仕事明けで夕方目を覚ます。寝過ごした。
「やばい!デーゲームの阪神戦はどうなった?」
とり急いでテレビのスイッチをいれるも、放送しているであろうJ-SKYやGAORAでも中継がない!
「なんや、中止かな?」
やや落ち着きを取り戻してリモコンをポチポチ押していると…
なんとNHKで中継していたとは!
なんという盲点。
メガネのない起きたての状態でぼんやりとわかるゴツゴツ顔。
どうやらマウンド上は最近ピリッとしない投球が続き、阪神ファンの誰もが心配していた久保田投手のようだ。
「先発の久保田がマウンド…ということはまだ6回くらいかな」
そして僕の視界にぼんやりと映る久保田がおもむろに投げる。
「しあいしゅうりょ~!久保田完投勝利です」
控えめが心地よいNHKの実況。
「え、終わり!?久保田が完投したん!?」
じゃあ今のはまさに「最後のストライク」
ここは広島市民球場。
思わず広島カープ「炎のストッパー」こと故津田恒美投手をモデルにしたドラマのタイトルを思い出しました。
原作本の著者は津田氏の奥様。僕は岸谷五郎さん主演で数年前に放送されたこのドラマのビデオを今も大切にとってあります。(ちなみにこのドラマ、広島地方では最高瞬間視聴率が46.7%を記録したそうです)
観るたびに…恥ずかしながら泣いてしまいます。
津田投手は当時巨人ファンだった小学生の僕の脳裏にも強烈に焼きついています。
そう、好調時の巨人・上原投手のように目の覚めるような快速球を投げた後に体が浮き上がる力強いフォーム。
「くそ、津田が出てきたら今日は負けや!」
まさに炎のストッパー。
命を削り、強烈な火花をあげて輝き、病に倒れ、そして力尽きた男…
そんな広島カープ・津田恒美投手の栄光と悲劇の伝説はこちらをどうぞ
話がだいぶそれました。今日の阪神・広島戦に戻りましょう。
一気に眠気も覚めてあわててメガネをかける。
な…なんだこのスコアは。
14対1?
徐々に詳細がリプレイを交えて報じられる。
久保田がタイムリー?
え、藤本が満塁ホームラン!?うそだろ?
アリアス・キンケード・今岡もホームラン!?
きけば久保田はプロ入り初の完投勝利だそうで。
そういえば去年は惜しいところで完投を逃していたような記憶はありましたが初完投とは意外でした。しかも無四球というのは本当に価値があります。
最近のタイガースの負け試合は投手の四球からリズムが狂って…というのがよくありましたから。
細かくデータをみてみると、打線ではやはり金本選手だけがカヤの外の無安打だったのですね。ファインプレーの映像は見ましたが、4三振はいただけません。やはり力んでいるのでしょうか?明日以降に期待しましょう。
そして僕が応援する広島・永川投手は7回こそ失点したみたいですが、8回に三者連続三振という記録。
不調は相変わらずみたいですが、男の意地を感じました。
「弱気は最大の敵」
「直球勝負 笑顔と闘志を忘れないために」
あなたの先輩はその言葉を広島市民球場のブルペンに残しました。
ともかく本当に一方的な試合だったようです。
タイガース快勝!首位固めはこれでOK。
あと、津田恒美投手についてより詳しく知りたい方はこちらも是非ごらんください。
「やばい!デーゲームの阪神戦はどうなった?」
とり急いでテレビのスイッチをいれるも、放送しているであろうJ-SKYやGAORAでも中継がない!
「なんや、中止かな?」
やや落ち着きを取り戻してリモコンをポチポチ押していると…
なんとNHKで中継していたとは!
なんという盲点。
メガネのない起きたての状態でぼんやりとわかるゴツゴツ顔。
どうやらマウンド上は最近ピリッとしない投球が続き、阪神ファンの誰もが心配していた久保田投手のようだ。
「先発の久保田がマウンド…ということはまだ6回くらいかな」
そして僕の視界にぼんやりと映る久保田がおもむろに投げる。
「しあいしゅうりょ~!久保田完投勝利です」
控えめが心地よいNHKの実況。
「え、終わり!?久保田が完投したん!?」
じゃあ今のはまさに「最後のストライク」
ここは広島市民球場。
思わず広島カープ「炎のストッパー」こと故津田恒美投手をモデルにしたドラマのタイトルを思い出しました。
原作本の著者は津田氏の奥様。僕は岸谷五郎さん主演で数年前に放送されたこのドラマのビデオを今も大切にとってあります。(ちなみにこのドラマ、広島地方では最高瞬間視聴率が46.7%を記録したそうです)
観るたびに…恥ずかしながら泣いてしまいます。
津田投手は当時巨人ファンだった小学生の僕の脳裏にも強烈に焼きついています。
そう、好調時の巨人・上原投手のように目の覚めるような快速球を投げた後に体が浮き上がる力強いフォーム。
「くそ、津田が出てきたら今日は負けや!」
まさに炎のストッパー。
命を削り、強烈な火花をあげて輝き、病に倒れ、そして力尽きた男…
そんな広島カープ・津田恒美投手の栄光と悲劇の伝説はこちらをどうぞ
話がだいぶそれました。今日の阪神・広島戦に戻りましょう。
一気に眠気も覚めてあわててメガネをかける。
な…なんだこのスコアは。
14対1?
徐々に詳細がリプレイを交えて報じられる。
久保田がタイムリー?
え、藤本が満塁ホームラン!?うそだろ?
アリアス・キンケード・今岡もホームラン!?
きけば久保田はプロ入り初の完投勝利だそうで。
そういえば去年は惜しいところで完投を逃していたような記憶はありましたが初完投とは意外でした。しかも無四球というのは本当に価値があります。
最近のタイガースの負け試合は投手の四球からリズムが狂って…というのがよくありましたから。
細かくデータをみてみると、打線ではやはり金本選手だけがカヤの外の無安打だったのですね。ファインプレーの映像は見ましたが、4三振はいただけません。やはり力んでいるのでしょうか?明日以降に期待しましょう。
そして僕が応援する広島・永川投手は7回こそ失点したみたいですが、8回に三者連続三振という記録。
不調は相変わらずみたいですが、男の意地を感じました。
「弱気は最大の敵」
「直球勝負 笑顔と闘志を忘れないために」
あなたの先輩はその言葉を広島市民球場のブルペンに残しました。
ともかく本当に一方的な試合だったようです。
タイガース快勝!首位固めはこれでOK。
あと、津田恒美投手についてより詳しく知りたい方はこちらも是非ごらんください。