カネシゲタカシの野球と漫画☆夢日記

移転につき更新を停止しました。

北海道で入来が勝ったぞ!

2004年05月12日 23時23分02秒 | ☆野球
阪神が負けてCSのチャンネルを変えるとものすごいスコアの試合が札幌ドームでやっていた。
2対20
いや、桁が違いましたよケタが!

李選手も2軍落ちしてロッテは打線が苦しいなか、ミンチーが2回もたずして9失点で降板したみたいです。
いよいよ投手陣もヤバイ状況でしょうか?

さて、途中からみたこの試合でしたが、大量援護に守られて5回2失点とまずまずの投球をみせた日本ハム・入来投手が照れたように笑いながらヒーローインタビューにあがりました。

僕は開幕前の順位予想は北海道日ハムを2位に推していました。
ただしその条件は「巨人から移籍した入来投手の復活」
これしかないと思っていました。
エースの金村と大黒柱の小笠原が登録抹消という苦しい日ハムに久しぶりの明るいニュース。
巨人人気が根強い北海道の大地に、元巨人という大看板を背負ったスターが一人舞い降りたのです。

「ほんと、ここまで長かったです」

ウイニングボールを手にしながらのインタビュー。
噛みしめるような言葉の一つ一つから、安堵と喜びの感情がひしひしと伝わってきます。

「入来投手、最後に勝ったのはいつだったか覚えていますか?」
「えっと…巨人にいたころの、、、阪神戦、、、あれ?すみません
忘れました」

なんと1軍での登板は1年半ぶり。
さらに、勝ちがついたのは2年前の8月の広島戦以来だったそうです。
そして「長かった」と繰り返す、はにかんだ笑顔の入来投手。
思わずぼくも同じ表情になってしまいました。

「あの、ほんと皆さんの声援が励みになっています。これからも応援してくださいね・・・絶対、勝ちますから!」

札幌の、多いとはいえないが熱烈な観衆の一人一人に語りかけるような、真心と感謝が本当につまった熱い言葉。
スタンドの誰もが「うおーっ」という歓声で入来を讃えたのは言うまでもありません。

笑顔の入来投手。
まだまだこれからですが、とりあえずの復活勝利。
おめでとうございます。

そして日ハムの応援歌「ファイターズ賛歌」が流れる中、勝利したナインが全員でレフトスタンドに歩み寄り、最後まで声援してくれたファンにサインボールの投げ入れ。
もちろん入来投手もその輪に加わります。
途中交代したSHINJOも赤いTシャツで「SHINJOシート」に歩み寄り、指をさしながら「いくよ!」と満面の笑顔でボールを投げ入れる。

まさに彼らはファイターズ!
ああ、かっこいい。
このにくいファンサービスは必ずや観客増員に一役買うでしょう。
それくらいカッコよかったです。

進めファイターズ どこまでも!

巨人が勝利 阿部は世界新記録

2004年05月12日 21時54分03秒 | ☆阪神タイガース
7回表ツーアウト、井川が左中間を抜くまさかのヒットで全力疾走。
清原の逆転2ランで一点ビハインドだったこの時、2対2の同点に追いつくタイムリーかと思いきや、ランナーの矢野が本塁で惜しくもタッチアウト。

2塁まで走り、ヘルメットをとって息も絶え絶えの井川。
このへばり方は尋常じゃない。
きっと次の回は打たれてしまうと思った僕の嫌な予感は的中。

もう先頭の小久保にヒットを許した時点でウイリアムスに継投でもよかったんじゃないでしょうか?
阿部の2ラン、清水の2ラン、ローズのソロホームラン。。。
一気に7回裏に5点を追加されたタイガースが8対2で敗れました。

阿部は大リーグのマグワイアの記録をも塗り替える「20号ホームラン最速到達世界記録」を樹立しました。
やられた。もう現在の阿部に投げる球がない!


4回のワンアウト三塁という追加点のチャンスに桧山が三塁ファールフライで倒れたのが寂しかったです。
せっかく金本が右打ちでランナーを進めたというのに…

結局木佐貫にも完投を許してしまったタイガース。
明日の福原に期待したいところです。

阪神巨人戦・先制は阪神! あとキンケード骨折

2004年05月12日 18時56分05秒 | ☆阪神タイガース
いったいこの人は何をしに日本へ来たのでしょう。
キンケードさん、昨日のデッドボールで骨折していたそうです。
全治など詳しいことは不明ですが、近く新聞などでわかるでしょう。

いや、昨日は岡島に非がある完全なデッドボールで、キンケードは決して悪くはないんですよ。むしろその後も走者として塁上に出たハングリー精神は褒めてあげるべきです。

しかしそもそも「“昨日は”岡島に非がある」などと言われている時点でよくわからない話。
「おいおい、ピッチャー以外に責任が生じる死球なんてあるのかよ」と思われたキンケードをよく知らない野球ファンの皆様、

あるんですねコレが。

自分からボールに当たりにいく特攻スタイルで「神の右足」とも称されたキンケードの右足。
開幕からのデッドボール数はプロ野球記録を更新確実といわれるハイペース。

しかしまさか骨折とは…
今回は左手(腕?)です。

で、そんなキンケードに代わって今日のドームのスタメンには関本の名前が入りました。
これをチャンスになんとかポジションをうばってもらいたいですが、キンケードも可哀想だし…

なんか複雑な阪神。
現在東京ドームは4回表、1対0です。
いま、今岡のタイムリーが出ました!

