法則を求めてやまない爺
「女遊び」と「パソコン」
一見結びつかないこの両者に
今回はスポットを当てたい
ずばり
「女遊び」と「パソコン」は反比例
だから妻一本の爺
当然
買い換えたパソコンは数多い
女遍歴十数人
そう豪語するN男に
すかさず爺は切り返す
パソコン遍歴十数台...
爺的にはむなしいが
パソコンコンプレックスの彼に
結構ダメージを与えられる
3日前パソコンをやりたいので
買う機種を選定して欲しい
そのN男から電話があった
青天の霹靂
爺の中での「ありえない事」
それはその中の上位にランク
ちなみに第一位はダントツ
妻の「爺のために何々する」
「アナタお腹すいたでしょう」
これは私腹が減った
「アナタのどが渇いたでしょう」
これはお茶買って来い
さっそく機種選び
こういう事には爺は一心不乱
総合的に検討した結果
富士通の
FMV-DESKPOWER LX
富士通を
使ったことがない爺としては
一抹の不安があるものの
ソフトてんこ盛りは魅力的
初心者には最適だろう
一体型で設置が簡単なのもいい
そして
地デジが装備されてるので
パソコンを使いこなせなくても
最悪テレビとして使える
彼の予算の範囲内でもある
3日間かけて考えに考えた結論
そして昨日の彼の答え
すまなさそうに「ちょっと考える」
そして本日その理由がわかった
彼が最近Getした女性
いつもの方々と違って
どうやらパソコン好きだったらしい
その彼女に話を合わすため
パソコンを勉強したい
そういうことらしい
女は男を変えるのである
そして彼女に去られた今
もうそれは必要ないということ
爺の理論が守られたとはいえ
その選定に費やされた3日間
残り少ない爺としては痛い
彼の得意分野のだれかを
少しこちらに提供しろ
そう言っても
罰は当たらないだろう
さてさて
この即効ボッキー君
注文するのかしないのか
その判断を
妻に委ねることにした
もちろん直接は聞けない
聞いて即注文してって
言われたら
それはそれで爺の立場がない
自分の領域に
自分の興味がないものが
侵入すると
彼女は即刻それを排除する
爺もこれで結構困ることがある
例えば
毎年市から来る
無料健康診断のはがき
自分のはさっさとしまい込むが
爺のはどこかへのけてしまう
そしてひらめいた
今回は彼女のこの性癖を
利用することにした
リビングの
彼女の席の前のテーブルに
数通のダイレクトメールを
さりげなく置いた
もちろんあのダイレクトメールも
いやなものや興味がなかったら
多分そのダイレクトメール達は
その場にないだろう
昨日振られたサイコロ
そしてその結果は....
明らかに彼女はそれを見てる
置く順番が違ってる
....ていうことは
そのままありました
彼女のサインはGOなのか?
しかし爺的には安全面が心配
でも高額生命保険に加入してる爺
彼女にとってはどっちに転んでも
GOODなのかもしれない
爺のことを調べたのではないか?
そう思えるタイムリー商品
その名はスティッフ・ストリップ
名前からしていわくつき
昔た見に行ったストリップ
ある日不覚にも?と言おうか
幸運にも?と言おうか
ダンサーの彼女の股に
頭をしっかり挟まれ
他の客にうらやましがられた
実際は恥ずかしさで
また真っ暗で
何も見えやしなかったが...
この商品名のストリップ
爺の思ってるものと違って
どうやら板状のと言う意味らしい
さらに驚くような言葉が踊る
舌に載せるだけで...
勃起
が得られるのです
(注)原文のまま
そしてお決まりの体験者談
残念だったのは写真入だが
ロブ・G レン・H リチャード・M
みんな知らない人たちばかり
それに
GやHやMと隠す必要あるのか?
気になる値段は
42個が 9698円 @230
84個が16698円 @200
126個が21698円 @170
何と84個以上に
無料ミステリーギフトが付く
効果があり安全であれば
@約200は高くない
さらに
おまけのミステリーギフトとは...?
ミステリーギフトは欲しいが
残された年数を考えると
84個を使いきれるかどうか
それも考えてしまう
申込書に目を通せば
「絶対に目立たないように
送付してください」
こちらが何も言ってないのに
既に印刷されてる
注文者の心理が見透かされてる
かなり心引かれたところへ
とどめの
パワフルな勃起が5分以内に起こり
勃起力が24時間ノンストップで
持続することが保証されています
(注)原文のまま
しかしここで冷静さを取り戻した
5分以内の勃起はうれしい
だが24時間ノンストップ?
24時間なんてしたことないし...
第一仕事はどうするのよ?
あまりの効果のすごさを
強調したかったのか?
