モデル倶楽部の機械加工日記

一年およそ355日工場で活動中。鉄道模型や仕事、バイク、クルマ、安旨グルメなどをつづってまいります。

ゴハチエアフィルターで往ったり来たり

2024-04-10 10:53:41 | 16番 機関車
文末に追加しました。






昨日はてつをたさんご来社時に並行してゴハチエアフィルターの後加工をしていました。

縦スジの突起0.3-溝0.2 の繰り返し表現を溝幅拡大による

    突起0.26-溝0.24 のパターン変更をとりあえず数枚完成させました。







ところがBefore-After をサフェーサー吹きで差異を確認するとまったくわかりません。

これ以上Φ0.2エンドミルを折るリスクを考慮すると

溝幅拡大は無意味と判断し中止しました。

ライトの当て方で見え方がかなり変化し、迷いすぎてどっちがどれだかもうわかりません!






エアフィルターは横っ腹の大面積を占める重要箇所なのでこだわりたく、(他の電機も同様です)

ハンダ付け後は側面より凹0.1のフィルタートップ面となり

フィルターの上・下辺で丸みなくスパっと終わる感じにします。







もうこれで十分じゃないか。(キリがないぞ!)






光を当てたルーペでご覧ください。





はめ込み寸法は縦8.77×横12.42、2連の横は27.43 で

対象キットは2003年、2013年発売のもので、それ以前の古いキットとの相性は未把握です。

下辺のシルエットは正直です。





天賞堂さんのおはこ、EF58は多くのマニアさんに愛され私も同様ですが

工作マニアは自分仕様で完成させたい方も多いかと存じます。

ドロップのエアフィルターとアングルレスの不安を解消するために

コスト度外視でこだわって製作しました。






これで決定、もう迷いません。

念のためキサゲ刷毛で研磨してください。







快削t0.5、ハンダしろはt0.2と極薄ながらしっかりして

下向きアングルの逃がしにすっぽり収まり裾一直線、ボディ剛性十分(なはず)です。

はめ込みのパッチン具合はてつをたさんにも実感して頂きました。






お面裾にも帯板をまわし厚みを確保して(私は)R表現します。ぜひおすすめします。

裾断面をグルっと全周、厚みを持たせることでひっくり返した見栄えと塗料乗りが向上し

コスト的に完成品では難しい箇所のこだわり実現を応援します。

EF62,63の下向きアングルには前部台枠っぽい補強材を追加して ”グルっと全周台枠” を再現しました。






天ゴハチキット専用パーツはウエイトを含めほぼ完成しています。

特に全エッジを糸面仕上げのt2床板とモーター台座は模型パーツとして見えなくなるのに

「こんなの見たことない!」とうならせる仕上げを目指しました。(ほとんど自己満足です)

早く現金化しないとな。






ムサシノさんのEF15も姿を現し次はいよいよゴハチ? とドキドキするも

私は天賞堂さんの10万キットで頑張るしかないので

ご賛同頂けるマニアさん、ぜひ採用してください。






以下追加↓






EF15も私は天賞堂さんの8万キットで頑張ります。






ゴハチと同サイズのエアフィルター、ジャストフィットです。






のっぺらぼうの自作前面です。






ギューっと押し付けてのハンダ付けを避けるために

車端の一方が34.9幅、反対側は35幅と作り分けました。






絶対ズレない段付き前面とはめ込みガラスでいずれ数セット発売します。(全数35幅)






大まかなディテールは大宮の生首と横川を参考にします。

ダイカスト台車の太っといブレーキロッドが残念でここは何とかしないとな。


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