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爺の遠吠え

思いつくままに
 遠吠えできたらいいなぁ~

オーマイ仏様

2014-10-06 | Weblog


外人か?
タカトシではないけれど
妻の喜怒哀楽パフォマンスは
日本人離れしてる
使ってはないけれど
多分
オーマイゴッドがよく似合う

コーヒが飲みたい
妻の指令に
ホットコーヒを買ってきて渡す
触ったとたん
両手を耳の位置で
くるくるまわし
熱い...と絶叫
まぁ~熱いことは熱いが

そこまでする~と唖然
自販機から10メートル
そこまで平気で持ってきた爺
立場がなくなる

痛みも同じ
どんな痛みも
最高級のパフォマンス
入院中深爪して
そこにばい菌が入り膿んだらしい
その時の痛さの表現
腰の痛みと大差がない
腰痛さんごめんなさい

手術後の経過もよく
術後10日ぐらいからリハビリ
リハビリも順調らしく
今日は何したかにした
今日は廊下を歩いた
そんな話を聞いていた

だけど爺が行ったときは
彼女はいつも病室
そこでの動作は
痛さのアピールか
スローモー
その様子から
まだまだ退院は先のことだ
そう思ってた

そんなこんなのある日
いつもより早く病室に行くと
妻がいない
はは~ん リハビリかな
そう思って初めてリハビリ室へ
だが妻の姿はない

なら一階のコンビニかな
だけど姿が見えない
仕方なく病室に帰り
待つことにした

ちょっと心配になり電話する
電話に出た妻に
いまから行くけど必要なものない?
すでに病室にいることは隠した

廊下から聞こえてきた
力強い足早に歩くスリッパの音
こちらを目指してる
看護婦さんだろう?
そう思って構えてたら
なんと入ってきたのは妻
押し車もない

え~
この驚きの度合いは
間違いなくここ10年のトップクラス

あの足音は
爺をはるかに凌駕する
まるでアスリートの足音

退院はその一週間後でした


どんだけ~

2014-10-06 | Weblog


そうそう〇〇がなくなったの
病室に入るや否や
妻がそうのたもうた

妻は決して買ってこいとは言わない
だから周りに人がいても
それが命令だとは誰も思わない
だがこれを聞き逃すとどえらいことに
明日買って来ます
爺のほうから申し出る

あ~ら そう ありがとう
それが命令であったことは
ポイントカードが
すでに彼女の右手
に握られている
それで証明される

近くのドラッグストア
広い店の上に山積みの日用雑貨
目的のものを探すのはかなり大変
ところがどっこい
爺はこんな場合でも
店員さんに
どこにあるか聞いたことがない
店に入るや否や
すぐ店員さんをつかまえて聞きまくる妻
えらい違いである


人様に迷惑をかけない
自分のことは自分でする
これは爺のポリシー
それに見つけ出すのは実は得意なのだ

業種が違えどお客の心理を測る
それは同じ
こんな商品はココに置いたほうが...
店側の意図を読めば簡単

その日もすばやく見つけ出しレジへ
ポイントカードを差し出す
男性がポイントカードを一瞥
少し間があいて
このカード奥さんのですか?
胸には店長のカード
ココはそんなことまで聞くのか...

思わぬ一言にぎこちなく
はい
そして続いて驚くべき言葉が
奥さん最近見えませんね?
 
思わぬ質問に
亡くなりました

得意のジョークを言う余裕もなく
正直に入院手術の話をして
そそくさと帰路につきました

それにしても
ポイントカードを一瞥して
本人が特定できるのは
どのぐらい買物をすればいいのか?
爺の知らない領域に
ちょっと触れてしまいました


谷あり山あり

2014-10-02 | Weblog

 

全てにおいて対照的な爺と妻

彼女の行動言動のベースは
天真爛漫
思いつき
無計画
典型的な純粋B型
熟慮型を自称する爺はいつも翻弄される
ちなみに爺はAB型
妻は爺をなぜか二重人格と揶揄する

腰の痛みを訴えてた妻
全ての事を塾慮して
手術は今年の10月に...
そう決まってた

6月
家に帰れば腰痛で苦しむ妻
店に出ればU君の悲痛な顔
U君は我が店のエース
その有能さ信頼度においては
右に出るものはいない

数ヶ月前からおかあさんが悪い

そう聞いてはいた
妻の10月手術もそこの考慮
だがここにきて相当悪い
彼の口から恐れてた言葉


彼が抜ければ
当店の存続にかかわる
それは爺もU君もわかっていて
看病と仕事の両立
寝る間のない日々で
気の毒にぐらい憔悴していて
爺も精神的につらい日々であった


忘れもしない7月1日
毎月の1回の妻の診察日
いつになく上機嫌で帰ってきた妻
一瞬悪い予感
興奮して話す彼女
その話を聞いて一瞬凍りついた

7月 9日検査入院
7月30日入院
7月31日手術
決めてきました

そうきっぱり宣言したのです

え~

返す言葉がない

家庭内順位第一位の妻が
第三位の爺に高らかに宣言したのです

これはもう誰も覆せません
へへぇい~
そうひれ伏すのみ

店が~
U君のことが~
店の決算か8月なのに~
全てが
爺にとって最悪の月の入院
おそるおそる聞きました
10月予定なのになぜ7月

したかったから

明快な返事が返ってきました









自慢の武器

2014-10-01 | Weblog

ウソは泥棒の始まり
爺の子供のころ
大人が子供にそう諭してた
その理屈からすれば
爺はいまや立派な泥棒
だが恥ずべき心は微塵もない

家庭では
妻を傷つけない
妻を不快にさせない
妻と波風立てない
平和主義者の爺にとって
ウソは必須アイテム

これまでの人生
多少の打撲
多少の引っかき傷
多少のリモコン攻撃
 *妻はリモコンを振り回すのが好き
そのぐらいで済んでるのは
すべてウソのおかげ
これを善意のウソと爺は呼ぶ

美容院から帰った妻
どう?と聞かれ
「よく似合ってるよ」
逆に聞きたい
これ以外の言葉があるのかと...

激マズ料理を夫に食べさせて
夫がどう反応するのか
ドッキリテレビが昨日ありました
とてもおいしい
そう連呼する消防士の旦那さん
まさにナイスガイ
まさに爺ファミリー
日本はまだまだ大丈夫

我が家といえば
電動歯ブラシ
退院した妻が
入院前のように
爺のそれの横にセッティング
それらはまったく同じもの
爺のは常に左

間違わないでね
妻の一言に
間違うはずないでしょ
強く言い返した
微妙にこわばる顔

何月何日何時何分
それは思い出せない
思い出したくもない
そんな前でもないある日
歯磨きをし終わり
電源にのせようとして
ハット気がついた
爺の左の電源の上に
歯ブラシがすでにあった
と言うことは....

もうひとつおまけに
そんなことが
過去にもあったようなないような

爺はついに大泥棒になりました