いやいや、甲子園の阪神巨人戦もランディー・ジョンソンの完全試合に刺激されたであろう工藤に、完投勝利を許してしまう結果に終わりました。
ミスが必ず失点に結びつく嫌な展開。
井川、どうしても勝てませんね…。
というわけで前回に引き続きまして「ナベツネ暴言集 その2」です。
(ちなみに「その1」はこちらです)
外国人スカウト
「馬鹿なフロントと馬鹿なスカウトが、ダメ外国人を連れてきて、馬鹿な試合をしていれば、巨人は永久でなくなる」(1997)
「うちはどうしてペタジーニのような外人が獲れんのだ。誰かがバカだ」(2001・9)
いや~獲れたじゃないですか。
“賢い”フロントが獲ってきましたよペタジーニ!
まあ今日もベンチで退屈そうに休んでらっしゃいましたけど…。
フジサンケイグループがヤクルトと横浜の2球団の株を保有しかけたときの発言
「日本プロ野球機構を脱退する。セ・リーグ4球団は脱退する。あとはパ。協約を守る球団と守らない球団に分かれるということだ。10球団なら1リーグだな」
「もしコミッショナーが協約に違反するような裁定を出すのなら、セの(ヤクルトと横浜を除く)4球団とパ・リーグで脱退する」(2001・11)
これは結果的に野球協約自体が不備だっただけの話なのですが、ナベツネ氏は過敏に反応して、いつもの脅しと恫喝の手法を使います。
オリックスに対して
「宮内(オーナー)ごときと大読売が(日本シリーズで)対決?けがれる。不愉快。」(1997)
「イチローは売国奴だ。金で選手を売るのは売国奴だ」(2002・2)
リース会社が球団を持つことが気にいらないのでしょうか。
大阪近鉄が消費者金融の「アコム」のマークをペタペタと貼り付けているのは僕も感心しませんが、モノには言い様があるでしょうに。どうもナベツネの発言は品格と想像力に欠けます。
金で選手を売るのが売国奴なら、金で選手を強引に買う方はいったい何奴なんでしょうね?
「制度にのっとっているじゃないか」と反論されても、我々はその逆指名制度などがナベツネの脅しと恫喝によって制定されていったことを悲しいかなしっておりますので、なんの説得力もありません。もちろん言われるがままの巨人以外の球団も情けなければ、それを統括する日本野球機構もなさけない。(まあ、ここのコミッショナーとやらもナベツネが人事を握っているんだからどうしようもないですね。)
さあ、暴言は加速していきます。ほとんどお笑いの領域に入りますのでご注意ください。
自軍の選手について
「柏田って誰だ?」(1997)
ほとんど小学生レベルの巨人ファンです。
「清原は知ってるー!上原もしってるー!かしわだ?わかんなーい!」
清原について
「清原は能力がない。能力がありゃあ、スタメンで出てる。反省してほしい。反省してもダメなら仕方がない。邪魔しなきゃいい」
「じゃあ獲るなよ」と…。
(清原の二軍落ちで)「これ以上言うと問題になるが、勝利の要因が増えてきたな」
「清原君を(代打に)出すのが早すぎたな。一死満塁でデッドボールでサヨナラ勝ちだよ」(2000・5)
本当にこの男は人の気持ちを何だと思っているのでしょうね?
そういえば最近は「子分だからかわいいよ」などと妙に清原を持ち上げて見たり…
ここでふたたびヤクルトファンのしけたろう様のコメントを引用いたします。
巨人に言いたいのは
「獲ってもいいから放出しろ!」ということです。
ペタとキヨ(あるいは、小久保と江藤)が典型ですが、あのレベルの選手をベンチに座らせることに何も感じんのか!ということです。
もっと選手のプライドを大事にしてほしい。
桑田が登板ごとに(選手登録)抹消されるのも・・・。
こういう状況にするのはフロントが悪いといいますが、
何年もそういう状況に置かれているにも関わらず、トレード直訴をして、
出場機会を得ようとする選手がいないことにもホントがっかりします。
たしかにFA選手や外国人選手も本人の意思が反映されたうえでの移籍ですから自己責任があります。
でも桑田が出て行こうとしたらナベツネは何と言うでしょうね?
メジャー志向の桑田に対するナベツネ発言
「俺が肩代わりしている17億円の借金はどうなるんだ?その辺をクリアしてから考えて見てほしいな」(1997・5)
あと最近の暴言については「三日坊主の雑記帳」でmiyabi様がご紹介くださっています。
で、結論。
「巨人軍のナベツネおよびフロントは選手に愛がない」
この件につきましては「Honeywarの野球日記」でHoneywer様が「ジャイアンツ愛」と題された記事の中で的確に述べておられます。(要チェック!)
飼い殺しとは、「選手への愛の欠如」、選手を粗末に扱うことだ。そして選手を粗末に扱うことは、その選手のファンをも粗末にしていることに他ならない。
ファンを粗末にすれば、人気は落ちる。当然のことだ。
まさにこれが現状です。
とにかく素人集団のフロントが選手と野球を愛していない。
視聴率と目先の勝利にのみ邁進しています。
まあ、素人考えだからうまく勝利にすら結びつかないんですけどね。
というわけで、次回は僕がこの考察で最初に述べた「巨人の野球はある意味ものすごく面白い」という部分を、皆さんのコメントをご紹介しながら突っ込んで考えてみたいと思います。
あ~あ、今日は勝てた試合だと思ったんですけどねぇ。(笑)
第1回
第2回
第3回(ナベツネ暴言集)
第4回(ナベツネ暴言集その2)
第5回
ミスが必ず失点に結びつく嫌な展開。
井川、どうしても勝てませんね…。
というわけで前回に引き続きまして「ナベツネ暴言集 その2」です。
(ちなみに「その1」はこちらです)
外国人スカウト
「馬鹿なフロントと馬鹿なスカウトが、ダメ外国人を連れてきて、馬鹿な試合をしていれば、巨人は永久でなくなる」(1997)
「うちはどうしてペタジーニのような外人が獲れんのだ。誰かがバカだ」(2001・9)
いや~獲れたじゃないですか。
“賢い”フロントが獲ってきましたよペタジーニ!