では詳細はまた後ほど。


速報!レッツゴー三匹は「誤字」だった

2004年05月12日 02時27分00秒 | ☆企画・ネタ・似顔絵・顔面ツラ野球
いまネットで「レッツゴー三匹ってじゅんと長作と誰やったかな?」と思って調べたところ驚愕の事実が判明!

「レッツゴー三匹」はよくある誤字で、正確には「レツゴー三匹」である

知らなかった!
24年間大阪で暮らしていたにも関わらず知らなかった!
うっかりしていた。

で、くわしくはこちらの「レッツゴー三匹」は誤字です。と題されたページをご覧下さい。
それはもう本人でもないのにストーカーのようにこの件について調査しておられます。

結論:主なサーチエンジンで約6割のサイトが間違えています。

ちなみにその「レツゴー三匹」ご本人についてはこちらをご覧下さい

そうか、長作は1人で活動するときは「人長作」って名乗ってるのか。
ていうか、これなんて読むんだ?
で、真ん中の人は正児だ。そうだそうだ思い出した。
でも本名は正三なんだ。ああ、そうなんだ…

さあ、当ブログでも思いっきり「レッツゴー」だと思っていたのでどうしましょう?

まあ、あまり気にせずこれからもこの表記のまんま行きます。

ネーミング・ライツの問題で、もしも「レツゴー三匹」御本人たちともめたとしても、「ちょっと変えてるからええやん」と逃げることができますし、かえっていいかもしれません。
(もしこの件で裁判になったとしたら、間寛平さんの「アメマ裁判」に匹敵するバカ裁判ですが…)

いや、普通は本家が「レッツゴー三匹」で偽物が「レツゴー三匹」とか名乗りそうなものの、まさかその逆とは驚きました。
これは松田聖子本人が「まねだ聖子」の名で登場するのと同じことです。
さらに言うと、郷ひろみ本人が「若人あきら」の名で釣りに行って行方不明になって記憶喪失になるのとまったく同じことです。(←昔こういう事件があったんですよ)

というわけで、これからも「甲子園のレッツゴー三匹」ということでお願いします。

甲子園のレッツゴー三匹 その⑤

2004年05月11日 22時50分18秒 | ☆企画・ネタ・似顔絵・顔面ツラ野球
「安藤でーす!」「ウイリアムスでーす!」「今井絵里子でございます」
バシッ

安 藤「こら!旬やけど無理があるわ」
リガン「いや、今日はジェフと安藤君がどうなるかと思ったけど勝ったね」
安 藤「いや、この3匹もええ仕事ができたよね」
リガン「…ガッテム
安 藤「なんでやねん!なんでガッテムやねん!」
リガン「せっかくイジめてあげようと思ってたのに。元木と仁志ももうちょっと仕事してくれんと困る」
安 藤「うるさいわ!…まあ、いいよいいよキミ達。今日は気分がいいからなに言われても笑ってるよ~♪」
リガン「あ、みてみて安藤君、さっそくスポーツ新聞に安藤君のことが載ってるよ」
安 藤「ほんまかいな。うれしいな~!ちょっと見せて。どれどれ…(←クリック)」








安 藤「…て、コレこの前の新聞やないかー!!!」
リガン「あんどー君“ヒロシマの悲劇”を忘れないで」
安 藤「そうそう、あの悲惨な戦争を…てドアホ!!
リガン「それにしても今日は江草の投入が裏目にでたね」
安 藤「まあええ経験にはなったんやないかって岡田さんも言うてたし、ええんちゃう?」
リガン「いや、あそこは三東くんで良かったのにおかしい。だいたいデッドボールのキンケードに代走を送らんと、次の回の守備から関本くんを入れてみたり、ちょっとチグハグやった」
安 藤「う~ん、そうかな?」
リガン「まあ今の首脳陣批判は全部あんどーくんが言ってたことやけどね」
安 藤「言うてない、言うてない!!」
リガン「いつも『あの藤山寛美のボケ、松竹新喜劇からやり直して来い』ってブルペンで言うてるやん。」
安 藤「言うてないー!!」
ジェフ「あんどー君の首脳陣批判は有名よ」
安 藤「うそ!言うたことないのになんで?」
ジェフ「ほら、この新聞にも載ってるよ。見て (←クリック)」





