みゆみゆ合宿から帰る

今日は、台風一過の快晴。
我が家は昨日の静けさから打って変わって、
かなりにぎやかな夜です。

1泊の出張から夫が帰ってきたら、そうちゃんはベタベタに甘えて。
「おとうさんと　ねるー」
なんだよ。
昨日も一昨日も、かーちゃん、かーちゃんだったのに。
（ちょいジェラシー。）
「お母さんと寝ようよ。」と誘ってみたら、
「おかあさん　きらい」と言われてしまった。
そんなこと言えるようになっちゃったか～。

残る私は、2泊3日の合宿から帰宅したみゆみゆのお相手。
荷物をすぐに片付けなさい、とか、
合宿でどんなことしてきたの？とか、
ま、うるさい親ですわ
構いたいのよ、みゆみゆを。
そしてうるさがられる。
すると、「やることやってから言い返しなさいよー」って、腹が立つ。
典型例だな。この時期の母子の。

みゆみゆが行ってきたのは、「夢のたまご塾」という中高生向きのセミナー。
学校の先生と友達に誘われて、「面白そう～」と飛騨古川まで出かけていきました。
ノーベル賞の梶田先生を始め、いろんな分野の先生の講演が朝から晩まで。
しかも夜も。
大丈夫かな？と思ったけど、そこは我らがみゆみゆ、楽しんで帰ってきました。

撮ってきた写真を1枚。


地下1000メートルで、寒いんだってさ。
なんかホラーな感じの写真だね。

大型低温重力波望遠鏡、ＫＡＧＲＡ（かぐら）の建設予定地、
を見学してきたそうです。
カムランド、も見てきたらしい。
スーパーカミオカンデは中には入れず入り口までは行ったんだって。

みゆみゆさん、カムランドって何？
なんか楽しそう。
歯のテーマパークみたい。
「噛むランド」なんちゃって。

と言ったら、笑ってくれてから、
「カムランドは、反ニュートリノ検出施設だよ。」と教えてくれた。
なんじゃそりゃ。

わからん世界があるものだ、世の中には。
ニュートリノって、めちゃめちゃ小さくて、
何でも通り抜けられて、
そこいらじゅうにあるもの、
だそうな。
なんでそんなものが検出できるのに、「てんかん」の解明はイマイチ進んでないんだろう。
とか思う。

みゆみゆさん、将来はその方向に進むの？素粒子物理学者？と一応聞いてみたら、
「いや、それはないな。難しそう。それよりは生物学が面白そうだなーって思った。」だって。
そうか、そうなのか。
（世界の最先端施設、見学してきたのに。）

確かに、理科と数学が苦手すぎるしね・・・。
ま、ゆっくり考えよ。
将来のことは。
私はみゆみゆを通じて知らない世界をほんの少し知れて、よかったよ

合宿では、他にも、
「宇宙と命」を話されたお坊さんとか、
「学芸員の仕事」の話とか、
ともかく盛りだくさんだったみたいです。
あまり話してくれないので詳細はわかりませんが。
柔らかい頭で、いっぱい吸収してね。

そして、部屋を片付けて、宿題をやるのじゃぞ