったのかもしれない
一月前のことである

彼女がこう宣言すれば
誰もそれはとめられない
しかし今回の爺は違った
「大丈夫なの?」
誰が見ても怒った表情で
言い放った
残念な事に
爺の普通の顔は
いつも怒ったように見える
それよりもなによりも
妻は爺の顔を見てなかった

「大丈夫」
妻の毅然とした返事で一件落着
後でわかったことだか
このとき既に
ホテル、長距離バスなど
全てが手配されていた

日曜日の朝6時出発
月曜日の夜に帰宅
一泊二日の一人旅
ていうことは
爺も2日間フリータイムなのだ

ああしょう
こうしよう
色んなことが頭に浮かぶ

そして
妻の部屋の電気やエアコン
全部付けっぱなしで
あわただしく妻が出かけた

見送った後の一眠り
これがなかなか出来ない
なら料理を...
冷蔵庫には食材たっぷり

だけど出来ない
て言うかしたくない
爺のためだけが出来ない
ありあわせのものでの食事

ああしようこうしよう
そう思ってた2日間
その初っ端は寂しさで
何も出来ない爺でした

外側も大事

2007-11-16 | Weblog


「お口汚しですが...」
そう言われていただいた物
包みを開けると
今時珍しい立派な木の箱
中には
見るからに高級そうな和菓子
汚い爺や妻の口で
またたくまにそれらは汚された

そしてこれが
爺の以前から暖めていた
あるプロジェクトの始まりであった
和菓子で?
ノンノン
その立派な木の箱の方なのです

話は変わって...
後世に伝えられたこと
これが真実とは限らない
例えば鼠小僧次郎吉
博打好きのただの泥棒が
今や義賊
貧しい人たちに金をばら撒いた
そう信じてる人も多い
芝居で仕立て上げられたもの

さすれば
かえられない現世の真実も
後世には
違って伝えられるかもしれない

これが
このプロジェクトの発想の元
題して
「小物の爺を大物に変えよう」

人生いかんなく
小物振りを発揮した爺
この評価を現世で
大物に変えることは
どう努力してももはやだめ

なら後世の人に伝えればいい
そう鼠小僧のように

如何に爺が大物だったか
それらを書き残す
そしてそれを
立派な和菓子の箱に入れる
書き溜めたら封をして
どこか大事なところにしまいこむ

数世代後の子孫がそれを見て
何と立派な大物ご先祖様
そう思うかも

料理するときは鍋に張り付くな
化粧の合間でいい
あくなどこまめに取るな
塩加減など感性で入れろ
野菜をジャブジャブ洗うな
題して「男の料理の極意」
今日こう書いて箱に入れました

つくり話は大変だろうって?
イエイエ簡単です
妻の料理を見て書きました

料理に手や神経をかけない妻
でもなぜかこれがうまいのよね


養生の四要

2007-11-15 | Weblog

ダイエットに成功した妻
彼女がやったこと
食事制限だけだったよなぁ~
そう思ってた爺
大事なことを忘れてた

それはヘルシア
近くのコンビニで買いまくる
ここ数年毎日飲んでたから
つい見逃していた
これはいまだに続いてる

余り継続性のない妻
セサミンとヘルシア
これだけは別格
妻に関する限り
その効果大のようである

爺も最初飲んだが
苦くてきらい
値段はもっときらい

世の中はいまや健康志向
だけど驚くことに
今から300年前に出された本
貝原益軒の「養生訓」
今でも通じるハウツウ健康

人生50年時代に
なんと83歳で書き上げたもの
それだけでも価値がある

健康になるための彼の4か条
果たして爺は守れてるのか?

暴飲暴食を慎む
 これは確かにそう
淫を慎む
 妻の冷たい目を無視してる
寝すぎはよくない
 不眠症だからよく守ってる
とここまでは結果オーライ

問題は第4条
おしゃべりするな
これがよくわかんない
難問でもある

お墓に入ったら
先生に聞いてみたい

病を憂いて益なし

2007-11-14 | Weblog

日々見慣れてると
ちょっと変わったかな~?
と思う程度で
その激変さに気付かない
そんなこともある

今度の印刷騒動
おかげで
4、5年前の妻の写真を見た

でっぷり太った着物姿
こんなに太ってたんや~
長州小力も顔負け
爺もこんなんと対戦してたんか
そりゃ~負けるよね

お客さんも
「うわぁ~やせたんちゃう?」
ここ数年の反応

その彼女の努力は食事のみ
よく残すようになった
料理担当の爺としては
おもしろくない
それを見越して少なめに盛る
だけどネコと同じで
どんな場合でも一口残す
それはもう達人の技

やせて若々しくなるとともに
その効果がはっきり出た
先月の血液検査で悪いところなし
とにかく元気になってきた

収支は合うもので
その分、爺のふけ具合は深刻
爺くささマンマン
おまけに太ってきた

貝原益軒の養生訓
今で言う健康ハウツウ書
その中に
「病は口から」の一項
食べ過ぎや
おしゃべりは体によくない
そうおっしゃる

何の武器もない爺にとって
食事はともかく
おしゃべりは唯一の武器

ならどうよくなかったか?
それを確かめるため本日
本屋さんへ行くと言って家を出た

ここの本屋は採血してくれます
多分数日後のその結果は
妻を大いに喜ばすもの
その確信はゆるがない

ナタだけはやめて

2007-11-13 | Weblog


妻の複合機MP-800
何にすねたのか
印刷した写真の一部に汚れ
その検証でわかったこと
汚れの場所は上部2センチ
普通紙ではならず
写真用紙のみ
そして最大の難問は
それもなったりならなかったり
これが爺を苦しめた