こりゃ~まずいぞ
おかげでこの件はただ今保留中
そして妻の意見を求めるべく
ある実験に着手した
「閨の御慎みの事」
江戸時代の
姫様のセックス指南書
普段は慎むだけ慎み
夜は思い切り乱れろ
そう説く
全く男性サイドの主張
でも男性心理には間違いない
その差は男をとりこにする
超ミニスカート
へそだし、背中だし
ファッションの名の下に
肌をさらけ出す女性たち
本当の男性心理をわかってない
どこで情報がもれたのか
通販のダイレクトメール
毎日のように来る
そのどれもが開封されずに
捨てられていく
売りたい一心だろうが
封筒の表裏に内容の大部分が
派手に印刷されてる
開封の必要がないのだ
開封をさせるのが目的なら
明らかに失敗
昨今の女性ファッションと同じ
封筒の裏面は真っ白
表面は上段に数行の英語
日本語は小さく書かれた
差出人の「レプロヘルス」のみ
シンプルで空白が目立つ封筒
昨日一通のAIRMAILが届いた
自然と手にハサミ
久しぶりの開封作業
開封された内容は
自称通販の迷人としては
はずかしくない
と言おうか
驚くべき内容であった
おしとやかな女性が
夜大いに乱れに乱れる
正にそんな心境
この差出人はすごいぞ

爺の祖母がなくなったのは
爺が6歳のとき
祖母の事はほとんんど記憶がない
だが不思議なことに
あるシーンだけ覚えてる
祖母が仏壇前で念仏を唱えてる
誰かの命日
祖母の後ろでかしこまる家族
突然祖母が
「○○何してんの」と一喝
○○とは父の名前
居眠りこいてたらしい
後ろにも目があるのか?そう驚いた
あの怖い父すらビビル祖母
家庭内序列を初めて意識した爺
以来いつかは必ず一位に...
いまだにそれは夢のまた夢
その祖母の月命日が10月11日
几帳面なお寺さんが30分遅刻
いまだ正座の出来ない爺は
初めてのあぐら
何かちょっと変だった
祖母の怒りだったのか?
その夕方
お店のレジ代わりのパソコンが
突然のフリーズ
半年前に壊れたデル2台
いまだに修理に出してない
仕方なくプリウスフローラ
数年前に使ってた物
OSはwindows Me
自作のソフトもかなり古い
なんとかその日の業務は終了
問題はその後
旧プログラムデータの読込
そのインターフェース作りに
悪戦苦闘した
たちまちのプログラムつくり
修理が終わればそれは必要なし
つまり気合が入らない
ダラダラと一週間
やっと出来上がったが達成感なし
爺の性格は一事没頭型
S○Xでの上下同時進行テク
二つ以上のことをやってのけてる
それは自分で自分をほめたい
あぁ~それなのに
部屋にこもる爺に
「それぐらい
没頭してくれたらいいのに」
ぼそっとつぶやく妻
なんのこっちゃ
そうとぼける爺はむなしい
そんなことはどうでもいい
正座しなくて
おばあちゃんごめんなさい
また裏爺の仕業だ
南北問題を論じようと思ってた爺
その矢先に
上下問題をUPされてしまった
寒くなるとよく出てくる裏爺
暑いときに熱に浮かれて...
であればわからないでもないが
ひょっとしたら
裏爺の方が本体ではないか?
そんな疑念も出てくる
出てくるといえば露出男
久しく出てなかったが
また最近よく出だした
小走りに帰ってきたY子ちゃん
はぁはぁ言いながら
「そこに変な男がいる」
下半身丸出しの男らしい
こんなことするのは
とてもご立派なものをお持ち
そう思って冗談ぽく
「それって大きかった?」
爺が問うた
Y子は瞬時に「そんなことない」
意外な答え
「そんなことはない」
と言うことは小さい
小ささがわかると言う事は
キャッて言いながらもしっかり見てる
小ささがわかると言う事は
もっと大きいのを見たことがある
などなど
Y子に突っ込みたい
そう言えば心理学の本に
露出狂の男は自身のものが
小さく弱いものではないか?
そう恐れてる
(多分本当に小さい)
そこで若い女性にそれを見せて
きゃ~って言われて
その不安を解消する
そう書いてあった
て言うことは爺にその素質有り
昼に洗濯物を干す
妻のスッポンポンを見せられた爺
そのリベンジにまず妻に露出
だけど誤解される恐れ有り
それに絶対きゃ~っては
言わないだろう
ウフフって言われたらどうするの

上なのか?下なのか?
はたまた両方なのか?
全裸の女性がとっさに隠す場所
そこそこの人生を歩んだ爺なのに
結論付けるには経験が少ない
だがそれなりの考えはある
経験的には上が圧倒的に多かった
爺の重要度としては下が上
だからそのしぐさに違和感有り
言葉で言えば「そっちかよ~」
でも冷静に考えたら
隠さなくても
下の核心部分は見えない
今さらヘアーなどどってことない
劣等感を持つ部分を隠すのでは?
バストに
劣等感を持つ女性が多いと聞く
これぞ劣等感理論
脱衣所にいる妻に気付かず
ドアを開けてしまった爺
ど太い「きゃ~」の声に
こちらが失神しそうになった
恥ずかしそうに
両手で下を隠してる
...て言うことは
劣等感理論で言えば
妻はバストに自信有り
だけど下に自信なし
うそぬかせ
バストはともかく
アンタの下は十分お元気です
爺の劣等感理論が
その瞬間に崩れ去りました
だけどここまでは許せる
本日風呂上りの妻
リビングで洗濯物の部屋干し
驚くことに
その姿はすっぽんぽん
「エッ!!」って驚く爺
「暑いのよ」って切り返す妻
暑いのはわかりますが
先日の
「ギゃ~」はなんだったのか?
