前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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福井県議会土木警察委。県民意識にあっているのか迷惑防止条例改定、えん罪の懸念も。福井駅前再開発問題

2017年09月21日 | 福井県政

  昨日は県議会の土木警察常任員会でした。

一般質問でもとりあげた、「スマホえん罪」をうみかねない県迷惑防止条例改定についてただしました。

 県警本部が昨年おこなった「治安に関する県民意識調査2016」をみても、県民の意識は治安が良くなっている、という県民が増えています。また、不安に感じることとしては、特殊詐欺、子どもへの声かけ、住宅侵入犯罪、悪質な交通違反、などが上位であり、今回の条例改定で提案されているような盗撮やつきまとい、刃物・木刀などで危害を加えられる不安は県民意識からも緊急に対策が求められているとは言えません。

 他県が条例を改定しているからと言っても、福井県の状況にあった取り組みが求められています、と指摘しました。

 また、「浴場で(裸の)姿態を見ること」までが違反の対象とされており、あまりにも広範すぎる問題や、撮影しようとして思いとどまっても処罰対象になりかねない問題などを指摘しました。

 自民党委員からも、量刑が1年以下の懲役、など重すぎるのではないか、との指摘もだされました。

 採決では自民、民進などが賛成し、反対は私だけでした。

 

 土木部関係では、福井駅前の三角地帯の大規模再開発計画について、アオッサ、ハピリンでも公共施設で埋めるなどがおこなわれたが、新幹線開業に合わせようと、拙速な大規模再開発は地権者の理解も県民市民の理解も得られない、と指摘しました。

 また、県営住宅空き家の有効活用、地域業者を支える入札制度への改善、新幹線工事でのトンネル崩落事故への対応などについても発言しました。

 

 


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