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The Evolution of Perfection Dura-ace 7900 シリーズ

2008年06月03日 | チャリンコ @ 東京cleri
ついに“SHIMANO”の最上位コンポーネントが、“Dura-ace 7900”として,、今年の12月に生まれ変わります(現行モデルは7800シリーズです)
今回は“SHIMANO”のHP画像をもとに、各コンポーネントの特徴を紹介していこうと思います(現行モデルとの重量の比較もしてみましょう)。


ST-7900:デュアルコントロールレバー

まずは、コンポーネントの要ともいえる“デュアルコントロールレバー”から見ていきましょう。
形状はこれまでのボテッとした大柄なものから、エルゴノミックな形状で長時間のライディングでもストレスを最小限に抑えることができる、SRAMのコントロールレバーのようなシャープな形状になり、モデル初となる“カーボンブレーキレバー”を採用することで、これまでよりも大幅な軽量化が図られました。

さらに“リーチアジャスト・メカニズム”によりライダーの手に合ったシフト&ブレーキポジションの調整が可能となり、ピボットを近づけることによりブラケット上部からブレーキレバーに届きやすくブレーキのコントロール性が向上しました。
またフッ素コーティングが施された“インナーケーブル”により、メンテナンス性の向上、変速のスムーズさを長期間維持するほか、シフトケーブルを内蔵式にすることでより軽いハンドリングも実現しました

新しくなった“Flight Deck”にも対応し、ブラケットの段数センサーを無線ユニット化することでシンプルなケーブル配線、容易なセッティングが出来るようになりました。
左右ペアの平均重量は378.5g(現行モデル420g)。


FC-7900/FC-7950:HOLLOWTECH II クランクセット

強度を保ちつつ軽量化と20%もの剛性アップを果たし、高剛性ペダリング、優れたペダリングパワーの伝達によりペダリング時のたわみを約20%軽減、飛躍的にパワー伝達効率が向上した究極のアルミクランクセットです(ここではカーボンは一切使用しませんでしたねぇ)。
また超肉薄スティールのBBシャフトに、全体的な軽量化が図られています。
170mm, BB含む平均重量:725.0g(現行モデル740g)。


BR-7900:デュアルピボット・キャリパーブレーキ
“スプリングテンション・アジャスター”が付き、好みに合わせたレバータッチに調整可能、ブレーキアーチ比を改善し、より素早いレスポンスを獲得すると共に、新配合ブレーキシューを採用することで、雨天時を含め制動力を向上しました(ウェット210%、ドライ120%)
また、摩耗量も1/2になり、悪天候時のブレーキストローク変化を最小限に抑え、制動力も向上することができました。
前後セット平均重量:293.3g(現行モデル314g)


FD-7900:フロントディレイラー
バネ力を最適化し、シフトダウン操作が軽くなり、よりスムーズな変速が可能となりました。
平均重量:67.0g(現行モデル79g)


RD-7900:リアディレイラー
“デュアルコントロールレバー”同様、カーボン・プーリープレートを採用、ケーブルの引き方を改善し変速のアジャスト幅が拡大、外的要因の影響を受けにくくなり、安定した変速を実現しました。
平均重量:166.0g(現行モデル180g)


CS-7900:カセットスプロケット
軽量・高剛性カセットスパイダー。
平均重量:163.2g (現行モデル173g)

総重量1793gとなり、現行モデルの1906gより113gの軽減を図りました。
7900シリーズからデュアルコントロールレバーとRDにカーボンが採用されましたが、他社モデルがカーボンを多用する昨今、“SHIMANO”は軽量化と耐久性、メンテナンス性などを研究、考慮して、最適なコンポーネントのみにカーボンを採用することを決断したのではないでしょうか(他社に比べて重量的にはまだまだ不利ですが、その分それを補う技術が“SHIMANO”にはありますからねぇ)。



やっぱり気になるのはデザインも一新した“デュアルコントロールレバー”ですねぇ
早く発売にならないでしょうか、楽しみです。

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