両手で下を隠したのは
何だったのか?
隠す隠さない
どこを隠すのか
それはその人の気分しだい
こんなん出ました
自分でつまづき右足を強打
恥ずかしさで家へ一目散
あいにくと言おうか
幸いと言おうか
妻は外出中
数時間の湿布で通常のことが
ほぼ出来るようになったので
妻に話すつもりはなかった
笑われて茶化されるのがオチ
だが仏前での不恰好な姿
それを見せるとなると
話さなければならない
これがむずかしい
爺としてはその転倒は
しかたのないもの
避けられなかったもの
極力そっちの方向で治めたい
色白の受付美人に
ちっょと気分が浮かれてしまって...
などと言おうものなら
妻の強烈なローキック
それで左右の足の痛みの
バランスがとれたとしても
ごめんこうむる
ビルの入り口に段差があり
それはとても危険
多分多くの人が転ぶだろう
そんな事言えば
妻は殴り込んでいくかもしれない
慰謝料狙いで
痛さの程度の表現も微妙
痛くてたまらない
そんな事言えば即強制入院
10年前だっただろうか
大ケガをして爺が初めて入院
その保険金は彼女の指輪に化けた
それ以来妻は虎視眈々
だけど爺は大の病院嫌い
入院なんて真っ平ごめん
爺の不注意で
階段の最後の段をふみはずし
こけてしまった
まだ足を深く曲げると痛むが
すぐ治りそう
そう報告した
これで妻も爺を茶化せない
つい数ヶ月前
家の階段で足を踏み外し
大騒ぎした張本人
それが彼女だから
めでたしめでたし
後から来た客にはおばちゃん
それを見て
今日の幸せをかみしめてた爺
それが不幸の始まりだったとは
そのときは知る由もなかった
てきぱきと片付けるおばちゃん
もたもたするうら若き色白美人
後から来た客が先に帰る
でも
「そんなの関係ない」
「そんなの関係ない」
「そんなの関係ない」
なぜか心うきうき
「また来ちゃおうかなぁ~」
てな事考えてたかも...
2階から下りて
玄関から出たその時
ちょっとした段差につまづき
右前方に転倒したのである
場所はにぎやかな歩道
隣はローソンなので
中高校生の女の子がたむろ
本来は痛さでうずくまるだろう
だけど環境が許さない
すくっと立ち上がって
何事もなかったようにバイクに乗り
一目散にその場を去る
信号待ちなどで
余りに痛む右腰右足
脳裏をかすめる
ひょっとして骨折?
帰宅後
ありったけの湿布薬を貼り
休むこと数時間
ちょっと痛みは残るものの
普通の歩行などは問題ない
いすにもすわれる
ほっとする爺
だが
足を深く曲げた
その瞬間に激痛が走った
当然正座などは出来ない
そしてそれは今も続いてる
だから仏壇の前では
仕方なく足を投げ出してすわる
「こんな格好でごめんなさい」
ここ数日ご先祖様に
爺は謝ってるのでございます
仏壇前にて手を合わす爺
19歳で母
21歳で父を亡くした爺
自然発生的な毎日の日課
それなりに生きてこられたのは
父や母そしてご先祖様のおかげ
そう心から思ってます
但し宗教色はない
ここ数日のお参りの冒頭は
お詫びの言葉で始まる
何か悪さをしたのかって?
イエイエ
妻に謝るようなことはあっても
ご先祖様に謝るようなことは...
なら...
これまでの生き様を謝ってんの?
ノンノン
そりゃ~謝りたいけど
そんな短い時間ではムリ
...て言うか
もう手遅れ
爺の加入の生命保険
引落し口座の変更のため
保険会社に出向いた
いつもは
担当のFおばちゃんに連絡
そうしなかったのは
必ず持ってくるお勧め契約
それがいやだったのです
なお
ここで言う「おばちゃん」
爺との相対的な意味ではない
もしそうならその人は多分ヨレヨレ
ベテラン女性社員が出てきて
てきぱきと片付けてくれる
爺も普段どおりに話せる
数回行ったときのパターン
今回もそうだろうと思ってた
「いらっしゃいませ」
出てきたのは
何と20代前半の女の子
この時点で舞い上がる爺
その上なんと超色白でかわいい
爺ぐらいになると化粧での白さ
そんなものには誤魔化されない
ホントの色白がわかる場所有り
どの場所とは言えないが
爺最大のウィークポイント
それは色白ポッチャリ
かつての妻がそうであり
かつてのアヤヤがそうであった
ひょっとしたらブタでもいいかも
確かめてはいない
そんなことはどうでもいいのだ
ここ数日仏前で謝る爺
その原因は全てここから始まった
