2月16日大阪で日本ユーラシア協会(旧日ソ協会)の研修会があり、石川県連副理事長・全国理事でもあり参加しました。
最近京都で会員になった秋山豊寛さんは、ジャーナリストで、日本で初めて宇宙飛行士になった人。世界初の飛行士ガガーリン
の「地球は青かった」のメッセージは、60年代のキューバ危機から始まる米ソ間の宇宙開発競争・核開発で地球号が破壊される
かもしれぬとの警告メッセージでもあったと指摘。自らが保障対象とならない福島の32キロ(30キロ圏内は対象)での生活から
転居を余儀なくされた経験とチェルノブイリを経験したドイツなどの運動とも比較して、原子力ムラに依存する政府の姿勢を鋭く
批判し、ユーラシア諸国との平和友好運動を続ける協会活動への激励もされました。
石川を代表して、地域支部や自治体と協力して実施している行事や出版活動の成功事例、100名相当県内に住むロシアなど
の在留の方との交流、会員から要望の強いロシアへの直行便の復活など、発言しました。今年の5月にも予想される日ロ首脳
間での領土・平和条約問題にも意見交流がされました。
日本・アジアはじめ2千万人の犠牲者をだした第二次世界大戦の苦い教訓、母たちの戦争体験をもとに、「日本海を平和の海に」
と40年近く、地道な草の根の平和と友好の運動をやり、経済交流も含め、ロシアにも多くの友人がいるだけに、平和と友好運動
をずっと続けていきたいと痛感。私が進行役を仰せつかった懇親会。「亀田さん、新聞みたよ、大変なお役目を引き受けられて、
身体に気をつけて」と各地の知己からの声。ありがとうございます。がんばります。金沢への帰路、コップ酒で一眠り。