凡凡「趣味の玉手箱」

キーワードは中国です。中国以外のテーマは”趣味の玉手箱にようこそ”で扱っております。

テルモ(4543)

2005-10-26 16:17:21 | 株主の独り言
テルモ(4543):カテーテル、人工臓器など高度医療機器に強み。医薬品類も。海外比率高く中国等で生産拡大

      売上高(億円)     経常利益(百万円)     利益(百万円)
2004.9連中 1122       22542       13283

2005.9連中 1198(1190) 25300(23500)16305(14600)  

2006.3連本予 2440(2480)50000(50000)31800(31500)

2005.9は会社四季報予想上回る。通期予想はほぼ同じ。

10月25日終値:3530円(対前日比 +190円)

日本経済新聞10月26日朝刊他から

数字についてご確認下さい。


メルコホールディングス(6676)

2005-10-26 16:15:33 | 株主の独り言
メルコホールディングス(6676):PC周辺機器大手

中間決算(カッコ内は会社四季報秋号の数字)
      売上高(億円)     経常利益(百万円)     利益(百万円)
2004.9連中   503       1509        669
2005.9連中   526(500)  3154(3000) 1616(1500)
2006.3連本予 1175(1130) 6900(7000) 3500(3800) 

2005.9は会社四季報予想上回る。2006.3は経常利益と利益が会社四季報予想を下まわる。

10月25日終値:3210円(対前日比 +10円)

日本経済新聞10月26日朝刊他から

数字についてご確認下さい。


プロシップ(3763)業績予想修正

2005-10-26 08:03:59 | 株主の独り言
プロシップ(ジャスダック市場:3763):システム開発、会計系パッケージシステムの開発・販売

               売上(億円)  経常利益(百万円) 利益(百万円)
業績予想修正   中05. 9予 13     441     243

(参考)
会社四季報秋号  中05. 9予 13     270      150

上方修正である。長らく評価損含みで放置してきた銘柄。

10月25日終値:2625円(前日比+95円)

記事責任は持ちません。

参考:日本経済新聞10月26日朝刊から


生化学工業(4548)業績予想修正

2005-10-26 08:01:59 | 株主の独り言
生化学工業(4548):研究開発型、関節機能改善剤を科研薬、参天薬に販売委託
               売上(億円)  経常利益(百万円) 利益(百万円)
業績予想修正   中05. 9予 116     3900    2400
         06.3予想    226     5600      不変 
(参考)
会社四季報秋号  中05. 9予 115     3300     2100
         06.3予想    221     5400     3400

上方修正である

10月25日終値:1212円(前日比+12円)

記事責任は持ちません。

参考:日本経済新聞10月26日朝刊から


獅子頭麺

2005-10-26 06:24:44 | 思いつくままに

揚州


揚州商人というラーメン屋さん(場所は東京都X市です)で獅子頭麺を注文して食べた。豚骨ではなくてブタを煮込んで直径4センチ程度の肉団子にしたものが二つ入っているラーメンである。

店はお世辞にも綺麗とは言えないのだが、麺は細く、肉団子、汁ともなかなか美味しかった。

日本語がたどたどしい女将さんが丙級資格者という札をつけていた。主人はどう見ても日本人だった。

揚州出身なのかな。今度行ったら聞いてみよう。

*揚州は江蘇州にあり、古くから水陸交通の要衝として栄えた風光明媚な古都である。「その富は天下一」といわれ「人生、ただ揚州に住するを愛するのみ」とこの地に集う文人達は語った。揚州の名は遣唐使や留学僧の上陸地として、また高僧鑑真和上の生誕地として早くから日本人に親しまれてきた(地図:週刊中国悠々紀行第44巻「南京と揚州」から)


人ブタ

2005-10-26 05:25:01 | 十八史略を読む Ⅱ

十八史略を読むⅡ-82 漢帝国の成立-20 人ブタ


「十八史略Ⅱ 権力の構図:徳間書店、市川宏、竹内良雄訳、1986年12月七刷」から
挿絵:絵で見る中国の歴史第2巻、岡田英弘監修、新倉健訳、原書房から

呂后(皇太后となって呂太后)の手は、まず威夫人とその子如意の血で染められる。高祖が「羽翼すでに成り、動かしがたし」と嘆じて予見した運命が、事実となって現れる。

恵帝は名を盈という。母は呂太后である。即位した年、呂太后は威夫人の子、趙王如意に鴆毒(ちんどく:鴆は鳥の名で、この鳥の羽を酒にひたせば猛毒になるという。古来お家騒動に付き物の毒薬)を盛って殺害した。

さらに威夫人の手足を切り落とし、眼をえぐり、耳を焼き切り、薬で喉をつぶした。そして便所の中に捨てて、「人ブタ」と名付けた。

呂太后は恵帝を呼んで「人ブタ」を見せた。恵帝はそれが威夫人であると知るや、愕然とし激しく慟哭した。ついにそのまま寝付き、一年余りも回復しなかった。

*恵帝を呼んだのは「これがお前の太子の座を奪おうと画策した母親だよ」とでも言いたかったのでしょうか。あるいは恵帝が気弱い性格だと知って呂太后が実権を握るために「人ブタ」を見せたのでしょうか。いずれにして呂太后は恐ろしい女性です。こういう女性とはつきあいたくないな。



呂太后の独裁

2005-10-26 05:18:16 | 十八史略を読む Ⅱ
十八史略を読むⅡ-81 漢帝国の成立-19 呂太后の独裁

「十八史略Ⅱ 権力の構図:徳間書店、市川宏、竹内良雄訳、1986年12月七刷」から

高祖が没し、太子盈(えい)が立って即位した。形としては、当然の相続が行われたまでである。

だが、その裏には、血なまぐさい粛清劇が演じられていた。「わが子可愛さ」から、権力争いの舞台に立った呂后は、血に染まった手をさらに血で洗いつつ、ついに漢帝国の全権力を自らの手に握る。


高祖が没し、太子盈(えい)が立って即位した。形としては、当然の相続が行われたまでである。

だが、その裏には、血なまぐさい粛清劇が演じられていた。「わが子可愛さ」から、権力争いの舞台に立った呂后は、血に染まった手をさらに血で洗いつつ、ついに漢帝国の全権力を自らの手に握る。


誰に任せるか

2005-10-26 05:17:06 | 十八史略を読む Ⅱ
十八史略を読むⅡ-80 漢帝国の成立-18 誰に任せるか

「十八史略Ⅱ 権力の構図:徳間書店、市川宏、竹内良雄訳、1986年12月七刷」から

黥布討伐の時、高祖に流れ矢があたって、その傷がだんだんと悪くなった。高祖は死が近づいたのを知って、以後代々の丞相について自分の意見を述べる。

呂后が尋ねた。「陛下にもしものことがあり、丞相の蕭何が死んだら、あとを誰に任せたらよいでしょうか」

高祖「曹参(そうしん)が良かろう」

次の順位を尋ねると「王陵がよかろう。だが、あの男はバカ正直だ。陳平に補佐させると良い。陳平は才気にあふれているがすべてをまかせるのは危ない。周勃(しゅうぼつ)は重厚な人柄だが面白みがない。大尉の位につけておくと良いだろう。わが劉家を永続させるものは、結局、周勃だ」

呂后がさらにその次を尋ねると、「そのあとは、もうおまえに関わりにないことだ」

高祖がついに亡くなり、長陵に葬られた。漢王となって4年間、皇帝になって8年間あわせて12年間その位にあった。

太子の盈(えい)が位を継いだ。これが孝恵(こうけい)皇帝(略して恵帝)である。