カネシゲタカシの野球と漫画☆夢日記

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ここがヘンだよ 巨人軍中継

2004年05月02日 21時46分18秒 | ☆提言・苦言・球界再編
今日は露骨な巨人寄りの実況で知られる小川アナの最後の巨人戦実況ということらしく、少しその口調には感傷めいた物悲しさが感じられて…というのは今日は置いといて。

9回裏、ランナー1塁からの巨人・黒田選手のバントが広島・天野投手への小フライになる。
①天野投手はゲッツーを狙って、わざとワンバウンドで捕球。
②一塁の栗原選手に送球されたボール。ランナーが飛び出している。
③栗原はハッキリと1塁を踏んだ。これで打者はアウト。

いや、ほんと踏んでいました。

④そして飛び出したランナーをはさんでタッチアウト。ゲッツー完成。

いや、誰もがそう思った瞬間。なんと打者はセーフだという判定!しかも自身マンマンに

そりゃ山本監督も飛び出して抗議しました。
一塁手・栗原も「は?わけがわからん。なんで?」という表情。
実況の小川氏も「たしかに微妙な判定です」と。
いやいや微妙もなにも、単純に誰が見てもアウトでしょうが!

で、審判の判定もよくわからないのですが日本テレビの「ここがヘンだよ」の瞬間。

このシーンのリプレイを一回しか流さない

んなアホな。。。
広島からの抗議は10分近くあったんですよ?(←後日注:新聞によると約5分)
そのプレイ自体は10秒程度。スローで流しても20秒ぐらいなのに、なぜ流さない?
ホームランを打ったシーンはいろんな角度からの映像を何度でも見せてくれるじゃないですか!
視聴者がなにより望んだのは「そのシーンのビデオ何回か見せてくれ!判断したいから」その事につきます。

たった一度リプレイを流して「あ~そりゃ山本監督も抗議にいきますよ。」とコメントして、あとは延々とその抗議の様子を流しているって、公平ではない!
なんか山本監督が悪者に見えるじゃないですか。
もしこれが巨人側からの抗議だったら、きっと2~3回はそのシーンを流して「いや~ちょっとおかしいですよね」と絶対に物申すはず。

この作為のたくらみは小川アナにも解説者にもなく、どうやら中継スタッフにあると見られます。
もしかしたら、栗原が一塁を踏む前に打者走者の黒田がかけぬけたのかもしれませんが、いや、ほんと僕すらも判断材料に乏しくなってしまう状況。
頼むから、解説を詳しく交えてもう2~3回見せてください。

いや、たしかに悲しいかな、阪神寄りの甲子園の中継でも少々そう感じられることがあります。
でもリプレイ一回っていうのはなかったですよ、さすがに。
3回くらいは流して、福本豊氏が「こらアウトやね」といっておしまいです。

今日の判定、セーフになった根拠は結局不明です。(審判の場内説明もなかった)

なんだか釈然としない雰囲気のなか、後続のペタジーニと仁志を抑えた天野投手は本当にえらい。
そして一生懸命プレーしている両軍の選手に、ここで敬意を称します。


阪神快勝!アリアス2本塁打

2004年05月02日 18時08分11秒 | ☆阪神タイガース
初回からアリアスがやってくれました。
ヤクルト先発・鎌田投手の甘い変化球にタイミングを合わせて2ストライクからの満塁ホームラン。

ともかく打線は藤本や今岡のタイムリー・矢野の猛打賞などで繋がったものの、金本とキンケードだけが無安打の置いてけぼり。
金本は夏場に調子があがる選手とはいえ、4番として大きいの狙いすぎのような気がしてなりません。

広い甲子園をホームに持つ阪神で、ホームランを狙っていいのは今のところアリアスだけです。
金本はまだまだ足も使える選手。一発長打は確かに魅力的ですが、ファンの期待は2塁打でも内野安打でもいいから「つなぐバッティング」だと思います。
(確か広島時代の金本選手は「連続併殺打なし」のプロ野球記録を樹立したように記憶します。あれ、「トリプル3」の翌年の01年でしたかね)

さて、今日の先発は左腕・下柳剛投手。
のらりくらりと味方の大量援護に支えられながら6回1/3を3失点に抑えました。

解説の湯船さんもおっしゃっていました。
「次、これ試して見ようかな?と楽しんで投げている」
いや、さすがはベテラン。
(ちなみにもう一人の解説・福本豊さんも非常にリラックスしたボヤキ節の解説がいつも以上に冴えていました。)
しかしそれでいて降板する7回までは先頭打者を決して塁に出さなかったのですから見事なものです。

この下柳投手はホントにタフな選手。
今日は4回にヤクルト・坂元投手から死球を足にまともに食らいましたが、最初激高するも、のち平然と笑いながら1塁へ。
周囲はドキッとしましたが、その後の今岡のタイムリーでは走って本塁に帰ってきました。

登板日でもフリーバッテイングに打撃投手として参加して肩を作るというユニークな調整法。
3球団を渡り歩き、今年36歳を迎える流浪の左腕は「使い減り」という言葉を知りません。

下柳投手、今季3勝目おめでとうございます!