かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

コロッケぷんぷん

2018年03月08日 08時02分13秒 | みゆみゆとの生活
病み上がり明けから、まだ元気のない感じが続いているそうちゃん。
食欲も少なめで、体重がまた減ってしまったので心配。
けど、帰宅後のテンションは高めになってきて、徐々に普段通りのそうちゃんが帰って来つつあります。

それにしても、なんか賢くなってきたのよ。
親ばかですが。
熱が出て、ワンステップ上がったみたいに。
どっか脳の回路でもつながったか?

夕食後のひととき、字を書いて遊ぶとか。

どうしてまった。

書いてるのは、
「げんじパイ いかがですか」
源氏パイ、そうちゃんの好物だけど、ポロポロこぼれるのであまり与えていなかった。
買ってくることにしましょうね。


これはちょっと読める。
「コロッケ いかがですか」

字を教えようと、学校やデイや家などあちこちで「なぞり書き」を練習させたおかげで、
自分で書いた後も必ず一度なぞりたいというパターンができてしまった。
なので、読みにくい・・・

とっても楽しそうにブツブツつぶやきながら、10枚くらい書いていた。
いいね~。
かーちゃんが相手をしてやらない、というのがいい結果を生むこともある。
やってもらえなきゃ、自分でやるしかないから。
そうちゃんにとって、「一人の余暇タイムをどう過ごすか」は大きな課題なので、いいアイテムできたなーと思う。
うん。紙をいっぱい買ってこよう。

そうちゃんの独り言は食べ物がらみが多い。
今は「コロッケ」と「ブロンコビリー」「サイゼリヤ」が頻出単語。
「源氏パイ」は久々だったな。

昨日、途中から何か不機嫌スイッチが入って、大声で叫び出したんだけど、
しばらく放って置いたら自分に言い聞かせるようにこうつぶやきながら我慢していた。

「コロッケ ぷんぷんしました げんじパイ コラーっといいました

エンドレス。
食べ物擬人化。
物語風になっている。
かわいい。
そうやって、怒りや悲しみの感情を吐き出そうとしているのね。
思わず笑ってしまって、「なんか悲しい気持ちになったんだね。」と声を掛け、それからお風呂に入れました。

そんなそうちゃん。
今日は小学部最後の登校日です。
明日はとうとう卒業式。
早いな、とは思わない。
長い長い、小学校時代でした。

晴れるといいな

コメントを投稿