凡凡「趣味の玉手箱」

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バブル期の雰囲気?

2005-12-06 19:03:26 | 自己流株式投資
日本経団連の奥田会長が「日本全体がバブル期の雰囲気」と現状を憂いておられる。確かに、このところの株式の上昇度合いは急すぎるようで、日本全体が金目当ての国になりつつあると、経団連会長として警鐘を鳴らされている。

また、QUICKがまとめた12月の月次調査では国内機関投資家の多くは新規の株式投資に慎重になり始めたという。株式を買い越す姿勢は崩していないものの、短期的な相場過熱を警戒し、買い増し額を抑えようとする傾向が強いとしている。

しかし一方で7-9月期の法人統計によれば設備投資、総人件費とも増加している。企業の好業績を背景に財布の紐がじわりと緩みはじめた状況だが、現金収支が投資を上回る「カネ余り」の状況はなお続いているようだ。ゴルフ会員権相場が16年ぶり上昇し、ホテルの宴会もプラス二桁、ハイヤー利用も下げ止まり、人件費も非製造業で高い伸びと少し景気が良くなってきたかなと日経の記事を読むと感じられる。

当面、調整場面が考えられるものの、上記のような好材料もあるので、株価は一進一退を繰り返しながら長期的なトレンドとしては上昇局面を辿るのではないだろうか。


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