前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

借地料などの相談。冤罪・福井女子中学生殺人事件、再審へ前進

2010年07月30日 | Weblog
      昨日は、地域訪問や生活相談などでした。相談では、あわら市の住民から「異臭のするものが大量にまかれている。県の公社の下水汚泥ではないか。安全なのか」との相談が山川市議にあり、さっそく県庁の都市整備課をたずねました。木内課長補佐らにていねいにご説明いただき、「下水汚泥、牛糞、糠」などを発酵させた肥料であり、臭いはあるが有害なものではないことなどがわかりました。
      つづいて、借地料の相談で、共産党支部の方とともに相談者の方とお会いしました。「引き上げを求められて、少ない年金生活で困っている」というお話でした。近隣の相場と比べても、すでに坪数百円高くなっており、引き上げ要求に応じる必要はないことなどをお話しました。

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福井新聞・・・86年福井女子中生殺人事件 法医学者を証人尋問へ (2010年7月29日)


  1986年に福井県福井市で起きた女子中学生殺人事件で有罪が確定、服役した同市大宮6丁目、無職前川彰司さん(45)が冤(えん)罪を主張して行った再審請求の進行を話し合う裁判官、検察官、弁護団の三者協議が28日、名古屋高裁金沢支部(伊藤新一郎裁判長)であった。冤罪を示す新証拠として、弁護団が提出している鑑定書や意見書を書いた法医学者を証人尋問することを決めた。
 非公開で行われた協議終了後、弁護団が明らかにした。弁護団は「再審開始決定に向けた大きな一歩」としている。

 証人尋問するのは法医学者の押田茂實・日本大医学部法医学分野教授。

 押田教授は▽前川さんが犯行後に乗ったとされる乗用車内に被害者の血痕が付着していない▽凶器とされた2本の包丁ではできない傷がある▽浅い傷が多く、確定判決が認定した「激高のあまりめった突きにした」とは考えがたい―などとする鑑定書や意見書を計4通作成した。いずれも弁護団が新証拠として同支部に提出している。

 弁護団によると、三者協議では押田教授の証人尋問を10月22日に行う方向で調整していくことを確認した。検察側は、押田教授の意見書に反論する法医学者の意見書提出と証人尋問請求を検討していることを明らかにしたという。9月29日の三者協議で証人尋問の進行を詰める。

 金沢市内で会見した弁護団長の小島峰雄弁護士は「証人尋問をするということは、裁判所が意見書の内容を直接確認したいということ。再審開始決定に向けて大きく前進した」と話した。 ・・・・・・・・・・


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    再審開始決定へおおきく前進、ながいたたかいの扉が開かれようとしています。足利事件の菅谷さんのように勝利をかちとっていただきたいと思いますし、ぜひお父さんがお元気なうちに実現していただきたい。
    無実の人を救え、・・・・・多くの県民のみなさんのご支援をお願いいたします。
    






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