「直ったかも」
妻をぬか喜びさせたこと数回

汚れ自身と言えば
気になるような気にならないような
妻の作品価値からしたら
全く爺は気にならない

「こんなスジの1本や2本」
「写真の出来栄えに比べたら
 どってことはない」
「気にするな」
それで済むようなアマちゃんでもない

修理代金約1万円
修理してもまた起こりそうな予感
購入したのは2年前
トラブルは写真印刷時のみ
それも印刷してみないとわかんない
妻の使用目的は写真印刷のみ

そして爺は決断しました
FinePixプリンター QS-70 ピンク
妻のデジカメ専用フォトプリンター
送料代引き込みの14200円
ネットで購入しました

この選択が
吉と出るか?凶と出るか?

いずれにせよ
早く結論を出さないと
爺の限界が見え隠れ
それより
なんとなく妻の目付きがきびしい
そう感じるここ数日
妻にナタを買われる前にと決断
男の決断はいつも金がかかります


何か呪われている

2007-11-12 | Weblog


鏡よ鏡よ鏡さ~ん
残り少ない貴重な爺の時間を
無駄に費やさしてるのはだ~れ?
そう聞かなくてもわかってる
ずばりわが妻だ

「印刷した写真が汚れてる」
妻が突然現れて
写真の一部を指差した
確かに短い黒い筋が数本
ちょうど今日から10日前の出来事

直感的にたいしたことない
すぐ直る
そう思った爺
それは見事に的が外れた

パソコン暦が長い爺だが
サポートには電話したことはない
ずばり自力解決型
解決できないときは買い換えた

Q&Aなどを読み
該当事項を全てを実行
インクのクリーニング
インクの強力クリーニング
などは
インクがなくなるほど実行
用紙の反りを直したり
ネットで注文した
ロータのクリーニング用紙
などなど
考えられることは全てした

ためし刷りも100枚近く
おかげでいまやMP-800博士
結構詳しくなりました

だげど症状は改善せず
ついに本日ただ今
初めてのサポーターへ電話

その結果は所要時間5分
「原因不明」
「修理するなら送ってください」

そうなることは予測済み
だって指示される事は
全て爺がやったこと
挙句に「わかりません」
修理は送料込み込みで約1万円
2年前に3万円で買ったMP-800
その1万円の修理代金は微妙だ

妻がアレほど欲しがってた複合機
スキャナーなんて使ってないし
もっぱら写真印刷だけ
普通のプリンターで十分である
修理するのか?買い替えか?
悩んでしまう

思い起こせばデジカメも
思い悩んで買い換えた

何か妻の陰謀のような気がする


杞憂

2007-11-02 | Weblog


市の無料健康診断受診券
「自分で管理保管する」
そう見得を切って言った手前
「それが見当たりませ~ん」
そんな事言ったら地獄だ

だが現実は実に過酷だ
それがどうしても見当たらない
10月末期限が迫ってる

これは誰が悪いわけではない
全て爺が悪いと言いたい所だが
ここは決算君に泣いてもらう
決算時に
あらゆるものをひっくり返した
そのせいなのだ

「行って来ま~す」と家を出た
妻の認識としては爺は病院へ
爺の認識としては本屋へ
ちょうど一週間前のこと

そして危惧するのはその結果
妻は毎年爺の診断結果を調べる
爺の健康を心配してるのではない
自分の基準外の悪い項目と
爺のそれとを比べて
もし爺のそれが良かったら
あろうことか非難するのである

幸い毎年
ほとんど爺の方が悪いから
いいようなものの
おちおち健康にはなれない

本屋では
爺の診断結果はもらえない
妻がそれを見せろといったら
どうしたらいいのか...

今さら受診券をなくしので
病院には行ってない
行ったのは本屋
そんな事言えば本当に病院行き

そして昨日の妻の満面の笑み
悪い項目が一切なし
....ていうことは
妻が爺の結果を見せろ
そう言わないと言う事

全ては
No7245として封印されました
めでたしめでたし


天邪鬼

2007-11-02 | Weblog


「このお茶、口飲みしたでしょ
風呂上りの妻
お茶のペットボトルを指差し
そう言った
上が数センチ空いてる

「コップに注いで飲みました
とっさにそう答えた爺

安心したように
妻がおいしそうに口のみしている
それはそれで腹が立つ
爺の口のみはダメなのか?

例えば妻がその時
「このお茶飲んでもいい?
そうやさしく聞いたら
きっと
「爺がさっき口のみしたよ
そう答えただろう

数ヶ月前
市からはがきが来た
いつもの無料健康診断券
「パパはよくなくすから
   私が持ってましょうか?
物忘れのひどい妻に言われ
とっさに出た言葉は
「イヤイヤ自分のは自分で持つ

昨日妻が
満面笑みを浮かべて帰ってきた
妻の場合は超簡単
何かうれしいことがあったのだ
その点爺は真逆を演じ
よく妻を怒らせる

数日前に受けた健康診断
その結果がすこぶる良かった
その診断用紙を振りかざし
口からあわを吹かんばかりに語る
どれもこれも基準内だと

妻が喜ぶことは爺もうれしい
だがこの喜びは格別爺もうれしかった
なぜならそれは
墓まで持っていくファイルNo7245
に深く関わっていくのです

なおお茶の口のみ事件は
No7244として刻まれている