
家族慰安会です。こどもたちが企画し日程調整し、山代温泉に。加賀温泉どの
場所でも懇談や訴えもしました、山代では温泉街の発展のためにも消費税増税
の中止をと訴えました。今日は客としてお邪魔しました。開湯1300余年と
いわれる山代温泉。高僧行基が白山修行の途中、一羽のカラスが湯で傷ついた
羽を休めていたのに出会い、それが温泉の始まりとか。歌人の与謝野晶子、
そして魯山人も利用しました。総湯、古総湯は地元もお客も利用されます。側
には足湯スポットもあります。妻に薦められて名物の「六方焼」や「羊羹」を
おみやげに。

魚も肉もできればカニもと、それぞれのリクエストが違う家族の趣向にあわせ、
なんでもありの料理コースを選択。故郷の弘前にあまり帰っていないという
仲居さんから「家族で温泉なんて、いいですね」と言われながら、まずは選挙
戦の奮闘にご苦労さんと乾杯。大きなお風呂や露店風呂も味わいながら、ワイ
ワイと。私は、いつものパターンで10時半すぎると、一足早く寝てしまいま
した。お蔭、翌朝は4時すぎから目がさめ、朝ぶろに。

帰路、妻がいい所があると粟津温泉近くの山の方へ、細い道を上りながら、着
いた所は「生雲」と書かれた茶房。白山信仰を基本に修行をつづけた多くのひ
とたち。400メートルぐらいの高さから見る眺望はなかなか素敵です。飲料
用以外の水は全て雨水を濾して利用しているとか、太陽光パネルも設置されて
います。誰が利用するのか、祈祷料1万円の表示も。その横に座って、写経も
できます。静寂な中で、コーヒーの味も格別でした。