安 藤「だからしつこいねん!!いつまで持ってんねんそれ!」
ジェフ「やっぱり“キメ!”てやってるみたいやな、この写真。なんか“ラッツ&スター”みたいになってるで」
安 藤「なんでそんな古い事を外人のくせに知ってんねん?」
リガン「そら知ってるよ。アメリカでも彼らは大人気やったもん」
安 藤「うそぉ。」
リガン「鈴木雅之やろ、くわまんやろ、あと田代まさし安藤くん
安 藤「なんで俺が入ってんねん!」
リガン「この写真みたらどうみても『め組のひと』歌ってたとしか考えられへん」
安 藤「考える方がおかしいやろ…」
リガン「それで確か盗撮で逮捕されたのが安藤くんやったね?
安 藤「ええ加減にせい!」


とりいそぎ手抜きでスンマセン。
3匹は本当にいい仕事をしました。
とくに安藤投手の9回はしびれましたね。

さあ、どんどん首位を固めましょう

阪神巨人戦 しっかりしなさい

2004年05月11日 20時42分37秒 | ☆阪神タイガース
はい。似顔絵は今日先発予定ながらまさかの回避、せっかく絵を用意した僕の立場はどうしてくれるんだという上原さんです。

阪神先発は久保田・巨人先発はタナボタで回ってきたランデル。

初回に目の覚めるような藤本の先制ツーラン。
「これはやってくれる!」とおもったその裏、いきなりキンケードがエラー。
そしてローズに同点ホームランを浴びます。
「最悪や…」

その後は4回まで両者無得点。
ゲームが動くのは5回!
2アウトから赤星と藤本が四球で出塁。
ケビン・ベーコンのようにちょっと怪しい顔面のランデル。
その表情がゆがみます。
そして今岡。
ねばりにねばった打席。投げる球がなくなったところをうまくセンター前にタイムリーヒット!

一塁上で手を打ち鳴らす今岡。
虚弱体質顔がますますゆがむランデル投手。

そして4番・金本。
完璧にとらえた打球はライト後方「元気ハツラツ!」の看板にぶちあてる特大のスリーラン・ホームラン。

この時点で6対2。
しかし「今日は楽勝」なんて誰が言いました?
久保田さんが打たれるんですよ、これが。
高橋のタイムリーや阿部のホームランなどであっという間に同点。

現在7回裏6対6の同点です。

しかしあそこで江草をつかうか、岡田監督…。
この前の大勝した中日戦でも中継ぎ登板。
無失点におわったものの、いきなりノーアウトから四球をだしていたその心臓の弱さが心配だったんですよ僕は。
はやく帰ってきて、吉野投手!




阪神・岡田と星野の決定的な違いはココ! 

2004年05月10日 16時32分16秒 | ☆阪神タイガース
阪神タイガースの前監督が星野仙一氏であることは国民の誰もが知っていることでしょう。そして現監督がタイガースOBの岡田彰布氏であることも周知の事実。

さて、そんな二人の性格・選手起用法・作戦術・顔面その他の「異なる点」はいろいろなメディアでもすでに取りざたされております。
よってここではペナントレース開幕前から僕が個人的に非常に気になった「二人の決定的な違い」について分析したいと思います。

それは「話し言葉の使い方」という点です。
僕たちは選手ではないので、マスコミ向けのインタビューでしか監督らの言葉を知ることができません。よって素材が乏しいなかでの
比較にはなりますが、ちょっと実例を挙げて見ていきます。

ではこちらの懐かしい【火の玉節】ここで3連敗はおもろない と題された星野監督のインタビュー記事(サンスポ)を見てください。

記事中の監督の言葉には「(距離が)長いんだよ。」のように丸カッコで記者による補足が入っております。
これは話し言葉をそのまま文章にすると伝わらない部分を補うためですが、ためしに丸カッコを抜いて読んで見てください。



伝わりますよね、だいたい。
非常に魅力的で人をひきつけてやまない火の玉節!

さて、一方の岡田監督です。
一番極端に彼の話し言葉の特徴がでた、こちらの【聞いてえな】今はショートよりも、桧山のとこやなと題されたこちらのインタビューをご覧下さい。

そして先ほどと同じく丸カッコを抜いて読んで見てください。



もうさっぱり伝わらないと思います。

これ、大阪以外の人なら「大阪弁だから私にはわからないのだ」と思ってしまいそうですが、なんのなんの。
大阪生まれ・大阪育ちの僕にも、さっぱり伝わりません。


ではここで両者を比較して分析してみましょう。

まず星野監督の話し言葉の特徴は「結論が最初にきてわかりやすい」ことにあります。
これは一般の僕たちにも言えるのですが、まず結論を言ってから詳細を付け加えるという話し方は非常に相手に伝わりやすいんですよね。
新聞記事の文章などでもそうなっています。

一方の岡田監督の話し言葉の特徴は「話しているうちに論旨がどんどん変わっていく」部分にあります。
質問に対して「う~ん、そうやね…」と考えて少しずつ答えていくうちにどんどん自分の中に新たなる考えが浮かんで、最終的には最初の質問からけっこうズレた答えが返ってきてしまうんです。
さらに丸カッコを抜くとさっぱり伝わらないことでわかるように、彼はかなり独りよがりな話し方をします。
「コレぐらいわかるやろう」といった過信に基づく“言葉足らず”。
あまり他者への配慮がない話し方なんですね。

