昨日は、いっせい宣伝デー。あいにくのひどい雨でしたが、山田かずお福井選挙区予定候補とともに、福井市内を宣伝しました。私からも、開会した県議会での西川知事の強烈な原発推進演説や賃金削減問題を紹介し、「原発ゼロで安心できる日本と福井を」「賃下げではなく、賃上げで経済成長を」などを訴えました。
午後は、質問準備の予定でしたが取材などが入り思うようにすすみません。
しかし、マスコミの方からも「今回は共産党、チャンスですね」と言われました。別の方からも「共産党こそ愛国者」と激励。ガンバリマス。
自民党の高市政調会長が、「原発事故で死者はない」発言で謝罪しました。
しかし、安倍総理から叱責されての撤回・謝罪であり、役職も辞めていません。
安倍政権の「女性戦術」が早くもつまずいたようです。
問題は、このような人物が自民党の政策中枢であり、原発再稼働・海外輸出を推し進めようとしていることです。
赤旗も書いているように「原発再稼働しか目に入らず、原発事故関連死が相次ぐ現実を見ないものだ。いまなお避難生活を強いられ、放射線への不安にさいなまれる被災者の日々に心を寄せない発言は、再稼働を狙い原発輸出に熱中する自民党政治の本音ともいえる」ものです。
背景には「死者もいない事故だから」という福島原発事故の異質な危険を捉えていない浅薄さがあるのです。だから、官房長官ですら問題視しなかったのです。
今朝の報道では大きく、大飯原発について、「重大問題なし。運転継続へ」の記事。
このような原発にしがみつく政治は、福島県民はもとより、国民もたまったものではありません。
以下、関連報道。
■読売・・・高市政調会長、原発死者なし発言を撤回・謝罪
自民党の高市政調会長は19日、「東京電力福島第一原発事故によって死亡者は出ていない」と述べた自らの発言について、謝罪、撤回した。
「私の発言の一部が報道されたことで大変悔しい思いをされた方や悲しい思いをされた方に、心からおわびを申し上げる」とし、「私が申し上げた、エネルギーに関する全ての発言を撤回する」と述べた。党本部で記者団に語った。
菅官房長官は19日の記者会見で、外遊中の安倍首相から「発言に注意し、政調会長の職務に専念してほしい」と伝えるよう指示があったことを明らかにした。
高市氏の発言を巡っては、与野党から批判が相次ぎ、自民党福島県連が同日、高市氏に発言撤回と県民への謝罪を求める抗議文を党本部に提出していた。
(2013年6月19日18時01分 読売新聞)
■「原発事故死者ない」発言、自民福島県連が抗議
自民党の高市政調会長が「東京電力福島第一原発事故によって死亡者は出ていない」と述べた発言について、自民党福島県連は19日、高市氏に発言撤回と県民への謝罪を求める抗議文を党本部に提出した。
抗議文は「原発事故の影響による過酷な避難で亡くなられた方や自殺をされた方など、現在1400名を超える災害関連死が認定されている。発言は現状認識に乏しく、県民への配慮も無い、不適切なもので、強い憤りを感じる」などと批判している。
(2013年6月19日13時23分 読売新聞)
■赤旗・・・自民・高市政調会長が暴言 政権党幹部の資格なし 市田氏批判
日本共産党の市田忠義書記局長は18日、東京都大田区での街頭演説で、自民党の高市早苗政調会長が17日の兵庫県内での講演で、「福島原発事故でも死亡者が出ていない」と述べ原発再稼働に理解を求めたことにたいし、「福島県民の前でそんな言葉をいえるのか。政権党幹部としての資格はない。これは安倍政権全体の問題だ」と批判し、「大飯原発を止め、すべての原発の再稼働をやめて廃炉に踏み出すことこそ、最も求められている政治的決断だ」と強調しました。
市田氏は、「『日本では原発の過酷事故は絶対おこらないから大丈夫だ』と、安全神話を振りまき続けてきたのがかつての自公政権だ」と指摘。その自公政権が「福島原発事故によってふるさとを追われた15万人もの人たちの苦悩を尻目に、『今度は世界最高の安全基準をつくるから大丈夫だ』といって、しゃにむに再稼働だ、原発輸出だと暴走に暴走を重ねている。死の灰の商人そのものではないか」と批判しました。・・・・
