２０４６は、ＳＦではありません。

もっきぃです。今日は何ヶ月ぶりかの休日出勤。
夕食もとらずに、有楽町マリオンへ直行。大きな期待を
もって　初日レイトショーに少し遅刻で到着したのだが・・・

タイトル：２０４６
ジャンル：過去の恋愛／香港
映画館：日劇２（６６８席）
鑑賞日時：１０月２３日（土）２１：３５から
　　　　　初日のレイトショー、３０％程度の入り
私の満足度：８０％　チャンツィイーファンなので。
オススメ度：４０％　ＳＦとか何かが起こると期待するとダメ。　
宣伝のイメージと内容が違うので期待ハズレの人続出か？

「その不思議な未来ではミステリートレインが動き出し
アンドロイドが恋におちる。」
このキャッチコピー、聞こえはいいが誤解のもと。
舞台のほとんどは１９６０年代香港のほとんど室内。
１９６０年からみた２０４６年のミステリートレインや
アンドロイドと考えたほうがいいでしょう。今の感覚で
ＳＦ映画のつもりで行くとはずします。ＣＧもほとんどなし。
「２０４６に旅立つ者は、皆失われた愛を取り戻す
という同じ目的を抱いている」などときくと、いろんなことが
おこりそうですが、基本的になにもおこらない映画です。
主人公は昔の愛がわすれられず、ただよいさすらい、まわりの
人はみな、とおりすがり。そんな感じです。

で、おもしろくなかったかというと、わたしは結構こういうの
好きです。１９６０年代後半香港という設定がいいのかも
しれませんし、音楽とともにゆったりと豪華なキャストを
みながら一緒に漂う雰囲気を楽しめました。

主人公のトニー・レオンは、でずっぱりで貫禄十分。
ホテルの２０４７号室に住んでます。
その次に出番が多かったのがなんとチャン・ツィイー。
半分以上でていたのでは？いつもながらきれい、露出度も
アップして、背中も脚もきれいでした。最近アクションや
躍りが多かっただけに、冷たい表情、かなしい表情が印象的
でした。それだけでかなり満足です。２０４６号室に住んでます。

ホテルの支配人の長女が、フェイ・ウォン。アンドロイドの役も
やっているのがお似合い、表情の乏しい役なのに魅力的でした。
そして、この彼氏があのキムタクなのですが・・・・

冒頭で、キムタクのモノローグがあるのですがなんかエコーが
かかってるみたいで変な感じ。しかもキムタクは登場シーンでも
ずーっと日本語、相手は中国語で違和感あり。ミステリートレインに
乗っているときは、今のテレビにでてるキムタクっぽい容姿だけど
香港のシーンでは、髪をポマードでかためて、前髪をひとつかみ
たらしてました。登場時間は１５分ぐらいかな？

カリーナ・ラウもコン・リーも登場は多くないです。
チャン・チャン、マギー・チャンはほんの少し。
「至福のとき」のドン・ジエも支配人の次女役でほんの少し
でも元気な笑顔がみれてよかったです。

ではまた。