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霊山 七面山1

2014-07-23 | 登山
登山の前に、羽衣橋対岸にある白糸の滝と「お萬の方」像を見物へ お萬の方は、徳川家康公の側室
後に紀州徳川家の初代藩主と、水戸徳川家の初代藩主の母となった方で、熱心な法華経信者だったそうです
そして 当時「女性が登るとお山の空気がけがれる」といわれ、女人禁制となっていた七面山に登り
その禁制を解いたことで知られています お萬の方の偉業に感謝しつつ 出発です!!



 

一丁目 登り始める前に 前方から太鼓とお題目が聞こえてきました 唱太鼓を手にした信徒の方々



表参道ルート 羽衣エリアから、山頂の敬慎院まで標高差1200mを登ります



7~8年前に登ったことあるけれど 今回は キツイんです 前回は「南無妙~法蓮華経~」
信徒の方と一緒だったから 流れで登ってしまったけれど・・・



登山口から七面山頂までの道のりは、「五十丁」と表現され、一丁ごとに置かれた石燈籠の道標
「今二十五丁目…まだまだだ…」などと・・・

 

やっと…やっと…! 参道が四十五丁あたりから開けていき、眼前に和光門が現れます



ここから山頂にかけての地域は、七面大明神がまします神域といわれ







さらに裏参道方面へしばらく歩き、奥之院に到着。ここには巨大な石「影嚮石(ようごうせき)」
影嚮石の周りを唱題しながら7周り半すると、ご利益があるんだそうです 

 

でも・・・ やっと奥ノ院に着いたということで 



夕食は 魚介 肉なし 塩気がうれしいお味噌汁とご飯 煮物や酢の物など
そして お酒がついているんです! アルコールが疲れた体をあたためてくれ



食事の後は 夕勤に参加です 夕勤の前に行われたのが「ご開帳」 
ここまで登ってきた者のみが、七面山大明神の像を拝むことができます 密やかな雰囲気の中でのご対面

続いて、「七面大明神」と書かれた大きな提灯と大太鼓の音が堂内いっぱいに響きます
前回は信徒の方が多かったので もう退散でしたが 今回は我々だけ 足がしびれないように
座椅子を使って なんとか しっかりと夕勤 ・で・し・た・