午後は、質問準備の予定でしたが取材などが入り思うようにすすみません。
しかし、マスコミの方からも「今回は共産党、チャンスですね」と言われました。別の方からも「共産党こそ愛国者」と激励。ガンバリマス。
自民党の高市政調会長が、「原発事故で死者はない」発言で謝罪しました。
しかし、安倍総理から叱責されての撤回・謝罪であり、役職も辞めていません。
安倍政権の「女性戦術」が早くもつまずいたようです。
問題は、このような人物が自民党の政策中枢であり、原発再稼働・海外輸出を推し進めようとしていることです。
赤旗も書いているように「原発再稼働しか目に入らず、原発事故関連死が相次ぐ現実を見ないものだ。いまなお避難生活を強いられ、放射線への不安にさいなまれる被災者の日々に心を寄せない発言は、再稼働を狙い原発輸出に熱中する自民党政治の本音ともいえる」ものです。
背景には「死者もいない事故だから」という福島原発事故の異質な危険を捉えていない浅薄さがあるのです。だから、官房長官ですら問題視しなかったのです。
今朝の報道では大きく、大飯原発について、「重大問題なし。運転継続へ」の記事。
このような原発にしがみつく政治は、福島県民はもとより、国民もたまったものではありません。
以下、関連報道。
■読売・・・高市政調会長、原発死者なし発言を撤回・謝罪
自民党の高市政調会長は19日、「東京電力福島第一原発事故によって死亡者は出ていない」と述べた自らの発言について、謝罪、撤回した。
「私の発言の一部が報道されたことで大変悔しい思いをされた方や悲しい思いをされた方に、心からおわびを申し上げる」とし、「私が申し上げた、エネルギーに関する全ての発言を撤回する」と述べた。党本部で記者団に語った。
菅官房長官は19日の記者会見で、外遊中の安倍首相から「発言に注意し、政調会長の職務に専念してほしい」と伝えるよう指示があったことを明らかにした。
高市氏の発言を巡っては、与野党から批判が相次ぎ、自民党福島県連が同日、高市氏に発言撤回と県民への謝罪を求める抗議文を党本部に提出していた。
(2013年6月19日18時01分 読売新聞)
■「原発事故死者ない」発言、自民福島県連が抗議
自民党の高市政調会長が「東京電力福島第一原発事故によって死亡者は出ていない」と述べた発言について、自民党福島県連は19日、高市氏に発言撤回と県民への謝罪を求める抗議文を党本部に提出した。
抗議文は「原発事故の影響による過酷な避難で亡くなられた方や自殺をされた方など、現在1400名を超える災害関連死が認定されている。発言は現状認識に乏しく、県民への配慮も無い、不適切なもので、強い憤りを感じる」などと批判している。
(2013年6月19日13時23分 読売新聞)
■赤旗・・・自民・高市政調会長が暴言 政権党幹部の資格なし 市田氏批判
日本共産党の市田忠義書記局長は18日、東京都大田区での街頭演説で、自民党の高市早苗政調会長が17日の兵庫県内での講演で、「福島原発事故でも死亡者が出ていない」と述べ原発再稼働に理解を求めたことにたいし、「福島県民の前でそんな言葉をいえるのか。政権党幹部としての資格はない。これは安倍政権全体の問題だ」と批判し、「大飯原発を止め、すべての原発の再稼働をやめて廃炉に踏み出すことこそ、最も求められている政治的決断だ」と強調しました。
市田氏は、「『日本では原発の過酷事故は絶対おこらないから大丈夫だ』と、安全神話を振りまき続けてきたのがかつての自公政権だ」と指摘。その自公政権が「福島原発事故によってふるさとを追われた15万人もの人たちの苦悩を尻目に、『今度は世界最高の安全基準をつくるから大丈夫だ』といって、しゃにむに再稼働だ、原発輸出だと暴走に暴走を重ねている。死の灰の商人そのものではないか」と批判しました。・・・・