まあ今日もベンチで退屈そうに休んでらっしゃいましたけど…。
フジサンケイグループがヤクルトと横浜の2球団の株を保有しかけたときの発言
「日本プロ野球機構を脱退する。セ・リーグ4球団は脱退する。あとはパ。協約を守る球団と守らない球団に分かれるということだ。10球団なら1リーグだな」
「もしコミッショナーが協約に違反するような裁定を出すのなら、セの(ヤクルトと横浜を除く)4球団とパ・リーグで脱退する」(2001・11)
これは結果的に野球協約自体が不備だっただけの話なのですが、ナベツネ氏は過敏に反応して、いつもの脅しと恫喝の手法を使います。
オリックスに対して
「宮内(オーナー)ごときと大読売が(日本シリーズで)対決?けがれる。不愉快。」(1997)
「イチローは売国奴だ。金で選手を売るのは売国奴だ」(2002・2)
リース会社が球団を持つことが気にいらないのでしょうか。
大阪近鉄が消費者金融の「アコム」のマークをペタペタと貼り付けているのは僕も感心しませんが、モノには言い様があるでしょうに。どうもナベツネの発言は品格と想像力に欠けます。
金で選手を売るのが売国奴なら、金で選手を強引に買う方はいったい何奴なんでしょうね?
「制度にのっとっているじゃないか」と反論されても、我々はその逆指名制度などがナベツネの脅しと恫喝によって制定されていったことを悲しいかなしっておりますので、なんの説得力もありません。もちろん言われるがままの巨人以外の球団も情けなければ、それを統括する日本野球機構もなさけない。(まあ、ここのコミッショナーとやらもナベツネが人事を握っているんだからどうしようもないですね。)
さあ、暴言は加速していきます。ほとんどお笑いの領域に入りますのでご注意ください。
自軍の選手について
「柏田って誰だ?」(1997)
ほとんど小学生レベルの巨人ファンです。
「清原は知ってるー!上原もしってるー!かしわだ?わかんなーい!」
清原について
「清原は能力がない。能力がありゃあ、スタメンで出てる。反省してほしい。反省してもダメなら仕方がない。邪魔しなきゃいい」
「じゃあ獲るなよ」と…。
(清原の二軍落ちで)「これ以上言うと問題になるが、勝利の要因が増えてきたな」
「清原君を(代打に)出すのが早すぎたな。一死満塁でデッドボールでサヨナラ勝ちだよ」(2000・5)
本当にこの男は人の気持ちを何だと思っているのでしょうね?
そういえば最近は「子分だからかわいいよ」などと妙に清原を持ち上げて見たり…
ここでふたたびヤクルトファンのしけたろう様のコメントを引用いたします。
巨人に言いたいのは
「獲ってもいいから放出しろ!」ということです。
ペタとキヨ(あるいは、小久保と江藤)が典型ですが、あのレベルの選手をベンチに座らせることに何も感じんのか!ということです。
もっと選手のプライドを大事にしてほしい。
桑田が登板ごとに(選手登録)抹消されるのも・・・。
こういう状況にするのはフロントが悪いといいますが、
何年もそういう状況に置かれているにも関わらず、トレード直訴をして、
出場機会を得ようとする選手がいないことにもホントがっかりします。
たしかにFA選手や外国人選手も本人の意思が反映されたうえでの移籍ですから自己責任があります。
でも桑田が出て行こうとしたらナベツネは何と言うでしょうね?
メジャー志向の桑田に対するナベツネ発言
「俺が肩代わりしている17億円の借金はどうなるんだ?その辺をクリアしてから考えて見てほしいな」(1997・5)
あと最近の暴言については「三日坊主の雑記帳」でmiyabi様がご紹介くださっています。
で、結論。
「巨人軍のナベツネおよびフロントは選手に愛がない」
この件につきましては「Honeywarの野球日記」でHoneywer様が「ジャイアンツ愛」と題された記事の中で的確に述べておられます。(要チェック!)
飼い殺しとは、「選手への愛の欠如」、選手を粗末に扱うことだ。そして選手を粗末に扱うことは、その選手のファンをも粗末にしていることに他ならない。
ファンを粗末にすれば、人気は落ちる。当然のことだ。
まさにこれが現状です。
とにかく素人集団のフロントが選手と野球を愛していない。
視聴率と目先の勝利にのみ邁進しています。
まあ、素人考えだからうまく勝利にすら結びつかないんですけどね。
というわけで、次回は僕がこの考察で最初に述べた「巨人の野球はある意味ものすごく面白い」という部分を、皆さんのコメントをご紹介しながら突っ込んで考えてみたいと思います。
あ~あ、今日は勝てた試合だと思ったんですけどねぇ。(笑)
第1回
第2回
第3回(ナベツネ暴言集)
第4回(ナベツネ暴言集その2)
第5回