おそらく頭の回転が良いことが原因でしょうが、聞くものにズバッと斬り込んでこない岡田の言葉…。

「単刀直入の星野」
「優柔不断の岡田」

わかりやすく分類するとそうなります。
人を魅了してその気にさせるのが、星野氏の言葉の方であることは言うまでもありません。

「評論家経験の有無」がこの明暗を分けたという風にもとれますが、きっと差が生じた原因はそれだけじゃない。

星野氏は「人間は感情の生き物であり、感情は言葉でコントロールできる」という事実にいち早く気付き、リーダーシップをとるうえでの「言葉の重要性」をずーっと研究してきたんだと思います。

選手だって人間です。
同じ命令されるのであれば、うまく言葉でその気にさせてくれる指揮官がいいのは当然です
しかし残念ながらこればっかりは一朝一夕にマネできることではない…。

ちなみに阪神では結果を残せませんでしたが、野村克也氏も「言葉の重要性」を知る監督でありました。
(適用こそ間違えて今岡と藪を腐らせていましたが…)

いや、決して岡田監督に人望や能力がないと言っているのではありませんよ。念のため!
あくまで現時点の比較ですから。
だいたい百戦錬磨のベテラン監督と就任一年目の新米監督を比べることに無理があるのです。
しかし、ぜひ岡田監督には「自身の言葉の使い方」にこれから大いに気を使っていってもらいたい。

僕は彼の口から目の覚める名言が飛び出すのを心待ちにしています。

さあ、これからの「岡田節」に注目です。

阪神大勝!チーム力の差がここに出た

2004年05月09日 18時21分13秒 | ☆阪神タイガース
5対2で迎えた4回裏の攻撃でタイガースが大量8点を奪い逆転してからは一方的なタイガース祭り。
結局5対16で阪神が連勝で大混戦ペナントレースの首位をキープしました。

僕は今日と昨日の2試合で、この阪神と中日の投手力の差をはっきりと感じました。

昨日は両チームの投手が好投するなかで、まあたまたま阪神が勝ったというゲームでしたが、中日が大看板・川上だったのに対して阪神はこう言ったら失礼ですが伏兵の藪。
それが互角に渡り合った上に最終的に阪神が勝ってしまいました。

そして今日は両先発が序盤でノックアウトという展開。
阪神は牧野から江草、モレル、桟原、安藤(←あんどー君!)、三東とつないでなんと無失点。
岡田監督も言ってましたが、今日のゲームであえて一人ヒーローをあげるとしたらやはり牧野!下柳のあとをうけて2回1/3をピシャリと抑えたのが大きかった。
オリックスから今年やってきてずっと敗戦処理的起用ながら腐らずに好投を続けてきた甲斐がありましたね。
やっと勝ちがつきました。おめでとうございます!

対する中日は平井のあとをうけた野口も火だるま状態。
その後も中継ぎ陣は失点を重ねました。

投手王国の称号はもはや中日ではなく阪神のもののようです。
今日途中交代した立浪同様、すこし心配です。


阪神大爆発!そして両先発早くもKO

2004年05月09日 16時13分00秒 | ☆阪神タイガース
甲子園は今日の天気予報と同じく荒れ模様。阪神・下柳と中日・平井という両先発ではじまった試合ですが、二人はもう…

マウンドにいません。下柳は5失点。平井は4失点。
とくに下柳は2回もたずしての無念の降板。珍しく試合をこわしたかなと思いきや、今日は打線がおそいかかる!
つかまったのは平井だけではなく中継ぎとして登板してきた中日エースの野口。

あのですね、もう一つ一つ説明できません!
とにかくコツコツとヒットでつないで今岡・アリアスのホームランでドン!
まるで流れ作業のようにヒットがつながり、最初4点差あったビハインドもあれとあれよという間に打者一巡。なんと4回裏に8点を奪い、現在スコアは5対10。

打線爆発!あとは阪神中継ぎ陣に期待です。

顔面ツラ野球☆2004 濱中おさむ

2004年05月09日 00時38分13秒 | ☆企画・ネタ・似顔絵・顔面ツラ野球
我が阪神タイガースの濱中おさむ外野手について、僕は今日この場で断言いたします。

「濱中おさむは顔面で損をしている」

こちらの阪神・浜中が選手生命の危機! 右肩痛再発で登録抹消 という記事にもある通り、昨年7月に手術した浜中の右肩痛が再発したのです。

ん、「浜中」と「濱中」はどっちが正しい表記なんでしょう。
たしか、「治」を「おさむ」と平仮名表記に変更したときに「浜中」も「濱中」に変更したんですよね。
記事の中では「浜中」になってて、今年の選手名鑑では「濱中」に
…なんか変更があったのですかね?

