前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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原発がらみの訓練で思い出すこと。原発ゼロへ、8月20日は福井市に集まりましょう!

2011年07月22日 | Weblog
FBC・・・・・東日本大震災を踏まえ県が年度内に新防災計画策定へ(2011年7月21日)

東日本大震災を踏まえ、県は地震や津波の被害を想定した新たな地域防災計画を今年度内に取りまとめる方針です。
きょうは防災計画の見直しを進める検討委員会の初会合が開かれ、挨拶に立った西川知事は「これまで県内では津波の被害は出ていないが、国に対して日本海側の地震や津波の想定を明らかにするよう要請している」とした上で、「沿岸部の住民の安全な避難方法を検討したい」と述べました。

検討委員会では今後、住民避難の支援体制をはじめ10項目について検討し、年度内に新たな防災計画をとりまとめる方針です。

また来月、若狭町で開かれる県の総合防災訓練では、初めて津波を想定した住民避難訓練を実施することにしています。・・・・・・・・・・・・・



  万全の防災計画、実効性ある計画をのぞみたい。原発事故時の計画見直しもおこなわれている。

防災訓練、というと原発がらみで2つ思い出す。


①美浜原発周辺で国民保護訓練がおこなわれ、地元住民が避難所に。そこにさっそうと現れた防衛政務官のT議員。
「みなさん、このような訓練をやって万全を期しています」と胸をはった。そこへ野次、「こんなことより、目の前の老朽化した原発をなんとかしてくれ!」。
地元住民にしてみれば、「遠いテロリスト」より、「目の前の老朽化原発」の方がよほど脅威なのだ、と実感しました。

②ずいぶん前、敦賀市長のT市長に原発防災で共産党が申し入れした時のこと。「市長、住民参加の原子力防災訓練をやるべきですよ。苛酷事故に備えないと」と私たち共産党が要求。
市長「共産党の言うこともわかるが、もし苛酷事故がおこったら避難訓練など竹やり訓練だよ」。

①のT議員は高木衆議院議員。わたしも視察で避難所にいて、目の前でのやり取りでした。②は高木市長。つまり、親子です。


        今回の福島事故後の住民へのずさんな対応をみれば、高木元市長が言うように「竹やり」と揶揄されても仕方ないかもしれません。当時、福井県は原子力防災訓練は住民ぬきの訓練でした。12年前、福井県議会に共産党議員が2人になって初めて、住民参加の原子力防災訓練がおこなわれるようになったのです。
「苛酷事故はおこらない」という牢固な安全神話、だったか、「苛酷事故想定訓練なんて非現実的」という「後は野となれ」だったか。いずれにしても無責任な原発推進はもうやめましょう。

        
         昨日は、国体の準備会議や共産党の会議などでした。
8月20日に吉井衆議院議員を迎えて開催する「原発ゼロめざす市民集会」の成功めざす取り組みの相談もおこないました。
8月20日、午後1時半、福井市フェニックスプラザです。集会後、デモ行進を予定しています。

原発ゼロへ!地域を守ろう、命を守ろう、子供を守ろう、安全な食糧を守ろう、の輪をひろげましょう!




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