Mokeihiki 模型飛機 いのちを最優先にする日本をめざす。

日本沈没をストップさせたい。
そのためには日本に民主主義確立を

地球と人類の未来を切り開きたい

原発推進は戦争と同じ構造(平 智之議員

2012年11月21日 | 東電

http://blogs.yahoo.co.jp/spa_fullcolors/7871653.html
いい色なな色さまよりの情報です(礼)



http://t-taira.net/blog/2012/11/post-618.html

原発推進は戦争と同じ構造

2012年11月21日 01:13



電気事業連合「コンセンサス原子力2010」等


多重防護ってなに?

 政府も原子力学会も原子力産業も、「多重防護」という用語で原発の絶対の安全を主張してきました。5重で守るから多重だそうです。5重の壁で守っているから、万一事故が起こっても、外部に放射性物質が飛散することはないのだという理屈でした。

5重の壁の正体

 それでは、5重の壁とはなんでしょうか?以下に列記します。

(第1の壁)ペレット
1センチ角のサイコロ状の核燃料  融点は約2700℃
(第2の壁)被覆管
ペレットを包む合金の被膜   融点は約1800℃
(第3の壁)原子炉圧力容器
肉厚一六センチの鋼鉄の容器   融点は約1500℃
(第4の壁)原子炉格納容器
肉厚三センチの鋼鉄の容器     融点は約1500℃
(第5の壁)原子炉建屋
鉄筋コンクリート造の建築構造物  融点は約1250℃


融点が外に向けて低くなる

 ご覧のとおり、融点は外に向けて低くなっています。第一の壁であるペレットが崩壊熱で2700℃に達して溶けだしたら、あとはドミノ倒しのように第2の壁から第5の壁まで順次溶けます。真中が溶けたら全部溶ける。熱に弱いという性質を5重にしてみたところで防護的な意味はありません。今回の過酷事故でそれが実際に起きたのです。安全対策に対するこの戦略性のなさは尋常ではありません。


5重の気休め

 ところで第5の壁の原子力建屋は内部の爆発に耐えられません。爆発による破壊で現在も上から下から放射性物質が漏えいしています。つまり5重の壁とは名ばかりで、単に5重に包んだというだけです。5重の壁ではなく、5つの気休めに過ぎません。


工学的に不可能

 運転を止めても自発的に2700℃まで熱くなる核分裂生成物を確実に閉じ込めることができない以上、原発の利用は工学の観点で原理的に不可能なのです。


それでも気休めを続けるのか?

 このように原発において絶対の安全が絶対に不可能と判明したのにも関わらず、依然として驚くべき気休めが続けられています。緊急安全対策とストレステストです。ポンプ車を高台に配置し、非常用ディーゼルエンジンを増設するなどして冷やす時間を引き延ばしたというのです。その時間を超えたら必ずメルトダウンするのに「安全を確保した」と言い張っているのです。


戦争と同じ

 安全神話が目の前で神話だと露呈しても、新たな神話を発明してまだ続ける。負けているのに大戦果と言い張った過去の戦争も、最後は勝てると言い張って世界の金融を破綻させたリーマンショックも、おそらく原発安全神話と同じような構造で破滅に突き進んだのでしょう。無知であっても故意であっても、政治がそれを許すことを、私は絶対に許しません。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。