少し本題から外れました。
とにかくこの故障は選手生命を左右する非常に危険な故障。
03年、怪我が完治しないままでの強行出場がたたってこのような残念な結果になったことは阪神ファンなら誰もが知っています。
僕たちはあなたの早期の回復を心から願っています。

しかし今回はそのような悲しい現実があるからこそ、以前から個人的に気になっていた「顔面で損」という考察をあえてとりあげたい。不謹慎で申し訳ないです。

この新聞にもあるように濱中が「虎のプリンス」と呼ばれるにはおそらく3つの理由があります。

1.4番候補の最有力だから

2.いちおうまだ若いから

3.顔が王子様っぽいから




そう、顔面が「王子様」っぽいのです。
しかもどちらかと言えば「あほぼん」の部類に入る王子様・・・。

ひじょうに王冠とマントとステッキとバナナが似合いそう…いや、絶対似合う。
かつて「虎のプリンス」と呼ばれた男でもっとも記憶に新しいのがあの新庄さまであることを考えても、「プリンス」と呼ばれるには甘いマスクが必要なのです。

これが中日の井上一樹選手ではいくら活躍しても「プリンス」とは言われないんです。
せいぜい頑張っても「青大将」とかそんなんです。
もちろん彼が若かった時代だとしてもです。
悲しいかな…



で、そんな濱中の顔を見たときに誰もが思うであろう感想。
それは顔面に悲壮感が見当たらないということ。
これで彼は非常に損をしていると僕は思っています。

大事な場面で三振。
「くっそ~!」と歯軋りしながらフッと濱中の顔を見る。
…半笑い?
あれ、くやしそうじゃない…

今回の故障の直接の原因となった昨シーズンのゲーム中のケガ。
あわててベンチから飛び出るトレーナー!フッと濱中の顔を見る。
…半笑い?
あれ、じゃあ大丈夫かな…?(結果はシャレにならない重症)

とにかく悲壮感がない顔面は勝負師としてはちょっと損です。
凡退しても「笑ってんなよオイ!」と思われるのはホントかわいそう。
どうしても「ああ、おぼっちゃん」とか「ああ、三男坊」という印象しかファンに残らない。

まあ、そういう方は野球選手に限らず一般社会にもたくさんおられます。怒っているのに笑っているように思われる顔とか、またはその逆とか…大抵そういう方は人間関係においてちょこっと損をしてしまいます。

彼の野球の才能とはまったく関係のない部分ですが、ちょっと触れてみました。
繰り返しますが、僕たちはあなたの早期の回復を心から願っています。

【2005年2月26日追記】
濱中選手は現在も復帰に向けてトレーニングとリハビリを続けております。
まだ完全復帰とはいかない状態ですが、打撃のみでの試合参加ならそろそろと言われています。
今年はパ・リーグとの交流戦もあり、DH(指名打者)での試合出場などがありそう。
完全復帰さえできれば、タイガースでは貴重な右の日本人大砲の筆頭として、必ずや爆発してくれることでしょう。

ちなみに文中にあった「濱中?浜中?」という表記の問題について。
現在一般の大きな新聞などでは、原則として常用漢字を用いることが推奨されているらしく、そのためのようです。
本当は「濱中おさむ」が正解です。






阪神勝利!金本選手のサヨナラ弾

2004年05月08日 21時30分29秒 | ☆阪神タイガース
2試合連続の第7号ホームランはなんとサヨナラ弾!
左中間に飛び込む打球。
うなだれる中日先発・川上憲伸。

今日の試合はなんと8回まで0対0のしびれる展開。
その立役者は阪神・藪と中日・川上憲伸。
両者素晴らしい投球内容。
とくにベテラン藪投手は10奪三振を奪う力投!

7回に自らの悪送球から広げた一死満塁というピンチも谷繁をご注文通りのダブルプレーに討ち取る。
藪、うつむきながら笑顔でガッツポーズ。

しかし打線は川上からどうしても点が奪えない状態のまま9回に突入。
先頭バッターは4番バッター・金本。
甘く入った136キロの球をするどく振りぬいた!

あ…あ…
やばい、これもしかして、、、
「入った~~~~~!!」

日本シリーズを思い出す金本のサヨナラ・ホームラン。

僕はあの5月5日の広島・緒方にサヨナラ・ホームランを打たれた試合で「サヨナラの直後のヒーローインタビューはいいなあ」とコメントしましたが、今度は金本の番です。

「放送席、放送席!し、しびゅれりるような金本選手の…」(←ちょっと噛んだ)
いや、アナウンサーもしびれていました。

金本「大変興奮しております!」

そうか。ナインにもみくちゃにされて服を脱がされかけたことに興奮したんだなぁ…僕らの「アニキ」は露出狂かぁ(←違う!)
それにしても、9回からウイリアムスに交代して勝ち星がつかなかった藪へのおわびの言葉に続いた、インタビューの最後のセリフが完璧でした。

「今年も勝ちたいんやー!!」

おお、これぞ4番バッターのセリフ!
「明日も球場に足を運んでくださーい!」だったら皆突っ込んでるところでした。「いや、前売り完売でチケットないや~ん」と。

しかし、打たれた直後の川上のマウンドでの表情はなんともいえなかったですね。あれは歯をくいしばり、全ての責任を受け入れる「真の男の顔」でした。

勝った者も美しく、敗れた者も美しかった。

藪投手・金本選手、ありがとう。

そして川上憲伸殿。ありがとう。




4たい3で、たいがーすが、まけました。 

2004年05月07日 23時36分25秒 | ☆阪神タイガース
「4対3 4たい3 よんたいさん…」声に出していってみると「4たい3」は「太田胃散」によく似ていることが判明しました。

というわけで今日はカギ閉めて寝ます。おやすみなさい…なんてダメですよね。

なんかすっきりしない試合だったなぁ~と感じたのは僕だけでしょうか?
なぜだ?なぜスッキリしないんだ?

