へんばってご存知でしょうか?
片端と書き
一方だけを優先すること
そして都合良く
聞こえたり 聞こえなかったり
そんな人を我が地域では
へんば耳と言うのでございます
広島の同志が語ってる「勝手耳」
多分同じ
そしてわが妻は
へんば耳姫 勝手耳女王
仕事場で彼女に
入り口近くから叫んでも知らんプリ
特に彼女がキラキラアフロなど
見ていようものなら最悪
聞こえない狸になってしまいます
それが狸だとわかるのは
その距離で
ご近所の人とちょっと小声で話しても
全部聞いています
爺eと言えば
耳だけが衰えのないパーツ
耳さんには悪いけど
どうせなら
アレに代わってもらいたかった
そう思えるこのごろなのです
おねえちゃんの帰る足音で
どの子かわかる
すご~くな~い?
余り役にはたちませんが
我が耳は地獄耳
その耳に先週は痛い目にあいました
路地裏をはさんでのビルの塗装工事
その騒音で寝られなかったのです
妻はうるさいと言いながらも
寝ています
やはり私の優秀な耳のせい
人様の活動時刻が睡眠時刻
そんな因果な商売とともに
我が耳の優秀さが裏目に
その工事が終わったと思ったら
なんと突然
その路地の舗装工事
そんなところを
舗装し直す必要があるの?
何か政治の臭いがぷんぷん
でもこの優秀な耳
ある発見をしました
少しは
へんば耳的なところを持ってたのです
塗装工事関連の車は
我が駐車場に入れてません
つまりお客さんではなかった
ところが舗装工事関連はお客さんでした
はるかに大きな騒音だった舗装工事
お客さんだということで
何か音がやわらかかったような...
そんな気がする一週間
熟睡した妻が寝室から出てきて
睡眠不足真っ只中の爺eに
「ああよく寝た」
この時の爺eの手首の震え
「よかったねぇ」
そう言う爺e
絶対何かイタズラしかけてやる