凡凡「趣味の玉手箱」

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愛知万博のマンモスに感動

2005-09-16 23:51:24 | 国内旅行フォトログ

約1万年前に絶滅したといわれるマンモスに愛知万博会場で出会った。

マンモスラボはただマンモスを見るだけ。4時頃に並んでラボに入れたのは40分後。

ガラス越しに1万年以上も前のマンモスの頭部と足の部分をほぼそのままの状態で見ることが出来た。

歩く歩道に乗って、見た時間はたったの1分くらいだっただろうか。距離にすれば約10m。マンモスはマイナス15℃に保たれた部屋の中に展示されていた。

頭の部分に目はないが頭は茶色の毛で覆われている。何よりも大きな二つの牙の立派なこと。目の前にそれらが現れたときの感動をどう表現して良いのかわからない。過日多摩動物公園で見たアフリカ象の牙よりも遙かに太く立派なものだ。足の部分は毛で覆われておりその大きさはアフリカ象と比べてさほど大きくは感じなかった。

目が釘付けになったのは牙だ。白い牙はきれいに磨かれたようにピカピカと光っており、所々に茶色の色が混じっている。本当に立派な象牙いやマンモス牙だ。

自分が小さかった頃、人類がマンモスめがけて槍を投げている絵を見た覚えがあるのだが、おそらくその当時の人間はマンモスの牙が目当てに殺戮を繰り返したのであろう。それほど立派な牙なのだ。

このマンモスはシベリアの北部で日本人によって発見されたのだが、所有権はロシアにあるようだ。万博が終了すればロシアに戻されるのであろうが、今後DNA解析等によって様々な知見が得られ、やがてマンモスが遺伝子操作によって再びこの地上にお目見えするのもさほど遠い将来ではないのではなかろうか。

今日は本当に有意義な一日であった。


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