僕が見ていたGAORAの解説者がかつて「鬼平」と恐れられた、ちょっと陰気な藤田平氏だったからでしょうか?
確かにそれもあります(←あるんかい)

いや、原因はそんなところにはなかった。
とにかく阪神も中日も、攻守にわたってリズムが悪い!!

阪神・福原は毎回ランナーを背負う苦しい展開。
6イニングスを投げて四球を5つ・ヒットを9本も打たれてよく4失点で済んだものです。
中日の先発・山本昌が6回1/3を投げて同じく9本のヒットを打たれながらも無四球で乗り切ったことを考えると、勝敗の分かれ目はこのあたりにでましたね。

でも中日も褒められたものではありません。
とにかく攻め切れなかった!
残塁11というのは非常に効率が悪い!

で、その拙攻のしわ寄せは最近イマイチ調子の出ない守護神・岩瀬投手にふりかかりました。
9回に安打3本を打たれながらも、アリアスの併殺に助けられて無失点でなんとか切り抜けました。

アリアス様。。。あの場面、あなたの大好きな倉敷マスカットスタジアムでのサヨナラ・ホームランを誰もが期待してました。残念ですが今日は2安打。まあ、良しとしますか。

しかし中日ファンもストレス・阪神ファンもストレス。
スコアだけでみれば白熱したいい試合のようですが、なんとも疲れるゲームでした。

今日の印象的なシーンはご当地・岡山県出身の八木選手が終盤に「ぼく、まだかな?」と言わんばかりにベンチ(?)からヒョコっと顔を出して見ていたシーン。
ちょっとかわいかったです。
地元の熱い声援のなか9回ノーアウトからの代打ヒット。天晴れです。

ちなみにもし僕が「野球国語辞典」みたいなものを作るとしたら「ピリッとしない試合」という欄の説明に今日の試合の写真を載せたいと思います。
「図のような状態」として…
 

アクセス数についての考察

2004年05月07日 16時48分29秒 | ☆BLOG/その他
皆様のおかげで5月2日を境に急激にアクセス数が増加いたしまして、「初めて見た」「これからも楽しみにしております」などの激励のコメントやトラックバックをいただくようになり、本当に嬉しく思っております。

で、ちょうどこのBLOGを立ち上げてから1ヶ月。
そのなかで僕が実感したさまざまな「BLOG」についての考察・主に「アクセス数増加」に関する法則をここで整理しておこうかなと思いました。

ここには、僕が他の方の面白いBLOGや、アクセス数が多いBLOGを眺めていて感じた事なども入っています。

アクセス数が多いというのはやはり励みにもなりますし、ぼくも一応マンガ家という読者ありきの商売をしておりますゆえ気になるものです。

思いつくまま箇条書きにします。
なにかBLOGを運営なさっておられる方々の参考になれば幸いです。

1.記事を更新すればするほどアクセスが伸びる

当たり前かもしれませんが暇を見つけての更新がなかなか難しいですよね。

2.記事のタイトルにインパクトがあるとアクセスが伸びる

スポーツ新聞の一面タイトルと同じ法則ですね。
ただ、インパクトは諸刃の剣です。
あくまでそのあとに続く「内容」が大事なのは言うまでもありません。
「タイトルだけ面白くて開いて見たらがっかり」というのはBLOGに限らずスポーツ新聞でもよくあることです。即効性はありますが、長期的な視点で考えるとなんの利点もありません。
ちょうど「史上最強打線」と題された巨人軍の試合にも似ています。

3.イラストや写真を使うとアクセスが伸びる

写真なら携帯電話のカメラで充分。
僕も他の方のBLOGをよく拝見しますが、説得力が違います。当BLOGも似顔絵を楽しみに訪問してくださる方がたくさんいてくださって、本当に光栄です。

4.「人気BLOGランキング」に登録してみる

こんなカンジのところです。pingを拾って、新着記事のタイトルも3つまで併記してくれるので「面白そう」と思われたBLOGには訪問していただけます。
もちろん登録は無料です。
ここ以外にも「goo ブログ」はもちろんの事、pingを拾ってくれるサイトはいろいろあります。以下も参考にしてみてください。
「ココログ」

