前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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福井県議会。人口減少対策の議論は活発だが・・・・

2015年08月06日 | 福井県政
  昨日は福井県議会の人口問題の特別委員会、事務作業、共産党の会議などでした。
人口問題の議論と言うのは福井県だけの問題ではないし、個人の生き方の問題もあるのでなかなか難しい。

 議論を聞いていると・・・
 「福井県内の大学定員を増やし、福井県からださないように・・・」。「偏差値の高い学科をつくり誘導を」・・・しかし、東大、京大、神戸大、大阪大などへ行きたい人が、そう簡単に県内にとどまるでしょうか。
 偏差値が高い学科をつくっても、県内に就職先がなければだめだし。
 しかも、大幅な大学の規模拡大をしても、その先は学生数も減少してくるのですから・・・・・


 「結婚しないのは問題だ、という雰囲気をつくる・・・・」・・・・いよいよ「早く結婚せよ」「産めよ増やせよ」のスローガンか。アナクロですね。
 それより、働き方の改善や年収アップ、子育て支援などなどベースを整えていくことが大事。いまの政府の生涯派遣労働者をつくりだす方向では逆行です。


 「大卒女性の福井県への戻りが4割から2割に大幅に減ったのは事務職がない・・・」・・・たしかに。知事が「福井県は全国で一番県職員を削減した」と言うのではね。
 以前から、役場、農協、金融機関・・・などは女性の地元雇用の要だったのですから、行政や教員の非正規労働者を減らして、正規雇用拡大をすすめるだけでも効果はでるでしょう。

  
 それにしても、鳴り物入りの政策の割にはカネが少ない、と知事会が文句を言っているらしい。

 私が初当選した時も、「地方分権」論議で、「これからは国と地方も対等だ」なんて議会でも息巻いている方々がおられました。議会でも推進の意見書などもあげられました。
 私は、「口先で財政の保障はない」と疑っていましたが、臨時財政対策債の押しつけがますます拡大している状況をみると大変なことだと思いますね。
 そして借金1000兆。


 小沢昭一風に言えば、「能天気プロデューサー」ということになりましょう。


 マイナンバー制度がいよいよはじまろうとしていますが、国民の貯蓄は一発管理されます。
戦後、税金分ぐらいのお金しか引き出すことができなくなり、個人の預貯金も国の管理下におかれたことがありますが、「能天気財政」がつづけば、どうなりますか。
 戦争準備とマイナンバー・・・なんかいや~~な関係です。












 先日、素敵なものをいただきました。9条への願いがこめられているそうです。









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