前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

光陽生協クリニック院長・平野医師の新著。アメリカ軍が中学校で「新兵訓練」とは。

2016年07月21日 | Weblog
  地元の光陽生協クリニック院長の平野先生が新しい著書をだされました。
生協クリニック前の、みどり薬局では税抜き2000円で買えます。さらに、先生が参加されている9条の会に400円が募金されるそうです。
これから読み始めますが、内容は18歳で沖縄戦で戦死した先生の叔父の日記です。








 とうとうここまできたか、の印象だ。中学校にアメリカ軍兵士が行事参加し、「新兵訓練」とは!
アメリカ軍とともに海外で戦争参加する自衛隊へ、憲法9条違反の戦争法が発動されていくとともに、学校現場で軍隊に違和感を感じない行事がどんどんくまれていく。

 いつかきた道、戦争への道。
 戦争へ行けば、戦死への道。
 かわいい嫁さん泣くだろう。父さん、母さん、辛いだろう。
 なにより本人血の涙。
 戦死の涙かわいて71年。
 戦死の涙で9条つくった日本人。
 9条壊して、また泣くか。他国の大地で落涙か。

 そんなことにはさせません
 父さん、母さん、がんばって
 平和の憲法守ります
 9条の旗竿はなしません 
 おまえの手首をはなさない       (平和ノ詩より)

 

 18歳で戦死した平野医師の叔父さんの日記が発刊された。若者の未来が戦死によって中断される日本を繰り返してはならない。
 
 戦争反対、戦争法廃止へ! 多くのみなさんが、この機会に真実を報道する赤旗をお読みください。福井の方は0776-27-3800まで。
また、県内各地で活動する9条の会へのご参加もよろしくお願いいたします。


■赤旗・・・・米兵、中学で「新兵訓練」  東京・横田基地 生徒の迷彩顔写真 HPに


  米空軍横田基地(東京都)に所属する米兵が東京都内の中学校の行事に参加し、「新兵訓練」(ブート・キャンプ)と称したイベントに生徒を参加させていたことが分かりました。

 これまで都内では、「防災訓練」と称して高校生を自衛隊の訓練に参加させる事例がありましたが、米兵が学校に直接出向くのは前代未聞です。

 米空軍は横田基地のホームページ上に学校名を明記した上で、兵士が戦場で使用する迷彩用顔料(ドーラン)を塗った生徒一人ひとりの顔がはっきりと分かる写真を10枚以上掲載。そのうち数人は氏名まで判別できます。子どもたちを米軍の宣伝に使用しており、重大な人権侵害のおそれがあります。

 横田基地のホームページによれば、今月2日、同基地を抱える武蔵村山市内の中学校で開催された定例の行事に、同基地に所属する第374医療群の米兵数人が参加。3年生30人以上に対してドーランの塗り方や敬礼、ほふく前進などを教えたと記されています。

 記事中、現場責任者とみられる米兵自身が「私が知る限り、軍と地域の生徒との交流が許された唯一のプログラムだ」と驚きます。さらに、この米兵は「(このイベントが)われわれの日本駐留に前向きな光を与える」と発言。首都東京に居座り続けるための宣伝の一部であることを認めています。


教育の場利用した宣伝 許さない

 学校行事に軍服を着た米兵が参加し、「新兵訓練」と称したイベントに子どもたちを参加させ、その写真を米空軍の公式ホームページに掲載して地域住民との“良好”な関係をアピールする(1面報道)前代未聞の事態が明るみに出ました。

 在日米軍基地の多くは市街地に隣接しており、爆音や事件・事故などが絶えず摩擦を抱えています。横田基地を抱える武蔵村山市民も基地から発生する騒音や航空機部品の落下などの事故に苦しめられており、昨年5月には、同基地を抱える5市1町の首長が連名で、墜落事故が相次ぐCV22オスプレイの配備発表に「遺憾」を表明しています。学校もこうした騒音や事故の危険に、日常的にさらされています。

 沖縄県では、同じ空軍の嘉手納基地所属の米兵による女性暴行事件など、凶悪犯罪が相次いでいます。

 軍事基地は本質的に住民生活と相いれない存在です。米軍もそのことを理解しており、さまざまな機会を利用して住民と接触を図り、“理解”を得ようとしています。しかし、学校教育の場を利用しての宣伝は許されません。

 いま、日米両政府はオスプレイ配備やF35ステルス戦闘機の整備拠点化、パラシュート降下訓練の常態化など、横田基地の異常な強化を進めています。このような中、自治体や学校側も、基地との接し方を再考する必要があります。

(竹下岳)