5.巨人についてグチるとアクセス数が伸びる

別にそれを意識して愚痴ってるわけでは決してないのですが、本当にそういう傾向にあります。コメントやトラックバックも非常にアツい状態になります。

6.阪神について記事を書くとアクセス数が伸びる

これは「二瓶幻想研究所 戦略企画室」の二瓶様(阪神ファン)もおっしゃっておられます。
詳細はこちらのBLOGの「管理」と題されたカテゴリー中の各記事にてどうぞ。ご自身のBLOGのアクセス数記録と併記するカタチでいろいろと考察されております。そちらもなかなか興味深いのでぜひどうぞ。

7.gooブログの「アクセスランキング」100位以内に入るとアクセス数は伸びる

これです。これだけをチェックして「何か面白そうな所はないかな」と探しておられる方もたくさんいると思います。(僕もけっこうそんなカンジです)
ただ、「goo」のテンプレートを利用しているBLOGのみのランキングなので、それ以外の方はあまり関係ないかもしれません。

8.gooブログの「アクセスランキング」25位以内に入ると飛躍的にアクセスが伸びる。

これは「ランキング」のページのトップ画面にあたるからだと思います。特に今まで聞いた事のないBLOGがランクインしてくると、僕もクリックしてみますもの。
僕の場合は24位に入れていただいた翌日に、3倍程度のアクセス数の伸びを記録しました。

9.BLOGを特化する。

やはり自分が興味のある事・得意な事に話題をしぼってみるのがいいみたいですね。僕も最初にそう思ってこのBROGのタイトルも決めました。ただ問題は「野球と漫画☆夢日記」はわかるが、「マンガウルフ」が誰なのかさっぱりわからんという悲しい現実だけでしょうか?
最初は野球の細かい試合結果や経過を書いていこうとも思ったのですが、それは他の方がすでにやっておられるという理由から、僕は一点集中・ピンポイントな話題をなるべくチョイスしてコラムのように書いてみようと思って現在にいたります。
現在はパチンコやパチスロ誌にて漫画を掲載させてもらっておりますが、将来的には是非野球関連のイラストや四コマ漫画のお仕事がしたいですね。どなたか紹介してください。

10.トラックバックやコメントを大いに活用する。
これはBLOGである以上、[1]に書いておくべきでした。これからも積極的にいろいろTBしてみます。

11.日曜日や祝日はアクセスが多い
野球を見た方が多いのでしょうか?しかし、他のBLOGの方も同じ事をおっしゃっていますので、この法則は普遍性があるのでしょう。

12.継続は力なり
結論かなぁ…

なんかえらそうにぐだぐだと書きましたが、一ヶ月の間に考えたことをとりあえず自分なりに整理してみました。
もちろん「アクセス数が多い」イコール「いいBLOG」だとはまったく限りません。そんなものに関わらず熱狂的なファンに支えられたいいBLOGを僕はたくさん知っています。
あくまでもやる気と勇気をくれる目安としてアクセス数はちょっとばかり気にしていきたいなと僕は考えています。

ちょっとテクニック論的になった事が反省。
がんばって内容で勝負できるようにこれからも精進させていただきます。

生意気なカンジになりました事だけどうかお許しくださいませ。
僕は本当にまだまだ勉強中なので、もし他にもBLOGについての考察をなさっておられる方がおられましたらTBなどしていただければ幸いです!

また、BLOGについての考察として、えっけん様の「むだづかいにっき」のなかにあるblogについて思うことと題された大作記事が素晴らしい。
非常に論理的で説得力もあり、これだけまとめるのにどれだけの労力と才能と時間を消費なさったのであろうと考えると頭が下がります。

たかがブログ、されどブログですね。 

甲子園のレッツゴー三匹 その④

2004年05月06日 06時24分28秒 | ☆企画・ネタ・似顔絵・顔面ツラ野球
「安藤でーす!」「ウイリアムスでーす!」「ベン・リベラでございます」
ドン!(←殴られる)

安藤「それはかつての阪神の“黒い大魔神”じゃ!白い白い!お前は白い!」
リガン「いやいやいや…しかしゴールデン・ウイークもいよいよ終わり。そういえば昨日は『子供の日』!安藤君は何をして過ごしたの?」
安藤「・・・・・・知らんの?」
リガン「うん、僕ちょっと腰を痛めて一軍登録抹消中やから。教えてよ。あんどー君は昨日何をして過ごしたの?」
安藤「・・・・・・・・・・・。」
リガン「何をして過ごしたの?」
安藤「・・・・・・・・・・・・・・・・。」
リガン「あんどー君、なんで終始無言なん?まるで昨日サヨナラ・ホームラン打たれた試合終了後みたいやん
安藤「お前知っとるやないかい!!」
リガン「僕が報道陣に見えたんか?」
安藤「やかましい!もう俺の事はそっとしといてくれ!」
リガン「わかったわかった。僕が悪かった。」
ウイリアムス「♪屋根よーリーたーかーい こいノーボーリ~
リガン「♪それよーりーたーかーい 緒方の打球~
安藤「しばいたろかコラ!!」
リガン「いっ…いやいや、違う違う!昨日の広島市民球場の鯉のぼりはキレイやったね~という事が言いたいだけ!安藤くん見てないの?鯉のぼり見てないの?…あ、そうかそうか。『うつむきながらマウンドを降りる安藤』ってニュースでやってたわ。土ばっかり見てたんやね」
安藤「もうええわ!!お前らとは、もうしゃべりたくない!」

(後ろを向く安藤)

リガン「あーあ、本気で怒ってもうた。。。まあでも、昨日は『子供の日』ということで、いろんなご家庭でカブトを飾ったりしたんでしょうね?ジェフ君」
ウイリアムス「そうそう。でも僕は外人やからカブトを持ってないんですよ。」
リガン「あ、それやったらいい事教えてあげる。カブトって簡単に折り紙で作れるんですよ。」
ウイリアムス「Really?
リガン「キミそこだけ英語かいな!…まあええわ、とにかく今から皆さんにも教えます。ちょっとジェフ君、大き目の紙とかある?」
ウイリアムス「あるある。ハイどうぞ」
リガン「そうそう。こういう大きな新聞紙なんかが丁度いいね。この新聞紙を・・・・・あれ?」
ウイリアムス「どうしたのリガン君?」
リガン「この新聞、安藤くんが大きく載ってるよ…なになに・・・・・あ!赤い服の人に打たれてる~~~!! (←クリック)」
安藤「おどれらホンマにいてもうたろかあああああ!!!!」
リガン「おっ…落ち着いてよ、あんどー君!!」
ウイリアムス「そっ、そうそう!この写真の安藤くん、なんか目元に手あてて“キメ!”てやってるみたいで凄いカッコイイよ!」
安藤「じゃかーしい!!ここまでバカにされて黙ってられるかい!」
リガン「ええ事教えてあげるから!ね、ね、!」
安藤「なんじゃい、“ええ事”って!?」
リガン「子供の日に最高の家族サービスをする方法!」
安藤「ん…ちょっと聞きたいな、それ」
リガン「あのね、あのね、まず子供の日の家族サービスの基本は“家族と共に過ごすこと”」
安藤「まあ確かにそうやけども…。俺ら野球選手は絶対にその時期に試合があるやないか」
リガン「だけど、“ウルトラC”の方法があるの」
安藤「どんな方法?」
リガン「一週間くらい前に『腰が痛い』って首脳陣に言うの。登録抹消で一発よ」
安藤「おどれは仮病やったんかい!!」
リガン「昨日は家族とツイスト・ダンスパーティー。楽しかったな~」
安藤「ええ加減にせい!」


あーやりすぎた。安藤投手ごめんなさい。
なんか書きながらリガン投手に腹が立ってきてしまいました。(←これもリガンさんに失礼極まりない話。ごめんなさい)

昨日のあなたは決して悪くなかった。あの場面で打った広島・緒方選手を褒めるべきです。
今度あなたが活躍したときにはこのコーナーで思いっきり褒めちぎりますから、今日はチンピラの戯言と勘弁してください。

次はきっと大丈夫です、安藤投手!
虎ファンの誰もがあなたを愛しています。
もちろん僕もですよ!

清原代打決勝弾 長渕剛がそこにいた

2004年05月06日 00時15分00秒 | ☆提言・苦言・球界再編
以前も清原の似顔絵は描いたので(かなりの自信作。こちらです)似顔絵は久しぶりのセーブを記録した河原投手ということで。

地上波での中継はとっくに終わっていたのでご覧になった方は少数かもしれませんが、横浜に同点に追いつかれた延長10回ノーアウト1・2塁から清原が代打3ランを放ち、それが巨人の決勝弾になったのです。

そして敵地ながら場内に響き渡る清原のヒーローインタビュー。

いや、彼ちょっと泣きかけていましたね。
「ファンの人だけが支えになっています」
「ファンの声援のおかげ。それだけがほんと支えになってますんで…」
何度も念を押すようにファンへの感謝の言葉を口にする清原。

美しい光景のように見えますが、ちょっと待ってください。

裏を返せば、これは「他に頑張る理由なんてなにもない」
「ベンチにいる誰のためにも頑張ってはいない」という強烈な首脳陣へのメッセージ。

ここぞとばかりの反骨精神。
ここぞとばかりの岸和田魂。
「東京(讀賣)のバカヤロウが」「首脳陣はろくなもんじゃねぇ」と心で叫ぶその姿は、まるで彼が敬愛する長淵剛が乗り移ったようですらありました。
いや、冗談でなく、本当にそうみえたんですよ。

そう、かつて紅白歌合戦でなぜかベルリンからの生中継。
「スタッフもみんなバカですよ」となぜかNHK批判をぶちかまし、去年の紅白出演までNHKを出入り禁止扱いになっていた、あの長渕の姿が。

ともかく明日のスポーツ新聞の一面は決定です。
あのヒーローインタビューを、首脳陣批判だと分析してくれる新聞があるかどうかは微妙ですが、ちょっと注目です。(夕刊フジあたりやってくれませんかね?)